「ゲーミングノートはデメリットしかない」それは間違いだと言いたい【2023年版】

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「ゲーミングノートはデメリットしかない」それは過去の話し。これからゲーミングノートの購入を検討している人へ。

「ゲーミングノートPCが欲しい」と思いネット検索をしてみると、ほとんどのサイトが「ゲーミングノートPCはオススメしない」と口を揃えて言っているはず。ゲーミングノートPCのデメリットをひたすら書きあげて、最終的にデスクトップのBTOパソコンをおすすめされる流れだったと思います。
ゲーミングノートPCをオススメしない人がよく挙げるデメリットといえば、”値段の高さ”や”拡張性のなさ”、”故障のしやすさ”ではないでしょうか。
実際、どちらも間違いとはいえません。だからといってデスクトップPCの購入に方向転換する理由にもなりません。
今回は、ゲーミングノートPCの購入を検討している人へ向けて、あらためて知っていてほしいゲーミングノートPCのメリットをまとめていきます。

ゲーミングノートがあれば周辺機器を買い足す必要がほとんどない

ゲーミングノートPCだと、FPSといったジャンルのゲームなら、周辺機器もマウスを購入する程度で十分遊べるはず。ゲーミングノートPCにはマイクやウェブカメラも内蔵されているので、必要なものがほぼすべて揃っているのも初心者にとってはうれしいポイントです。人気のゲーム配信も、ゲーミングノート1台あればすぐにできます。
ほとんどのゲーミングノートにはHDMI出力ポートが搭載されているので、必要に応じてディスプレイを買い足してデュアルモニターにすることもできます。プロゲーマーも愛用しているRazerなら、3画面出力できるゲーミングノートも販売しているくらいです。
「これからゲーム配信や動画編集をしたい」という人は、作業性が向上するデュアルモニターがおすすめ。ひとつの画面にOBSやコメントビューアーといったツールを表示させ、もうひとつのディスプレイにゲーム画面を表示させることができるからです。

設置場所を選ばない

ゲーミングノートPCを選ぶ理由のひとつとして、自宅の設置スペースの問題があります。
自宅の都合で、どうしても小型PC含むデスクトップPCを設置が難しい人にとって、設置場所を選ばないゲーミングノートPCは助かることでしょう。
前述のとおり、ゲーミングノートでもデュアルモニターにするメリットがあることをふまえると、デスクトップPCよりもディスプレイの置き場所を容易に確保することができます。
筆者の場合、春から夏にかけてはデスクで仕事をしていますが、冬場になるとコタツにノートPCとディスプレイを持って作業をしています。
配線も、ゲーミングノートとディスプレイのコンセント2本、HDMIケーブル1本だけとスマート。機動力の高さもゲーミングノートの魅力といえるでしょう。

どこにいてもゲームを楽しめる

はっきり言って、野外でゲーミングPCを使ってPUBGをプレイしている人を見かけたことはありません。ですが、外に連れ出さなくても自宅内で自由に持ち運びできるのはゲーミングノートPCならではの強みです。
筆者の場合、寝室にノートPCを持ち込みU-NEXTなどで見ていた動画の続きを視聴したり、タッチパッドで操作できるブラウザゲームをしながらそのまま寝たりと、マルチタスクをこなせるという理由でスマホよりも重宝していると感じる瞬間があります。
大画面でFortniteやAPEXが遊びたいと思った時は、リビングにゲーミングノートを持っていき、テレビに接続して楽しむといったことも可能です。

本当に拡張性は必要なのか

拡張性といえばメモリの増設やハードディスク・SSDといったストレージの増設、グラフィックボードの差し替えが真っ先に思い浮かびます。
ゲーミングノートPCはコンパクトな本体に必要なパーツが詰め込まれているので、初心者の人にはメモリの増設や入れ替えが難しいのは事実です。
ですが、いきなり8GBのメモリを32GBへ増設しようとしたり、「最新のグラフィックボードに差し替えたいと考えるのか」と言われれば疑問が残ります。

拡張性が限られているという点が、ゲーミングノート最大のデメリットであるということは否めません。
なので、BTOショップで購入する際など、カスタマイズができるのであれば、ストレージやメモリだけでも最低限増設しておいたほうがいいでしょう。

将来性を考えると、拡張性のあるゲーミングデスクトップPCを購入したほうがいいかもしれないのは確かですが、パーツをあれこれ差し替えたくなる頃には結局新しいPCを一式買ったほうが安くて手っ取り早いという結論になると思います。

本当に故障しやすいのか

ゲーミングノートPCはたしかに故障しやすかったです。これも過去形です。
故障する定番の原因といえば”熱”なのですが、先述のようにゲーミングノートPCは本体にグラフィックボードなどの必要なパーツが詰め込まれており、長時間駆動し続けた末に熱が原因で故障というのはありえます。それでも今は、故障の確率が低くなっているといえます。
故障の確率が低くなった理由としては、各メーカーが冷却効率を意識したモデルを販売しているからです。
高性能グラフィックス搭載モデルは、それでもかなり熱をもちますが、熱を逃がすノートPC用の冷却パッドで対応することも可能です。

また、出荷時などに何らかの衝撃で壊れてしまうということもありえます。
ゲーミングノートだけでなく、精密機器全般にいえることなので、購入してすぐに動作がおかしかったり、異音がする場合は初期不要の可能性もあります。

万が一すぐに故障してしまった場合は、メーカーの保証などを利用することも可能です。
ゲーミングノートPCが壊れやすいというのは10年以上も前のことだと思っているので、これから購入しようとしている人は神経質にならなくてもいいでしょう。

ゲーミングノートPCは高い?

デスクトップだけではなく、ゲーミングノートも部材高騰の影響で2022年現在は少し高くなっています。
スペックにもよりますが、大体15~20万円前後といったところ。高性能モデルになると30万前後となります。
やはり高性能モデルを購入するとなれば、デスクトップかノートにするのか、慎重に検討したほうがいいでしょう。

たとえば、マウスコンピューターのゲーミングブランドG-Tune販売している「G-Tune P5」は、第10世代intel Core i7-10750Hと16GBメモリの組み合わせ。グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX1650を搭載し、セール価格となりますが131,780円(税込)で購入ができます。
ただしストレージがNVMe対応SSD512GBのみなので、データ容量の大きいゲームだとストレージを圧迫してしまうので注意。BTOに対応しているので、注文時にストレージの増設をおすすめします。

マウスコンピューター:https://www.mouse-jp.co.jp/

ゲーミングノートPCは処分が楽

大阪市:使用済小型家電用の回収ボックス

ゲーミングノートPCだけでなく、ノートPCの処分の楽さは大きなメリットです。
PCは資源有効利用促進法によって粗大ゴミとして出すことができず、処分に困ってしまいがちですが、ノートPCの場合は自治体の回収ボックスに入れるだけで簡単に廃棄することができます。
廃棄以外にも買取業者に買い取ってもらうことも可能で、その際はゲーミングノートPCが入っていた外箱もあると査定に関わってきます。ゲームソフトを中古ショップへ売る時に、パッケージと取扱説明書がついていると高価買取になる仕組みと同じです。
外箱もゲーミングノートPCならコンパクトなので押入れにしまっておけば、いざという時にサッと取り出すことができます。

なお、自治体の回収ボックスについては、お住まいの自治体にお問い合わせください。

これからゲーミングノートPCを購入するのなら

ゲーミングノートPCの価格はピンからキリまでといった印象で、予算も人それぞれだと思うので「コレだ!」と一概には言えません。
ただ中古はオススメしません。それこそ故障するリスクが高いからです。
もちろん、価格が高くなるほど高性能なのは当然ですが、いきなり20万円もするゲーミングノートPCを購入するのは難しいと思います。
最後にそこそこの価格で、いろいろなPCゲームを楽しむことができるゲーミングノートPCを紹介します。
また、関連記事にて10万円くらいで購入できるゲーミングノートPCも紹介しているので、合わせてご参照ください。

マウスコンピューター:G-Tune P5

先ほど少し触れたマウスコンピューターの「G-Tune P5」は、第10世代intel Core i7-10750Hと16GBメモリの組み合わせ、GTX1650を搭載した定番のミドルスペック。1年間の無償保証と24時間365日電話サポートを設けていることが、マウスコンピューターならではの特徴です。
ピックアップ修理保証や3年保証への延長など、サポート面が充実していることも、これからゲーミングノートを購入する人にとって安心できるポイントです。

マウスコンピューター:https://www.mouse-jp.co.jp/

FRONTIER:XNMシリーズ

FRONTIERは、高性能なスペックでも低価格で提供することを実現しているBTOショップ。セールを頻繁に実施しており、ゲーミングノートだけでなく、デスクトップPCのラインナップも充実しています。
FRONTIERで人気のXNMシリーズは、グラフィックスにRTX 3060を備え、メモリやストレージなど、予算や使い方に合わせて選択が可能です。
実際、FRONTIERは常時販売しているモデルよりも、セールで対象のゲーミングノートを狙いたいところです。

FRONTIERダイレクト:http://www.frontier-direct.jp/

パソコン工房:LEVEL-15FX151-i7-PASXH

パソコン工房は、高いコスパとバランスの良いスペックが揃うBTOショップ。ゲーミングノートのラインナップも充実しています。
なかでも注目は、第11世代intel Core i7-11800Hと16GBメモリを組み合わせたモデル。グラフィックスにリアルタイムレイトレーシングに対応するRTX3050 Tiを搭載しています。
ストレージに500GB NVMe対応M.2 SSDと、HDD1TBを備えます。
1年間無償保証が基本構成に組み込まれており、3年間・4年間の保証延長に変更も可能です。

パソコン工房:https://www.pc-koubou.jp/

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