2020年3月30日(月)にShinkansen Free Wi-Fi全列車で整備完了予定。それに伴い、2020年3月13日(金)に、車内テロップでのニュース提供終了。Shinkansen Free Wi-Fiの使い方も解説。
JR東海・JR西日本・JR九州の3社が提供している「Shinkansen Free Wi-Fi」は、東海道・山陽・九州新幹線車内の無料Wi-Fiサービスです。
JR九州によると、東海道・山陽・九州新幹線の全列車でサービスをご利用できる環境が整ったと発表。2020年3月30日(月)に整備完了を予定しているとのことです。
また、Shinkansen Free Wi-Fiの整備完了に伴い、2020年3月13日(金)に、車内テロップでのニュース提供終了も発表されました。
新幹線での移動がもっと便利になるShinkansen Free Wi-Fi。今回はShinkansen Free Wi-Fiの使い方について解説していきます。
Shinkansen Free Wi-Fiとは?どの新幹線でも使えるの?
新幹線Wi-Fiは、誰でも新幹線内で使えるWi-Fiサービスです。サービスの利用に必要なものは、Wi-Fi接続するためのスマホやノートPC、サービスにログインするためにメールアドレスやSNSのアカウントが必要です。
Shinkansen Free Wi-Fiに対応する車両前方には青い色のステッカーが貼られています。
先述のとおり、2020年3月30日(月)に整備完了予定となっており、どんどんShinkansen Free Wi-Fi対応車両が増えていっているので、旅行やビジネスがもっと便利になること間違いなしです。
Shinkansen Free Wi-Fiを実際に使ってみた
実際にShinkansen Free Wi-Fiを使ってみたので、利用手順を解説していきます。
今回はAndroid端末を使用しており、利用可能なWi-FiとしてShinkansen Free Wi-Fiを自動検知。通知からWi-Fi設定画面の「Shinkansen_Free_Wi-Fi」をタップします。
Wi-Fiの自動検知通知が来ない場合、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」の順番に操作していき、「Shinkansen_Free_Wi-Fi」が検知できているか確認しましょう。
iPhoneの場合、「設定」→「Wi-Fi」の順に操作していき、「ネットワーク」の一覧に「Shinkansen_Free_Wi-Fi」があるか確認します。
Wi-Fi設定メニューの「Shinkansen_Free_Wi-Fi」をタップすると、Shinkansen Free Wi-Fiの利用開始画面に遷移。利用規約等を確認して、「サービスを利用する」をタップすると、認証画面に進みます。
認証画面では、メールアドレスの入力かSNSアカウントでの認証を求められますが、SNSアカウントのほうが手軽な印象です。今回は、Twitterアカウントを認証に使用しました。
注意点としては、1端末1回30分であること(再度認証しなおせば利用可能)。Google PlayやApp storeといったトラフィックの大きなサービスは速度制限が発生するそうです。
実際に、Google Playで適当なアプリをダウンロードしてみたところ、比較的容量の少ないアプリでもダウンロードに時間がかかりました。
ネット検索やLINEなどは快適。YouTubeといった動画サービスの利用は少し厳しい印象です。
今回は新大阪ー東京間で利用。終点東京駅に到着前になると、サービスが利用できなくなったので、終点前になると使えなくなるのかなと思いました。
まとめ
誰でも新幹線内で使える無料Wi-FiサービスShinkansen Free Wi-Fi。メールアドレスとSNSアカウントだけで簡単にWi-Fi接続が行えます。
事前登録といったことも不要なので手軽に利用できることもポイントです。
対応する車両にはShinkansen Free Wi-Fiのステッカーが貼られているので目印にするといいでしょう。
■おさえておきたいShinkansen Free Wi-Fi利用のポイント
・認証用のメールアドレス/SNSアカウントを用意(TwitterなどのSNSアカウントが手軽で便利)
・1端末1回30分まで利用可能。再度認証しなおせばさらに30分利用可能
・Google PlayやApp Storeなど、トラフィックの大きなサービスは速度制限(上限128Kbps)
・終点前になると使えなくなる可能性あり
・ネット検索やLINEなどは快適に利用できる