
格安SIM(MVNO)を契約する際、本人確認書類が必ず必要です。たとえば、運転免許証やパスポートが契約する際によく提示される、単体で受付可能な本人確認書類です。
しかし、保険証はあるけど、運転免許証やパスポートを用意できないという人もいるでしょう。本記事では、格安SIM(MVNO)を契約する際、保険証のみで契約できるかについて解説。主要な格安SIM(MVNO)での保険証の対応状況についてまとめました。
2026年版:格安SIMの契約に保険証が使えない背景
まず前提として健康保険証のみで格安SIM(MVNO)は契約できません。健康保険証は2025年末に廃止され、マイナンバーカードに統合された背景があります。さらに、2026年4月1日(水)に「携帯電話不正利用防止法」が改正されたことも影響します。そのため「まだ保険証が手元にあるから大丈夫」と思っている人は要注意です。

マイナンバーカードを持っていない人には「資格確認書」が交付されます。「資格確認書」は従来の紙の保険証と同じサイズです。しかし「資格証明書」については、格安SIM(MVNO)事業者で契約時に使えないのが2026年の現状です。
格安SIMの申し込みに使える本人確認書類
【2026年】格安SIMの申し込みで使える主な本人確認書類一覧
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 在留カード
- 特別永住者証明書
2026年に格安SIMの申し込みで使える本人確認書類をまとめました。マイナンバーカードと運転免許証であれば、ほとんどの格安SIM(MVNO)事業者で受付しています。
【一覧表】主要格安SIMの対応状況まとめ
| 通信事業者 | 利用できる本人確認書類 |
|---|---|
| IIJmio | ・マイナンバーカード ・運転免許証 ・在留カード |
| mineo | ・マイナンバーカード ・運転免許証 ・在留カード |
| 楽天モバイル | ・マイナンバーカード ・運転免許証 ・資格確認書(ショップ限定・補助書類も必要) |
| イオンモバイル | ・マイナンバーカード ・運転免許証 |
| BIGLOBEモバイル | ・マイナンバーカード ・運転免許証 |
| LINEMO | ・マイナンバーカード ・運転免許証 |
| QTモバイル | ・マイナンバーカード ・運転免許証 |
| NUROモバイル | ・マイナンバーカード ・運転免許証 |
| LIBMO | ・マイナンバーカード ・運転免許証 |
| ※ 2026年4月時点の情報です。対応状況は変更される場合があります。申込前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。 | |
主要な格安SIM(MVNO)事業者が受付している本人確認書類をまとめました。現状はマイナンバーカードと運転免許証であれば、回線を申し込みできます。
「マイナンバーカードを持っていない」場合はどうする?
マイナンバーカードと運転免許証どちらも持っていない場合、マイナンバーカードの申請が現実的です。また、楽天モバイルであれば2026年4月時点で資格確認書(旧:健康保険証)を店頭手続き限定で利用できます。
マイナンバーカードは市区町村窓口でき、受け取りまで約1ヶ月を要します。急いでいないなら、マイナンバーカードを作ってから格安SIMの申し込みがおすすめです。マインナンバーカードがあれば、申し込みできる格安SIM(MVNO)事業者の幅も広がります。
楽天モバイルの店頭なら資格確認書(旧:健康保険証)でも手続き可能
楽天モバイルは格安SIM(MVNO)ではありませんが、格安で使える通信回線としては資格確認書(旧:健康保険証)が受付可能な通信事業者です。
資格確認書はオンライン申し込み時に使えませんが、ショップに来店しての申し込みなら資格確認書を本人確認書類として提出できます。
楽天モバイルの申し込み時に資格確認書を提出する条件
- ショップ来店限定
- 補助書類が必要(発行から6ヶ月以内の公共料金の領収書や住民票など)
資格確認書と合わせて提出する補助書類の種類

資格確認書で楽天モバイルを契約する、あわせて補助書類の提出も必要です。補助書類は電気やガスといった公共料金の領収書などのことです。資格確認書を本人確認書類として利用する場合、公共料金の領収証などを必ず持参しましょう。
資格確認書で楽天モバイルを契約するまでの流れ
楽天モバイルの店頭で資格確認書を提出して契約する流れは次のとおりになります。
楽天モバイルの契約に必要な物を準備する
楽天モバイルの契約に必要な物を準備しましょう。
■楽天モバイルの契約に必要な物
- 楽天回線対応の端末(手持ちのスマホを使う場合)
- 資格確認書
- 補助書類が必要(発行から6ヶ月以内の公共料金の領収書や住民票など)
- MNP予約番号(乗り換えをする場合、有効期限)
契約後に使う端末が楽天モバイルに対応しているかもあらかじめ確認しておきましょう。なお、端末は楽天モバイルでも販売されており、回線の乗り換え(MNP)とセットで購入するとお得になるキャンペーンが実施されていることもあります。店頭向けのキャンペーンも申し込み前にチェックしてみてください。
Webから楽天モバイルの店舗に来店予約する

楽天モバイルのWebサイトにて、店舗への来店予約をします。最寄りに店舗があれば思い立った日に足を運んでも問題ありませんが、予約をしておくほう待ち時間も少なく確実です。
ショップに来店して楽天モバイルを契約する
必要な物を持参して予約した時間までに楽天モバイルのショップへ来店しましょう。あとは楽天モバイルのスタッフと料金やオプションなどを相談しながら申し込みしてください。不備なく手続きが進めば即日開通します。
資格確認書(保険証)で格安SIMの契約は審査落ちしやすい?
実際のところ、契約に資格確認書(保険証)を本人確認書類を利用する場合、審査落ちしやすいです。そもそも資格確認書を受付していない、補助書類での不備があるといったことが起こってしまうからです。
回線契約の審査をおこなう際、契約者の名前や住所などが資格確認書と補助書類が一致しているかが主な審査項目です。審査基準に関しては、事業者ごとで異なるため一概にいえませんが、補助書類に記載された名前や住所、発行日などが審査対象となります。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのメインキャリアでも、同様に補助書類の審査があり、資格確認書か補助書類のどちらかに不備が見つかり、審査落ちしてしまいがちです。
審査落ちするよくある原因
審査の際によくある不備は、やはり提出する補助書類です。たとえば、公共料金の領収証に収納印がないものを添付する、公共料金の領収証ではなく電気・ガス使用量のお知らせを添付するなど、いろいろなパターンがあります。
■資格確認書と補助書類でチェックしておきたい項目
- 名前、生年月日、住所、それぞれが資格確認書と補助書類が一致しているか
- 資格確認書が有効期限内であるか
- 補助書類の発行日は適正か(発行から3ヶ月以内や6ヶ月以内など事業者によって異なる)
- 補助書類に公共料金の領収証を添付する場合、領収印が鮮明に押印されているか
資格確認書で格安SIMを申し込みする場合、これらの項目をチェックしていればスムーズに審査が進むはずです。
まとめ
2026年は4月1日以降よりほとんどの格安SIM(MVNO)事業者が保険証での申し込みに対応しなくなりました。マイナンバーカードや運転免許証であれば対応するため、どちらも持っていない人はマイナンバーカードを申請するといいでしょう。
マイナンバーカードは申請から受け取りまで約1ヶ月かかるため、格安SIM(MVNO)に乗り換えをするなら早めに申請してください。
格安SIMではありませんが、楽天モバイルが資格確認書(旧:保険証)で申し込みできる格安の通信回線として選択肢に入ります。ただし、店頭のみでの受け付けにしか対応しておらず、資格確認書と補助書類の組み合わせは不備も起こりがちです。不備の内容によっては、当日に開通しないこともある点を留意してください。
