スマホ側でモバイルデータ通信をオフにすると、スマホに接続されている通信が遮断され、モバイルデータの消費がなくなります。
モバイルデータをオフにするとネットだけが遮断されるため、電話機能自体は利用可能です。
モバイルデータ通信のオン/オフを切り替えることで、必要な時にだけネットを使うことができるので、通信量の節約もできます。
本記事では、Androidスマホ・iPhoneのモバイルデータ通信のオン/オフを切り替える方法について解説。モバイルデータ通信をオン/オフを切り替えることで生じる注意点についても紹介しています。
目次
Android:モバイルデータ通信のオン/オフを切り替える方法
Androidスマホの場合、歯車マークの設定画面から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」の順にタップ。「モバイルデータ」のスライダーバーをタップすることで、モバイルデータ通信のオン/オフを切り替えることができます(画像はオフの状態)。
モバイルデータ通信をオフにした場合も、Wi-FiやBluetoothは利用可能。電話をかけることもできます。
「SIMを使用」のスライダーバーをオフにしてしまうと、そのSIMのモバイルデータや通話など、すべての機能が無効となるため注意が必要です。
iPhone:モバイルデータ通信のオン/オフを切り替える方法
iPhoneの場合、ディスプレイ右上側を下方向にスワイプすると、コントロールがメニューが表示され、ワンタップでモバイルデータ通信のオン/オフの切り替えが可能です。
機内モードの切り替えも同様にでき、Androidよりも手軽に電波のコントロールができます。
なお、画像はiPhone XSですが、iPhone7やiPhone8の場合、ディスプレイ下側を上方向にスワイプすると同様のコントロール画面が表示されます。
機内モードとモバイルデータ通信オフの違い
そもそも機内モードは、Wi-FiやBluetooth、通話に必要な電波を完全に遮断するモードです。
一方、モバイルデータ通信のオン/オフ切り替えは、あくまでモバイルデータ通信をできなくするだけの限定的なネットの遮断方法となります。
モード | 制限される通信 |
機内モード | ・モバイルデータ通信 ・Wi-Fi ・電話 ・Bluetooth |
モバイルデータ通信オン/オフ切り替え | ・モバイルデータ通信 |
機内モード、モバイルデータ通信オン/オフの違いをまとめました。
飛行機や乗り物に乗っている時は、機内モードに。電話やWi-Fiを中心に使って、通信量を節約したい場合、モバイルデータ通信のオン/オフ切り替えといったように使い分けるといいでしょう。
楽天モバイルはモバイルデータのオン/オフの切り替えに注意
楽天モバイルでモバイデータのオン/オフする際、モバイルデータをオフにした状態だと非通知で発信されてしまいます。
楽天モバイルの仕様によるもので、楽天モバイルはモバイルデータをオンにした状態でないと番号が通知されません。
モバイルデータのオン/オフをする際の疑問点と回答
モバイルデータのオン/オフにする際の疑問点、そしてその回答をまとめました。
- Qモバイルデータのオン/オフを切り替えるメリットは?
- A
モバイルデータが不要な時にオフにすることでデータ量の節約ができます。Wi-Fiメインで使う時、思わぬデータ通信でデータ量を消費したくない時にモバイルデータのオン/オフを活用するといいでしょう。
- Qモバイルデータのオン/オフを切り替えるデメリットは?
- A
モバイルデータの切り替え忘れがあること、通信ができないのでWi-Fiでのネット接続になることです。楽天モバイルだとモバイルデータをオフにすることで電話発信した際、非通知での発信となってしまうため注意が必要です。
- Qモバイルデータをオフにすると電話ができない?
- A
あくまでネットに繋がらないというだけで電話の発信・着信はできます。前述のとおり、楽天モバイルだとモバイルデータをオフにした状態で電話発信すると非通知での発信となります。