
2026年現在の楽天モバイルユーザーが契約しているプランは、「Rakuten最強プラン」「Rakuten最強U-NEXT」のいずれかです。
楽天モバイルは2022年7月以前のように、回線を0円で維持はできませんが、楽天モバイルならではの特徴的なサービスや特典があります。
本記事では楽天モバイルの解約を検討している人向けに、解約後のメリットやデメリットを解説します。
2026年7月現在、楽天モバイルの0円維持は不可能
まず、楽天モバイルの正式サービス開始当初ならできた回線0円維持は不可能です。楽天モバイルが0円維持できたのは、「Rakuten UN-LIMIT」と呼ばれるプランが提供されていた期間だけです。
現在は「Rakuten最強プラン」と「Rakuten最強U-NEXT」を提供しており、Rakuten最強プランだと月額1,078円からとなります。Rakuten最強U-NEXTはデータ使い放題で動画配信サービスU-NEXTがバンドルされたプランで、月額4,378円の固定です(通話料やオプション料金は別)。
楽天モバイルを解約するとどういうデメリットがあるか
楽天モバイルを解約するとどういうデメリットがあるかについてまとめました。
楽天市場のSPU倍率が下がる

楽天モバイル契約中は、特典として楽天市場のSPU倍率が+4倍になります。基本倍率と合わせただけでも5倍になり、SPU倍率の恩恵は大きいです。
当然ですが、楽天市場でよく買い物する人は、楽天モバイルの解約によりSPU+4倍がなくなります。逆に楽天市場をあまり使わないという人であれば、とくに気にしなくてもいいでしょう。
Rakuten Link(楽天リンク)の無料通話が使えなくなる
楽天モバイルを解約すると、Rakuten Link(楽天リンク)による国内通話無料が使えなくなります。Rakuten Linkで国内通話を頻繁に使っていたという人は注意が必要です。
楽天モバイルから格安SIMに乗り換えを検討する人は、国内通話5分間かけ放題や完全かけ放題といったかけ放題オプションを利用することで通話料を抑えられます。かけ放題オプションを組み合わせた月額料金は安くても1,200円くらいと思ってください。
楽メール(キャリアメール)が使えなくなる

Rakuten Linkから使える楽メールは、楽天モバイルのキャリアメールです。楽天モバイルを解約する楽メールも使えなくなります。
楽メールは手続きをすれば楽天モバイル解約後も利用可能です。楽天モバイル解約後、31日以内に継続利用の申し込みが必要で、月額330円の利用料が発生します。持ち運びサービスの月額330円も、1年間使うと総額3,960円となるので積み重なればコスト面での負担に感じるかもしれません。
持ち運びサービスは数ヶ月の利用とし、Gmailなどのフリーメールの乗り換えがおすすめです。
Rakuten Driveが基本容量に戻る

楽天モバイルの特典で、オンラインストレージのRakuten Driveの容量が50GBになります。楽天モバイルを解約すると、基本容量である10GBに戻ります。Rakuten Driveで10GB以上の容量を使っている人は、データを削除したり、他のオンラインストレージへデータを移動させてください。
データ無制限ではなくなる
楽天モバイルは20GBを超えた月の料金は3,278円となり、20GB以降のデータ容量は無制限となります。データを使い過ぎても料金が固定され、データ容量が多い月も安心です。
楽天モバイルから格安SIMに乗り換えを検討している人は要注意。というのも、データ無制限を提供している格安SIM(MVNO)事業者は限られています。
MNOならではの高速な通信速度でデータ無制限、さらに月額3,278円という安価な料金は楽天モバイル最大の強みです。解約することで、データ無制限の恩恵がなくなるのが大きなデメリットといえます。乗り換えによって、楽天モバイルよりも通信速度が遅くなる可能性があることも懸念材料です。
楽天モバイルを解約(乗り換え)で発生するメリット
楽天モバイルを解約すると、最終月の料金などを支払って終了です。ここでは楽天モバイルから他社に乗り換えて発生するメリットを解説します。
乗り換えで月額料金が安くなる可能性がある
楽天モバイルの主な支払いパターンは、1,078円(3GBまで)、2,178円(3GB~20GBまで)、3,278円(20GB以降ギガ無制限)です。
格安SIM(MVNO)に乗り換えをすると、月額料金が下がる可能性があります。具体的には、3GB~20GBまでの中間あたりのデータ量の人が安くなる可能性が高いです。
例として、以下のIIJmioの料金を確認してみてください。
| IIJmio音声SIMプラン | 月額料金 |
|---|---|
| 2GB | 850円~ |
| 5GB | 950円~ |
| 10GB | 1,400円~ |
| 15GB | 1,600円~ |
| 25GB | 2,000円~ |
| 35GB | 2,400円~ |
| 45GB | 3,300円~ |
| 55GB | 3,900円~ |
| ※音声通話SIMの料金 ※ドコモ、au回線を提供 | |
楽天モバイルで毎月3GBを超えていても、20GBに到達しない人なら、IIJmioの5GB~15GBプランを選べば、月額料金を2,000円以下に抑えられます。5GBまでなら1,000円以下の950円です。さらに余ったデータ容量は翌月末まで繰り越しできるので、余ったデータ容量が無駄になりにくいです。
通信が安定する可能性がある
楽天モバイルはMNOで自社回線を用いており、エリアは広がっているものの、利用する地域によっては繋がりにくいと感じることもあります。
他社に乗り換えるとドコモ・au・ソフトバンクいずれかの回線を利用することになるため、結果として通信品質が回線されると可能性があります。
たとえば楽天モバイルに乗り換え前はドコモを利用していた人は、ドコモ系の回線を提供している格安SIM(MVNO)事業者が選択肢に入るでしょう。月額料金は上がってしまう可能性はあるものの、メインブランドに戻るというのも検討してください。
乗り換え(MNP)キャンペーンを利用できる
楽天モバイルから他社へ乗り換えする場合、乗り換えキャンペーンを活用したいところです。
よくある乗り換えキャンペーンのパターンは端末価格の割引や月額料金の割引です。とくに端末価格の割引は狙い目で、楽天モバイルを2~3年使っていた人は、新しい端末と一緒に心機一転できるチャンスともいえます。
キャンペーンは通信事業者によって異なるため、乗り換えを検討する通信事業者の情報をチェックしてみてください。
楽天モバイルから他社へ乗り換えする際の注意点
楽天モバイルから他社へ乗り換えする際に知っておきたい注意点をまとめました。思いがけない料金が請求されたなどのトラブルが起こらないよう、乗り換えの申し込み前にチェックしてください。
楽天モバイルの解約月の料金は満額で請求される
楽天モバイルの解約月の料金は日割り計算されず、使った分が請求されます。つまり解約月の前と同じように料金が請求されるということです。
たとえば月の中旬ごろに他社へ乗り換えし、使ったデータ容量が3GBまでなら、1,078円(通話料やオプション料金など別)の請求となります。加えて、乗り換え先の初月料金が発生します。ほとんどの事業者は初月の料金に日割り採用しているため、乗り換え先の初月料金の仕組みを乗り換え前にチェックしておきましょう。
楽天モバイルから他社に乗り換えすると、楽天モバイル解約月(最終月)の料金と乗り換え先の初月料金が請求されることになります。
楽天モバイルのキャンペーン(ポイント特典など)が受け取り済み確認する
他社から楽天モバイルに乗り換えした人は、初回のポイント特典などの対象になっている可能性があります。付与前に解約するとキャンペーンの対象外になるため、楽天ポイントを受け取っているか確認してください。
すでに楽天モバイルを利用して1年以上経過している人であれば、初回のポイント特典などのキャンペーンが受け取り済みになっている可能性が高いです。一応何かしらキャンペーンの受け取り漏れがないか確認しておくといいでしょう。
利用予定のスマホが乗り換え先で使えるか確認する
今使っているスマホを乗り換え先でそのまま使う場合、乗り換え先に対応する端末か確認してください。楽天モバイルで使えていても、乗り換え先だと対応していない可能性があります。
SIMフリーのiPhoneであればよほど世代が古くなければ使えると考えていいですが、念のために対応状況を調べておくのが得策です。Androidスマホはとくに注意が必要で、乗り換え先での対応状況は必ず確認しておきましょう。

