ソフトバンクのウルトラギガモンスター+は高い?本当に乗り換えるべきなのか解説

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ソフトバンクのウルトラギガモンスター+は高い?料金を詳しく解説。乗り換えるべきかどうかもあわせて紹介。

ソフトバンクが新料金プラン「ウルトラギガモンスター+(プラス)」を発表しました。
5大動画サービスと3大SNSが使い放題(ギガノーカウント)かつ、50GBのデータ容量がついて月額5,480円から利用できるプランということで、一見すると格安SIM(MVNO)の大容量プランなみの月額を実現しているようにも感じます。
さらに、「みんな家族割+」を適用すると月額3,480円から利用することができるので、家族でソフトバンクに乗り換えを検討するかたもいるのではないでしょうか。
今回は「ウルトラギガモンスター+」の料金について、乗り換えるべきかも含めて詳しく解説していきます。
*記事中の料金計算は概算であり、申込み時期により端末代金などが変動します。
*記事中の価格は特別な記載がない限り税別です。

ウルトラギガモンスター+の料金内訳

まずは、「ウルトラギガモンスター+」の料金を細かく見ていきます。

ウルトラギガモンスター+料金内訳
通話基本プラン
(2年契約/自動更新)
1,200円
ウェブ使用料300円
データ定額50GBプラス5,980円
月額合計7,480円

発表された月額料金とかけ離れていますが、月額7,480円という金額は各種割引を適用していない状態です。
月額7,480円にスマホ本体(端末代金)の金額も上乗せされるので、購入する機種によっては月額10,000円以上の支払いになるでしょう。

ウルトラギガモンスター+料金内訳
(1年おトク割のみ適用)
通話基本プラン
(2年契約/自動更新)
1,200円
ウェブ使用料300円
データ定額50GB5,980円
1年おトク割(1年間)-1,000円
月額合計
(1年後)
6,480円
(7,480円)

「1年おトク割」は、ソフトバンクにてスマホを購入しての乗り換え・新規契約をする場合、ほとんどのかたが適用する割引サービスです。
あくまで目安ですが、iPhone X(64GB)を48回の分割(税込2,730円)で購入した場合、1年目は月額9,210円で利用することができ、2年目は月額10,210円となります。
ここでポイントなのですが、「1年おトク割」を適用するためにはスマホを購入する必要があり、2年契約(自動更新)か2年契約(フリープラン)にも加入する必要があることです。
「1年おトク割」が適用されると、端末代金の値引きを行う「月月割」は適用されません。
つまり、端末代金は全額ユーザー負担になるというわけです。

ウルトラギガモンスター+料金内訳
(全割引適用時)
通話基本プラン
(2年契約/自動更新)
1,200円
ウェブ使用料300円
データ定額50GBプラス5,980円
1年おトク割(1年間)-1,000円
おうち割 光セット-1,000円
みんな家族割+/加入人数-500円/2人-1,500円/3人-2,000円/4人
月額合計
(1年後)
5,480円
(6,480円)
4,980円
(5,980円)
3,980円
(4,980円)
3,480円
(4,480円)

ここでようやく発表された月額料金となりました。
「おうち割 光セット」は、ソフトバンク光やソフトバンクエアーなどのインタネットサービスとのセット割です。
「おうち割 光セット」に関しては、永年適用(一部の通信サービスは2年間適用)され、1年後に「1年おトク割」の適用が外れるので毎月プラス1,000円されるというわけです。
実際のところ、申込み時点ですべての割引を適用されることは困難だと思います。
とくに難しい割引が「おうち割 光セット」です。
ソフトバンク光やソフトバンクエアー、Yahoo!BB ADSLなどに加入している必要があるので、auとドコモからソフトバンクに乗り換えを検討しているかたは、「おうち割 光セット」の適用は難しいでしょう。
現実的には、「1年おトク割」を適用している間に「おうち割 光セット」対象の固定通信サービスに乗り換えることが必要になってきそうです。
つまり、乗り換えるのなら家中のインターネット環境をソフトバンク関連に統一することがもっともおトクということです。

ウルトラギガモンスター+はおトクなのか

家族みんなでソフトバンクに乗り換えて、固定通信サービスも「おうち割 光セット」対象なら格安SIMレベルの月額料金にすることができます。
たしかに、すべての割引を適用させて家族1人あたりの月額が3,480円にできるのならかなりのおトク感はあります。
YouTubeやHulu、AbemaTVといった動画サービス、LINEやFacebook、Instagramがギガノーカウント(カウントフリー)という点でサービス面も魅力的です。
もちろん、乗り換えたことで月額料金が高くなってしまうかたもいます。
たとえば端末代金を支払い終わっているauユーザーで、「auピタットプラン」に加入し月額5,000円前後支払っているのなら、ウルトラギガモンスター+にひとりだけ乗り換えることで月額料金は1,500円~2,500円ほど上がります。
その代わり8大サービスがギガノーカウント(カウントフリー)対象となり、50GBのデータ容量もついてくるので、月額は上がってしまうけれどもサービス面でおトクと感じるかどうかです。
今回はauで例えていますが、auで5,000円前後の料金で収まっているのなら、月間のデータ使用量は5GB以下だと思います。
ソフトバンクに乗り換えることで月額料金は上がるものの、ウルトラギガモンスター+なら使えるデータ量が10倍になります。
毎月のデータ量を気にしながら使っているかたにとっては、実質リミッターが外れるようなものなので、フリーWi-Fiを探したり通勤・通学中のYouTubeもガマンしなくてよさそうです。

カウントフリーのある格安SIMと比較するとどうなのか?

ソフトバンクのウルトラギガモンスター+に乗り換えるのなら、カウントフリーのある格安SIM(MVNO)事業者に乗り換えを考えているかたもいると思います。
今回はカウントフリーのある格安SIM(MVNO)事業者から、BIGLOBEモバイルとリンクスメイトを比較していきます。

BIGLOBEモバイル

まずは、BIGLOBEモバイルです。
ソフトバンクと比較するために、データ量をBIGLOBEモバイルが提供する最大量(30GB)を選択し、ソフトバンクでも販売しているHUAWEI nova lite 2の購入を前提とします。

BIGLOBEモバイル
ベーシックコース200円
音声通話つき30GBプラン7,250円
アシストパック1080月額加算量(端末代金)(24回払い)1,080円
エンタメフリー・オプション480円
月額合計
(25ヶ月目~)
9,010円
(7,930円)
ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+加入
(1年おトク割のみ適用)
通話基本プラン
(2年契約/自動更新)
1,200円
ウェブ使用料300円
データ定額50GB5,980円
端末代金(24回)1186円
1年おトク割(1年間)-1,000円
月額合計
(1年後)
(2年後)
7,666円
(8,666円)
(7,480円)
カウントフリー対象サービス比較
BIGLOBEモバイル
(エンタメフリーオプション)
ソフトバンク
(ウルトラギガモンスター+)
・YouTube
・YouTube Kids
・AbemaTV
・U-NEXT
・Google Play Music
・Apple Music
・Spotify
・AWA
・radiko.jp
・Amazon Music
計10サービス
・YouTube
・AbemaTV
・TVer
・GyaO!
・Hulu
・LINE
・Instagram
・Facebook
計8サービス

BIGLOBEモバイルが提供する最大のデータ量30GBと、ソフトバンクのウルトラギガモンスター+を比較してみました。
大容量データの申込みなら、月額料金もデータ容量もソフトバンクのウルトラギガモンスター+がおトクな結果となりました。
BIGLOBEモバイルは、動画や音楽が中心にカウントフリー対象となっています。
大容量プラン以外に関しては、BIGLOBEモバイル公式サイトをご確認ください。

BIGLOBEモバイル公式サイト:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/

リンクスメイト

多くのゲームアプリがカウントフリー対象のリンクスメイトは、最大30GBのデータ量を提供しています。
ゲームアプリ以外にも、動画サービスやSNSもカウントフリー対象となっています。

リンクスメイト
30GBプラン5,400円
音声通話機能600円
端末代金(24回)1,240円
カウントフリーオプション500円
月額合計
(25ヶ月目~)
7,740円
(6,500円)
ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+加入
(1年おトク割のみ適用)
通話基本プラン
(2年契約/自動更新)
1,200円
ウェブ使用料300円
データ定額50GB5,980円
端末代金(24回)1186円
1年おトク割(1年間)-1,000円
月額合計
(1年後)
(2年後)
7,666円
(8,666円)
(7,480円)
カウントフリー対象サービス比較
リンクスメイト
(カウントフリーオプション)
ソフトバンク
(ウルトラギガモンスター+)
・Shadowverse
・プリンセスコネクトRe:Dive
・妖怪ウォッチぷにぷに
・妖怪ウォッチワールド
・バンドリ!ガールズバンドパーティ
など、40タイトル以上のゲームアプリ
・AbemaTV
・AWA
・enza
・OPENREC.tv
など、14種のエンタメコンテンツ
・Instagram
・Facebook
・Twitter
・YouTube
・AbemaTV
・TVer
・GyaO!
・Hulu
・LINE
・Instagram
・Facebook
計8サービス

リンクスメイトのデータ量は最大30GBですが、ゲームアプリを中心に50以上のコンテンツがカウントフリー対象となっていることが最大のメリットです。
料金に関してもソフトバンクとほぼかわらず、端末代金が払い終わらせた25ヶ月目以降は月額6,500円から利用することができます。
データ量を30GB以上使いたい場合は、やはりソフトバンクのウルトラギガモンスター+が最適です。
リンクスメイトのカウントフリー対象コンテンツや、その他の料金プランは公式サイトをご確認ください。

リンクスメイト:https://linksmate.jp/

大容量プランならウルトラギガモンスター+、カウントフリーを使いつつ月額を抑えたいのなら格安SIM(MVNO)

今回はソフトバンクの新プラン「ウルトラギガモンスター+」の料金について解説してきました。
実際、50GBのデータ容量と8つのサービスが”ギガノーカウント”になるのは魅力的です。
大容量プランならウルトラギガモンスター+はオススメですが、おトクに利用するためにも「1年おトク割」と「みんな家族割+」をできれば適用させたほうがいいでしょう。
50GBもいらない、でもカウントフリーをおトクに利用したいのなら、格安SIM(MVNO)がオススメです。
今回はBIGLOBEモバイルとリンクスメイトで申込みができる最大のデータ量と比較しましたが、月間のデータ量を少なくすればもっとおトクにカウントフリーを利用することができます。

ソフトバンク公式サイト:https://www.softbank.jp/mobile/
BIGLOBEモバイル公式サイト:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/
リンクスメイト:https://linksmate.jp/

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