AQUOS wishを販売する格安SIM(MVNO)事業者まとめ。SIMカードとセットで購入するならどこが最安値なのか、事業者ごとのサービスの特徴も解説。

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シャープの「AQUOS wish(アクオス ウィッシュ)」は、ライトユーザー向けのAndroidスマホです。
大手キャリアで購入できることはもちろん、格安SIM(MVNO)事業者でも販売をしています。
今回は格安SIM(MVNO)で購入を検討している人向けに、各事業者での販売価格や事業者ごとの特徴をまとめていきます。
目次
AQUOS wishを販売する格安SIM(MVNO)事業者一覧
まず、AQUOS wishを販売している格安SIM(MVNO)事業者の販売価格を一覧表にまとめました。
MVNO事業者 | AQUOS wish価格 |
IIJmio | 一括:28,480円 分割:1,188円(24回) ↓MNPキャンペーン価格5/31まで 一括:6,980円 分割:291円(24回) |
OCNモバイルONE![]() | 一括:22,220円 |
BIGLOBEモバイル | 分割:1,078円(24回) |
mineo | 一括:32,736円 分割:1,364円(24回) |
*端末価格は本記事掲載時点の価格です。 *在庫状況や最新価格については、各事業者の製品ページをご確認ください。 |
AQUOS wishは格安SIM(MVNO)事業者ごとで端末価格にかなりばらつきがあります。
通常価格最安値はOCNモバイルONEで、次がIIJmioとなります。
BIGLOBEモバイルは一括払いに対応しておらず、OCNモバイルONEは一括払いのみです。
3万円前後で購入できる格安スマホという位置づけなので、支払い方法についてはそこまでこだわらなくてもいいでしょう。
AQUOS wishを購入するならどこの格安SIM(MVNO)事業者がいい?
AQUOS wishを販売している格安SIM(MVNO)事業者から、どこで購入をして回線の契約をすればいいのか、初心者の人は迷うと思います。
基本的に格安SIMも電話やネットが使えるという点では大手キャリアと同じです。
料金プランやサービス面でばらつきがあるため、自分の使い方に合いそうな格安SIM(MVNO)事業者を選ぶといいでしょう。
MVNO初心者でも使いやすい「OCNモバイルONE」
OCNモバイルONEは、NTTグループが提供する格安SIM(MVNO)サービスです。
NTTドコモのエコノミーMVNOとしても提案されており、500MB~10GBまでの5プランを提供しています。
光回線などの固定回線を自宅で使っていてスマホはWi-Fi接続がメインという人、そこまで毎月データ通信を使っていないライトユーザーには最適な格安SIM(MVNO)事業者となっています。
5Gオプションも無料で提供しており、5Gエリア内で5G通信も可能です(5G対応端末利用時)。
また、格安SIM(MVNO)事業者としては端末を最安値クラスで販売していることも特徴。音声通話SIMと同時申込みで、新しいSIMフリースマホを特別価格で購入することができます。
料金プラン | 月額料金 |
500MB | 税込550円~ |
1GB | 税込770円~ |
3GB | 税込990円~ |
6GB | 税込1,320円~ |
10GB | 税込1,760円~ |
*500MBプランには最大10分間の無料通話つき *音声通話SIMの月額料金です *ドコモ回線のみ提供 |
NTTグループMVNOサービスなので、当然ドコモ回線での通信となります。
ただし、あくまでもMVNOなので通信速度はメインブランドより下がります。
たとえば、職場で12時の昼休憩にHD画質の動画を見て過ごすといった使い方は難しいかもしれません。
OCNモバイルONE公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
安定したサービスでファンも多い「IIJmio」
インターネットイニシアティブが提供するIIJmioは、ドコモ回線とau回線から選べるマルチキャリア対応の格安SIM(MVNO)サービスです。
eSIMの提供や5Gデータ通信にも対応。格安SIM(MVNO)事業者として取扱いするスマホの機種数は最多であることが特徴です。
キャンペーンなどを利用すれば端末価格も比較的安くなっており、はじめての格安SIMにも最適です。
また、IIJmioのエンジニアや広報を集めて一般ユーザーにも公開される「IIJmioミーティング」といったイベントが開催されることも特徴。技術的な話やIIJmioとMVNOのこれからの展望など、普段聞けない話で知識を深めることができ、根強いファンを多く育てています。
音声通話SIM | 月額料金 |
2GB | 税込850円~ |
4GB | 税込990円~ |
8GB | 税込1,500円~ |
15GB | 税込1,800円~ |
20GB | 税込2,000円~ |
*ドコモ・au回線で月額料金は共通 |
2GBと4GBプランが1,000円を切る料金で提供されており、お得感があります。
他の格安SIM(MVNO)事業者で良く提供されている3GBはありませんが、ほとんど同じ料金で4GBプランを提供されていることに注目です。
3GBじゃ足りるか不安、もう一段階上のプランだと今度はあまり過ぎてしまいそうという人にとって、月4GBというデータ容量はコスパも良く絶妙なプランだと思います。
IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/
選びやすい3プラン、対象アプリの通信量をカットするエンタメフリー・オプションが特徴「BIGLOBEモバイル」
BIGLOBEモバイルは、インタネットプロバイダーでおなじみBIGLOBEが提供する格安SIM(MVNO)サービスです。
音声通話SIMは1GB・3GB・6GBの選びやすい3プランを用意。対象アプリの通信量がカットされる「エンタメフリー・オプション」を提供していることが特徴です。
音声通話SIM | 月額料金 |
1GB | 税込1,078円~ |
3GB | 税込1,320円~ |
6GB | 税込1,870円~ |
*ドコモ・au回線で月額料金は共通 *2022年5月時点でドコモ回線のみ5G通信対応 |
前述のようにメインプランは1GB・3GB・6GBの3プラン。12GB・20GBの中容量帯、30GBの大容量プランも用意されていますが、料金としては他の事業者よりも割高な印象です。
エンタメフリー・オプションは音声通話SIMなら月額308円(税込)で加入ができます。
初回申込なら最大6ヶ月間無料キャンペーンが適用されることもあるので、回線契約時に申し込むといいでしょう。
YouTubeやAbemaといった動画サービス、SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービス、電子書籍などがエンタメフリー・オプション対象サービスとなっています。
BIGLOBEモバイル公式サイト:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/
ユーザー同士の繋がりが強く、トリプルキャリア対応の「mineo」
オプテージが提供するmineoは、ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアに対応していることが特徴の格安SIM(MVNO)サービスです。
スマホの操作などで困った時にユーザー同士で解決する「マイネ王」はじめ、データ容量を分け合ったりと、ユーザー同士の繋がりが強いことも特徴です。
mineo料金プラン | 月額料金 |
1GB | 税込1,298円~ |
5GB | 税込1,518円~ |
10GB | 税込1,958円~ |
20GB | 税込2,178円~ |
*音声通話SIMの月額料金です *ドコモ、au、ソフトバンクの3回線を提供 |
mineoでは1GB~20GBまでの4プランを用意。ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるトリプルキャリアに対応します。
回線による価格の違いはなく、どの回線を選んでも同じ価格です。
1GBと5GBの中間プランを提供していないことが弱点といえます。
月額料金は少し割高な印象ですが、キャンペーン期間とタイミングが合えば月額料金の割引が適用されることもあります。
mineo公式サイト:https://mineo.jp/
AQUOS wishのスペックや特徴

Image:SHARP
AQUOS wishは2022年1月に発売したシャープの秋冬モデルです。
5G通信に対応しており、防水や防塵、おサイフケータイを搭載しています。
CPUはSnapdragon 480 5Gとメモリ4GBの組み合わせ。ストレージは64GBで、1TBまでのmicroSDカードをサポートします。
Snapdragon400番代を採用したエントリーモデルとなっているため、処理の重い3Dゲームアプリには向きません。
LINEやネットなど、普段使いなら十分なレスポンスを発揮するでしょう。
メインカメラは1,300万画素で、超広角レンズや望遠レンズは搭載しません。
その分、誰でもシンプルに撮影することができ、日常の写真なら満足はできそうです。
もっとも、カメラにこだわりがあるなら別の端末を選ぶといいでしょう。
Android OSはバージョン11をプリインストール。2年間のOSバージョンアップデートが約束されており、2022年に発売した端末なので長く使っていける端末といえます。