遅すぎるフレッツ光の速度が改善するかもしれない、工事不要で出来るプロバイダの乗り換え方法を紹介。
コラボ回線以外でフレッツ光を利用しているかたは、「フレッツ光」+「任意のプロバイダ」という契約方法をしていると思います。
フレッツ光の速度に不満がある場合、ルーターなどのネットワーク機器のリセットや買い替え、LANケーブルの買い替えといったお手軽な方法で改善することがあります。
以前の記事、「【フレッツ光対応】光回線が遅い時に確認したい5つのこと」の最後に、プロバイダを乗り換えて改善することがあると紹介しました。
今回は、大がかりな工事不要でフレッツ光の速度改善に期待ができる、プロバイダの乗り換えについて詳しく解説していきます。
前提として、プロバイダ乗り換えは最終手段
フレッツ光を利用していて「遅すぎる」と感じた時に、プロバイダを乗り換えることでネット速度は改善することがあります。
ですが、「【フレッツ光対応】光回線が遅い時に確認したい5つのこと」では、「プロバイダ乗り換えは最終手段である」と紹介しました。
その理由は、自宅のネットワーク機器を見なおすだけでネット速度が激変することがあるからです。
筆者の友人からネット速度について相談を受けた時、LANケーブルの買い替えだけで改善した経験もあるので、プロバイダの乗り換えやNURO光などへの乗り換えはやはり最終手段であるといえます。
なので、まだ自宅のネットワーク機器を見直せていないというかたは、「【フレッツ光対応】光回線が遅い時に確認したい5つのこと」を一度ご参照ください。
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工事不要、プロバイダ乗り換えの手順
ここからは、工事不要でプロバイダを乗り換える手順の紹介をしていきます。
手順通りに進めると不通期間を発生させることなく、プロバイダを乗り換えることが可能です。
1.今使っているプロバイダの解約料金を確認
2.新しいプロバイダへ申込み
3.新しいプロバイダのID・パスワードを発行
4.新しいプロバイダに設定を変更し接続
5.今まで使っていたプロバイダを解約
1.今使っているプロバイダの解約料金を確認
今使っているプロバイダの解約料金を確認するところから乗り換えをスタートします。
プロバイダによって最低利用期間などがあり、場合によっては違約金などを請求される可能性があります。
乗り換える前に、解約によって違約金が発生するかどうかを必ず確認しましょう。
確認方法はプロバイダによってことなり、プロバイダのマイページやサポートセンターへ電話をして確認することができます。
2.新しいプロバイダへ申込み
今使っているプロバイダの解約金を確認後、新しいプロバイダへ申込みをします。
フレッツ光に対応しているプロバイダのほとんどがオンラインで申込みをすることができ、即日IDとパスワードを発行してくれる場合もあるので、その日のうちに乗り換えをすることが可能です。
3.新しいプロバイダのID・パスワード発行を待つ
新しいプロバイダのIDとパスワードは、即日発行されてメールにて通知されることもあれば、後日郵送で送られてくることもあります。
最近ではクレジット払いを選択すると即日発行のプロバイダが多いので、月額料金の支払方法はクレジットを選択することがオススメです。
口座振替などを選択した場合は、大体1週間以内にIDとパスワードが記載された封書が送られてきます。
4.新しいプロバイダに接続する
新しいプロバイダのIDとパスワードが届いたら、パソコンやスマホからルーターにアクセスして設定を行います。
ルーターの設定を行う際は、解約予定のプロバイダの設定も残しておくことがポイントです。
ほとんどのルーターは複数の接続先を登録しておくことができるので、解約予定のプロバイダと新しいプロバイダを切り替えて速度などを比較しながら使うことができるからです。
5.今まで使っていたプロバイダを解約する
新しいプロバイダが問題なく使えることが確認できたら、今まで使っていたプロバイダを解約します。
やっぱりもともと使っていたプロバイダの方がいいと感じることもあります。なので、これまで使っていたプロバイダの解約は最後に行うようにしましょう。
ほとんどのプロバイダがいつ解約しても日割り計算されないので、その月の解約申込みギリギリか数日余裕をもって解約手続きをすることがオススメです。
解約に関しては電話での受付もあれば、利用しているプロバイダのマイページからオンラインで解約手続きをすることができます。
新しいプロバイダはいつ申し込めばいいの?
新しいプロバイダを申込む場合ですが、月初めがオススメです。
即日IDとパスワードが発行されるプロバイダなら、1ヶ月まるまる新旧プロバイダを使い比べることが可能です。
IDとパスワードが後日郵送でも、半月以上は使い比べることができます。
プロバイダはどこを申し込めばいいの?
「【フレッツ光対応】光回線が遅い時に確認したい5つのこと」でも紹介した、大手プロバイダとマイナー系プロバイダを紹介します。
プロバイダ名 | 料金 | 即日開通 | 無料期間 | 最低利用期間 |
BB.エキサイト![]() |
月額500円~ | ○ | × | 12ヶ月 |
とくとくBB![]() |
月額490円~(乗換限定価格) (25ヶ月目以降530円~) |
○ | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
インターリンク![]() |
月額1,080円~ | ○ | 2ヶ月 | なし |
HAYABUSA![]() |
月額1,190円~ | ○ | 2ヶ月 | 6ヶ月 |
4社のなかだと、BB.エキサイト、とくとくBBが大手プロバイダでワンコインから利用することが可能です。
BB.エキサイトは無料期間こそないものの、6ヶ月間300円で利用できるキャンペーンが今も実施中です。
とくとくBBもプロバイダでは最安値に近く、最低利用期間の短さも特徴的で、無料期間が1ヶ月ついてきます。
両社コスパは高いですが、夜間などのネットが混み合う時間帯は気をつけた方がいいかもしれません。
もしも安さで選ぶのなら、ほぼノーリスクで申込むことができるとくとくBBでしょう。ただ、今回の問題はネットが遅すぎるからプロバイダを乗り換えるという目的なので、コスパで選ぶのは的外れな気もします。
一方、マイナー系プロバイダに位置するインターリンクとHAYABUSAインターネットサービスは、月額料金が1,000円超えるものの、ネットヘビーユーザーに人気があります。
ネットヘビーユーザーに人気があるということは、どの時間帯でもそこそこの通信速度が出ていると思っていいでしょう。
余談ですが、筆者はインターリンクに落ち着きました。決め手となったのは最低利用期間がなく、無料期間もあることからノーリスクで試すことができたからです。
実際に利用した感想は、月額料金は上がってしまいましたがどの時間帯も不満なくネットを利用できてネットゲームも快適にプレイできるようになりました。
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少し手間ですが、とくとくBBを2ヶ月間(無料期間+1ヶ月)試してからインターリンクを試すといったこともアリかなと思います。
とくとくBBは、無料期間中に解約してしまうと3,000円の手数料が発生してしまうので、月額料金が発生する期間が1ヶ月以上必要です。
もしも、とくとくBBで問題なく使うことができたら、割高なインターリンクやHAYABUSAインターネットサービスに最初から申込む必要もないので、乗換費用を抑えつつネット速度の改善に期待が持てます。
まとめ
今回はフレッツ光のネット速度改善に期待が持てる、プロバイダの乗換を紹介しました。
乗換はどうしてもネット速度が改善しない時のための最終手段ですが、乗り換えをしたことで速度が安定することも事実です。
乗り換えても速度が改善しない場合は、NURO光などの超高速な回線に乗り換える本当の意味での最終手段もありますが、不通期間が発生してしまったりフレッツ光の回線を流用できないなど、手間も費用もかかってしまいます。
フレッツ光はそのままで、プロバイダだけならオンラインで申込みができて即日乗り換えることが可能です。
今回紹介した手順を参考に、自宅のネット速度改善に挑戦してみてはいかがでしょうか。