格安SIM（MVNO）で無料通話付きの事業者はある？

無料通話がついてくる格安SIM（MVNO）ってあるの？

「毎月のスマホ料金を節約したい」という人にとって格安SIM（MVNO）は、まっ先に思い浮かぶ節約方法です。
格安SIM（MVNO）事業者は数百社とあり、その中から自分に合った事業者を見つける必要があります。
LINEでの通話だけでなく、通常の電話発信をする人にとって、無料通話付きの格安SIM（MVNO）事業者があるか気になると思います。
本記事では、無料通話付きの格安SIM（MVNO）事業者があるかについて解説。格安SIMで通話料を安くする方法も紹介しています。

無料通話付きプランのある格安SIM（MVNO）事業者は「OCNモバイルONE」のみ

NTTグループのOCNモバイルONEには、10分相当の音声通話無料がついてくるプランが用意されています。
OCNモバイルONEの料金プランを、以下の表にまとめました。

表のように、500MBプランなら最大10分相当の無料通話がついてきます。
500MBプラン以外は30秒11円（税込）での通話料が発生。500MBプランで無料通話分を使い切った場合、他プランと同様に30秒11円（税込）の通話料が発生します。
プラン料金と無料通話がパッケージされたプランは、格安SIM（MVNO）事業者だと現状OCNモバイルONEのみが提供しています。

OCNモバイルONE公式サイト：https://service.ocn.ne.jp/mobile/

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専用アプリ経由の通話で国内通話無料「楽天モバイル」

格安SIMではありませんが、第4のキャリア「楽天モバイル」は、専用アプリを経由することで国内通話を無料でかけることが可能です。

料金プランは「Rakuten UN-LIMIT」の1プランのみ。現在は「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」が提供されています。
使ったデータ量に応じて料金が変動する段階制プランが特徴です。
前述のように、専用アプリ「Rakuten Link」を経由すると国内通話が無料。通常の国内通話は30秒22円（税込）となります。
国内通話を中心によくかけるなら、楽天モバイルだと通話時間と通話料金を気にせずかけることができます。
データ通信を3GBに未満だと1,078円（税込）からなので、電話も合わせて使うという人にはお得感のある事業者といえるでしょう。
ただし楽天モバイルはデメリットも多く、お世辞にも使い勝手がいいとは言えないのが現状です。
契約する前に、楽天モバイルのメリット・デメリットをよく把握しておくようにしましょう。

楽天モバイル公式サイト：https://mobile.rakuten.co.jp/

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格安SIMで通話料を安くするならかけ放題オプションも検討したい

無料通話がプラン料金に含まれているのはOCNモバイルONEだけですが、格安SIM（MVNO）事業者ではかけ放題オプションが用意。格安SIM（MVNO）事業者ごとに国内通話5分、10分かけ放題など、いろいろなオプションを選ぶことができます。
オプションなので別途申込みと月額料金は発生してしまいますが、格安SIM（MVNO）事業者の選択肢が一気に広がるはずです。
ここからは、かけ放題オプションを提供する格安SIM（MVNO）事業者の中から代表的な3社をまとめていきます。

長期的なファンを増やす格安SIMの老舗「IIJmio」

IIJmioは、法人向けのMVNOサービスからスタートし、後に個人向けのMVNOサービスを展開。格安SIMの老舗とも呼ばれている事業者です。
IIJmioでは以下のかけ放題オプションが用意されています。

通話定額5分＋と通話定額10分＋は、それぞれ時間内の通話が定額でかけ放題になるオプションです。
1回あたりの通話で時間を超過した場合、30秒11円（税込）の料金が発生。時間を気にせず電話をかけたいという人は、国内通話が無制限でかけ放題の「かけ放題＋」もおすすめです。

IIJmioでは2GB～20GBまでの5プランが提供されています。
たとえば2GBプランと通話定額5分＋を申し込んだ場合、月額料金は1,350円（税込）からとなります。

IIJmio公式サイト：https://www.iijmio.jp/

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インターネットイニシアティブが運営するIIJmioは、ドコモ・au回線のマルチキャリアに対応するMVNOサービスです。本記事では、IIJmioのサービス概要などをまとめてIIJmioを評価。実際にIIJmioを使って感じたメリットやデメリットも解説していきます。

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かける頻度で選べる3種類のかけ放題オプション「OCNモバイルONE」

前項で紹介したOCNモバイルONEでも、かけ放題オプションが3種類提供されています。

かけ放題オプションの中でも、トップ3かけ放題が特徴的です。
トップ3かけ放題は、その月にもっとも通話時間の長い上位3番号を自動で判定。その番号がかけ放題対象となる仕組みです。
よくかける番号が決まっているという人は、トップ3かけ放題を選ぶといいでしょう。
上位3番号以外の電話番号は、30秒11円（税込）となります。

たとえばOCNモバイルONEで3GBプランを契約し、10分かけ放題をつけた場合、月額料金は月額1,925円（税込）からとなります。
OCNモバイルONEは、6GBと10GBプランが他社と比べて若干割高な印象なので、契約前によく調べておきたいところです。

OCNモバイルONE公式サイト：https://service.ocn.ne.jp/mobile/

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かけ放題オプションがMVNO最安値クラス「mineo」

mineoでは10分かけ放題と時間無制限かけ放題の2種類を提供。どちらも国内通話を対象としています。

オプション料金は今回紹介している事業者の中でも安めに設定されています。
通話専用アプリ不要でオプションが適用されるため、OS標準の通話アプリから通話しても安心です。
10分かけ放題の場合、10分超過後は30秒11円（税込）の通話料が発生します。

かけ放題オプションこそMVNOでは最安値クラスですが、プラン料金が他社と比べて割高となっています。
それでもmineoを選ぶユーザーが多い理由は、ユーザー同士の繋がりを意識した独自のサービスを提供しているからです。
たとえば、パケットをユーザー同士で分け合える「フリータンク」やコミュニティサイト「マイネ王」などが挙げられます。
他にも、データ通信を控えることで特典がもらえる「ゆずるね。」サービスなど、他のMVNOではおこなわれていない独自サービスが充実しています。

mineo公式サイト：https://mineo.jp/

格安SIMのIIJmioとmineoを比較

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