SIMフリー用に設計されたシャープの最新スマホ「AQUOS sense plus」が2018年6月22日発売。
シャープのスマートフォンAQUOSとしては初となる、SIMフリー専用モデル「AQUOS sense plus SH-M07」が6月22日に発売します。
「AQUOS sense plus」は、おサイフケータイや防水・防塵といった定番機能を詰め込んだミドルレンジスマホです。
CPUはSnapdragon630に、3GBのRAMを組みあわせて32GBのROMを搭載しています。
見やすくて持ちやすい、約5.5インチ(フルHD+、2160×1080)のディスプレイはAQUOSスマホお馴染みのIGZO液晶。落下や傷に強いゴリラガラス3を採用しているのもうれしいポイントです。
AQUOS sense plus SH-M07のスペックについて
AQUOS sense plus SH-M07スペック | |
OS | Android8.0 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 630(SDM630) 2.2GHz(クアッドコア)+1.8GHz(クアッドコア) オクタコア |
RAM | 3GB |
ROM (ストレージ) | 32GB |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXC(最大400GB) |
ディスプレイ | 約5.5インチ IGZO液晶 (フルHD+、2160×1080) |
カメラ | メイン:約1,640万画素裏面照射式CMOS サブ:約800万画素裏面照射式CMOS |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
対応バンド | LTE:Band1(2.0GHz)/ Band2(1.9GHz)/ Band3(1.8GHz)/ Band4(1.7GHz)/ Band5(850MHz)/ Band8(900MHz)/ Band19(800MHz)/ Band26(800MHz)/ Band28(700MHz)/ Band41(2.5GHz) 3G:Band1(2.0GHz)/ Band2(1.9GHz)/ Band4(1.7GHz)/ Band5(850MHz)/ Band6(800MHz)/ Band8(900MHz)/ Band19(800MHz) GSM:850/900/1800/1900MH |
ネットワーク | Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth Ver5.0 テザリング:対応 |
GPS | GPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS(みちびき)対応 |
バッテリー | 3100mAh |
対応サービス | ・おサイフケータイ(FeliCa)/NFC ・Jアラート ・GPS ・国際ローミング ・ハイレゾ音源 ・Googleバックアップ ・指紋センサー(生体認証) ・ソフトウェアアップデート |
日本ユーザーに向けた落ち着きのあるスペック
SIMフリー専用端末として発売する「AQUOS sense plus」。ハードウェアとソフトウェアのすべてをSIMフリー専用に設計したモデルとなります。
スペック面ではSIMフリースマホでよくあるミドルレンジという位置づけです。
対応バンドは全キャリア、VoLTEにも対応しています。auのメイン周波数であるband18に対応していないので、格安SIM(MVNO)で利用するのならドコモかソフトバンクのネットワークで利用したほうがいいかもしれません。
補足しておくと、band26に対応しているのでauのネットワークがまったく利用できないというわけではありません。
FeliCaに対応しているので、SIMフリースマホでは珍しいおサイフケータイを利用することができます。
防水・防塵にも対応しており、Jアラートも受信することができるので、日本ユーザーに寄り添った機能を備えています。
ワンセグやフルセグには非対応なので、スマホでテレビを見たいというかたは注意が必要です。
構成内容や機能面を見てみると、キャリアで購入する端末と遜色がなく、とても落ち着きのあるSIMフリースマホという印象です。
最近のSIMフリースマホは、最新のCPUを搭載して動作面に特化していたり、カメラに特化していたりと何かに偏りがちで、購入しようとしても一歩踏み出せないことがあります。
「AQUOS sense plus」の強みは、SIMフリースマホながらキャリア向けスマホの定番機能が利用できることです。
なので、「これからSIMフリースマホを買って格安SIMで運用していきたい」というかたは安心して購入できそうです。
やはり日本で名の通った”シャープ”ブランドも安心できる要素ではないでしょうか。
AQUOS sense plusの販売店は?価格は?
「AQUOS sense plus」の価格は4万円台です。販売店については確定次第追記していく予定ですが、格安SIM(MVNO)事業者では6月22日からmineoにて取り扱いをはじめることが発表されています。
mineoでの価格は一括43,200円(税別)で、24回の分割だと月1,800円(税別)です。
販路についてはかなり広いと予想されるので、すでに格安SIMでスマホを使っているかたはECサイトや家電量販店で端末のみ購入したり、これから格安SIMを契約するかたはSIMカードとセットで端末も購入したりと、ユーザーのニーズにあった購入方法を選ぶことができそうです。