PC不要、HMDだけでVR体験ができる「Oculus Go」発売

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Oculusより、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)だけでVR体験ができる「Oculus Go」が発売しました。
日本ではOculus公式サイトで購入することができ、内蔵ROM32GBと64GBの2モデルをラインナップ。価格は32GBモデルが23,800円、64GBが29,800円、日本へ配送する際の想定価格なので変動する可能性があります。

「Oculus Go」は、HMDにOSやスピーカー、ディスプレイが内蔵されているスタンドアロン型。パソコンや対応するスマホを別途用意することなくVRコンテンツを楽しむことができます。
「Oculus Go」にはAndroid OSを標準搭載、Snapdragon 821とRAMは3GBを組み合わせ、モバイル向けGPU Adreno 530を搭載しています。
ディスプレイサイズは2560×1440(WGHD)、サウンドまわりはスピーカーとマイクを内蔵、3.5mmイヤホンジャックを使用することも可能です。

「Oculus Go」の同梱品はヘッドセットに単3電池1本で駆動するコントローラー、USB電源アダプターと眼鏡スペーサーがセットになっています。
必要なものがすべて揃っているので、エントリーモデルとしてこれからVRをはじめたい方にはピッタリではないでしょうか。

VR機器として「Oculus Go」は買いなのか?

「Oculus Go」では、ゲームやHulu、Netflixなど1,000以上のコンテンツを体験することができます。
「Oculus Rift」に搭載されている位置トラッキングには対応していないので、機能面としては多少狭まってしまいます。
「Oculus Go」の立ち位置としては、「Oculus Rift」とスマホVRの中間といったところ。ハイエンドVR機器である「Oculus Rift」や「PS VR」は別途パソコンやゲーム機が必要ですが、「Oculus Go」はVRを体験するために必要のものがすべてが揃っています。
一方、スマホがあれば数千円からはじめることができるスマホVRは、スマホの性能によって満足に動作しなかったり、ディスプレイサイズによってベゼルが見えてしまうので、VRならではの投入感が台無しになってしまうこともしばしば。手軽に本格的なVRを楽しみたいという方は「Oculus Go」は買いなのではないでしょうか。
「Oculus Go」を日本で購入するには今のところOculus公式サイトを利用するしかありません。Amazonなどの通販サイトでは取り扱いをしておらず、取り扱いしていたとしても並行輸入の可能性が高いので、購入を検討している方はOculus公式サイトを利用した方が安全です。

Oculus公式サイト:https://www.oculus.com/

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