「月々のスマホ料金を安くしたい」そういう人におすすめな格安SIM。大手キャリアに月々7,000円以上支払っているのなら、格安SIMで月々5,000円以下にすることで年間24,000円以上も節約することが可能です。
LINEやSNS、ネット検索を利用するといった人なら、毎月のデータ利用量も1GB~10GB程度でいいかもしれません。
本記事では、ライトユーザー向けにおすすめな格安SIM(MVNO)事業者について紹介します。
*記事中の価格は特別な記載がない限り税込みです。
*記事中の価格にはユニバーサルサービス料などは含みません
目次
スマホを利用するライトユーザーとは
本記事におけるライトユーザーの定義は、毎月1GB未満~10GB程度のデータ容量を使っているという人、スマホのネットはWi-Fiメインというユーザーです。
電話も基本的にLINE通話を利用しており、通話料金もなるべく安くしたいユーザーのことを指しています。
電話については、よく電話をかけるから通話し放題のオプションが欲しいという人もいるでしょう。
各事業者で通話オプションが提供されているかについても解説しています。
ライトユーザー向き格安SIM(MVNO)事業者
数百とある格安SIM(MVNO)事業者は、それぞれ料金面やサービスに特徴があります。
月額料金やサービスなど自身の使い方とマッチしている格安SIM(MVNO)事業者を選ぶといいでしょう。
ファンがつくほどの人気の格安SIM(MVNO)事業者「IIJmio(アイアイジェイミオ)」
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、格安SIM(MVNO)ながらeSIMを提供したりと技術力の高さが特徴的なMVNO事業者。ユーザーと企業が交流するIIJmioミーティングを開催したりと、ファンがつくという珍しい格安SIM(MVNO)事業者です。
月額料金が安いことはもちろん、通話定額といったユーザーのニーズに合わせたオプションサービスも提供。契約時にスマホも一緒に購入することで端末価格が割引され、新しいスマホと一緒に格安SIMをはじめたいという人に選ばれています。
IIJmio料金プラン | 月額料金 |
2GB | 850円~ |
5GB | 990円~ |
10GB | 1,500円~ |
15GB | 1,800円~ |
20GB | 2,000円~ |
30GB | 2,700円~ |
40GB | 3,300円~ |
50GB | 3,900円~ |
備考 | ※料金は音声通話SIM(電話+SMS+ネット) ※ドコモ・au回線料金共通 |
IIJmioの料金プランをまとめました。
IIJmioでは、2~20GBのプランが一般的なプランとして提供しており、30GB以上を大容量プランとしてのくくりで提供しています。
2GBや5GBといったプランはお得感があり、あまりデータを使わないという人は2GBプランを選択するといいでしょう。
意外と2GBというプランが絶妙で、1GBじゃ少ないけど3GBは余り過ぎるという人にちょうど良いデータ容量となっています。
2GBプランでも余った場合は翌月までは自動でデータの繰り越しが可能。たとえば1GBしか使っていなければ、翌月に余った1GBを繰り越して3GBまで使うことができます。
また、通話定額オプションも提供されており、国内5分以内の通話かけ放題、国内10分以内の通話かけ放題、国内無制限のかけ放題3種類から選ぶことが可能。電話をよくかける人にも、かける時間に応じた通話定額オプションを選べることも特徴です。
IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/
幅広い料金プランが特徴「イオンモバイル」
イオングループのイオンモバイルは、1~200GBまで選べる料金プランの幅広さが特徴のMVNO事業者です。
1~10GBまでは1GB刻みで提供されており、データ容量をムダにしたくないという人に最適。もちろん、余ったデータ容量は翌月まで繰り越しができるので、データ容量が余った場合でも安心して利用ができます。
イオンモバイル料金プラン | 月額料金 |
0.5GB | 803円~ |
1GB | 858円~ |
2GB | 968円~ |
3GB | 1,078円~ |
4GB | 1,188円~ |
5GB | 1,298円~ |
6GB | 1,408円~ |
7GB | 1,518円~ |
8GB | 1,628円~ |
9GB | 1,738円~ |
10GB | 1,848円~ |
備考 | ※料金は音声通話SIM(電話+SMS+ネット) ※ドコモ・au回線料金共通 ※20GB以上の料金は公式サイトを参照 |
イオンモバイルの料金プランを0.5~10GBまでまとめました。
0.5GB(約500MB)まで使えるプランが最小量となっており、1GB以降は10GBまで1GB刻みで料金プランを選ぶことができます。
表には記載していませんが、20GBや30GBといった中容量から大容量の料金プランも用意。使い方に合わせてムダがない料金プランを選択することができます。
料金プラン自体多すぎて逆にどれを選べばいいか迷ってしまいがちですが、イオンモバイルでは2GBや3GBがライトユーザーに選ばれているようです。
もしも、3GBを選んで少ないと思えば4GBや5GBにプラン変更することも可能。逆に多すぎれば1GBや2GBにプラン変更をするといったこともできます。
プラン変更した場合、変更したプランは翌月から適用開始。たとえば9月に2GBから3GBに変更した場合、10月から3GBの料金プランが適用開始されます。
また、通話定額オプションも提供されており、国内5分以内の通話かけ放題、国内10分以内の通話かけ放題、国内フルかけ放題3種類から選ぶことが可能。電話をよくかける人にも、かける時間に応じた通話定額オプションをプランと組み合わせることができます。
イオンモバイル公式サイト:https://aeonmobile.jp/
LINEデータフリーが特徴「LINEMO(ラインモ)」
LINEMOは厳密にいえばMVNOではなく、MNOのオンライン専用プラン。MVNOであるLINEモバイルの後継サービスということもあり、今回はピックアップしています。
「格安SIMだと通信速度に不安がある」「でも料金を安くしたい」という人は、LINEMOも選択の余地があるでしょう。
LINEMOは月額料金内に「LINEギガフリー」というオプションが含まれており、LINEアプリのトークや通話、画像・動画の送受信にデータ容量を消費しないことが特徴。LINEアプリに限っては契約しているデータ容量を超えても速度が落ちずに利用できます。
LINEMO料金プラン | 月額料金 |
LINEMOベストプラン (3~10GB) | ・0~3GBまで:990円 ・3~10GBまで:2,090円 |
LINEMOベストプランV (20~30GB) | ・0~20GBまで:2,970円 ・20~30GBまで:3,960円 |
備考 | ※料金は音声通話SIM(電話+SMS+ネット) ※ソフトバンク回線を提供 |
LINEMOは、使ったデータ容量に応じて料金が変動するプランを2つ用意。ライトユーザーなら、3~10GBまで使えるLINEMOベストプランを選ぶといいでしょう。
LINEMOベストプランの場合、3GBを超えると10GBまで2,090円で使うことができます。
3GBまでなら月額990円でMVNOと遜色ない料金になりますが、3GBを超える場合と超えない場合で料金が大きく異なるので利用の際は注意が必要です。
変動するタイプの料金プランは、自身でデータ容量を管理しないといけない点がデメリットであるといえます。
なお、20~30GBまで使えるLINEMOベストプランVには5分の通話定額が月額料金に含まれています。
3~10GBまで使えるLINEMOベストプランでも、通話定額を別途申し込みで組み合わせることが可能です。
LINEMO公式サイト:https://www.linemo.jp/