
X(旧:Twitter)にはユーザー名・スクリーンネーム・IDという、ユーザーを識別するための3つの項目があります。変更できる項目と変更できない項目があり、各項目の役割を理解する必要があります。
本記事ではXのユーザー名・スクリーンネーム・IDについて解説。各項目を変更する方法や、ユーザー名とスクリーンネームを変えるとバレてしまうのかも紹介します。
ユーザー名・スクリーンネーム・IDの各項目を解説
ここからは、ユーザー名・スクリーンネーム・IDの各項目について解説していきます。
ユーザー名

ユーザー名は画像(appriseと表示されている部分)のようなもっとも大きく表示される項目です。ほとんどのX(旧:Twitter)ユーザーは、ユーザー名を見て誰なのか判別しているはずです。
ユーザー名は自由に変更できますが、頻繁に変更すると他のユーザーから誰なのか判別ができないこともあります。
スクリーンネーム

スクリーンネームは「@半角英数字・記号」で構成される項目です。一般的にスクリーンネームをIDと認識されがちですが、スクリーンネームはリプライなどを送る際に用いられます。
スクリーンネームも変更可能ですが、古いスクリーンネームだとリプライを送ることができません。リプライを送る際に古いネームが使えないのは、リプライのメンション先が新しいネームにしか対応していないためです。
ID

IDは、Xアカウント作成時にランダムで生成される数字の羅列です。3項目の中で唯一変更できない情報となります。
通常はアプリ内では表示されませんが、特定の機能やAPI利用の際に必要な情報です。IDは、名前とスクリーンネームに紐づけられるため、外部ツールなどで変更履歴の確認が用意に可能でした。
しかし、XのAPI利用料に関する改定があったことから、有力なツールのほとんどが使えなくなってしまったため、変更履歴を追うということが現状は困難な状況です。
Xの通常利用であればIDの存在を気にする必要はありません。IDは変更できない情報で、外部ツールでスクリーンネームや名前の変更履歴がわかってしまうというのだけ覚えておくとよいでしょう。ただし、前述のように変更履歴を追う無料ツールがほとんど使えなくなっています。あるとしても有料のツールなので、よほどの理由がない限り個人が料金を支払ってまで利用するとは考えられません。
ユーザー名・スクリーンネーム・IDの変更方法
ユーザー名とスクリーンネームの変更方法を紹介します。
ユーザー名を変更する

アカウントのトップ画面から「プロフィール変更」をタップ。名前の項目から好きな名前に変更してください。
スクリーンネームを変更する

タイムライン左上のユーザーアイコンをタップ。設定とプライバシー
→アカウント
の順に選択します。

アカウント情報
→ユーザー名
の順にタップ。次の画面で「新しいユーザー」の項目で変更したいユーザー名に変更してください。なお、他のユーザーが使用しているスクリーンネーム(ユーザー名)は使用できません。
IDを変更する
前述のようにIDはXアカウント作成時に自動で生成され、自身で変更することはできません。どうしてもIDを変更したい事情がある場合、Xアカウント自体の作り直し必要がです。
ユーザー名とスクリーンネームを変えても同一人物だとバレる?
ユーザー名とスクリーンネームを変えると、別人としてXアカウントを運用することもできます。ただし、見た目を変えてもIDが変わっていないため、他のXユーザーから同一人物だとバレてしまう可能性があります。
たとえば旧ユーザー名と旧スクリーンネームでのフォロワーにバレてしまうパターン。ユーザー名とスクリーンネームを変えてもフォロワーはそのまま残ります。そのため、過去のポストの内容から、誰がユーザー名とスクリーンネームを変えたのがバレてしまう可能性があります。
他にも、新しいスクリーンネームをXで検索をすると、なぜか旧スクリーンネームがヒット。誰かが旧スクリーンネームにリポストを送っていると、そこから新スクリーンネームと新ユーザー名が判明し、同一人物だとバレてしまうという仕組みです。
ユーザー名とスクリーンネームは変えれてもIDは変更できないため、新ユーザー名と新スクリーンネームにこれまでのIDが紐づいていることが原因と考えられます。
炎上の規模はともかく、Xで炎上をした人がしばらくしてからユーザー名とスクリーンネームを変えて活動再開することがあります。勘が鋭い人は新スクリーンネームで検索し、ヒットした旧スクリーンネームから、以前のユーザー名などを特定できてしまうというわけです。
