【2025年版】楽天モバイルのメリット・デメリット解説

楽天モバイルは、第4のキャリアとして2020年から本格的にサービスを開始。2021年には、1GB以内なら0円というインパクトある料金プランの提供を開始しました。

しかし、2022年には1GB以下0円を撤廃した「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を発表。2023年は「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」から「Rakuten最強プラン」へアップデートしました。これから楽天モバイルへ乗り換えを検討している人もいることでしょう。

本記事では、楽天モバイルの正式サービス開始から約5年間使ってみたメリット・デメリットを解説します。これから楽天モバイルへ乗り換えを検討している人はチェックしてみてください。

目次

楽天モバイルのメリット

まずは楽天モバイルのメリットから解説。シンプルな料金プランや専用アプリからの国内無料通話など、毎月のスマホ料金が安くなる仕組みが充実しています。また、楽天モバイルはSPU対象となっており、楽天市場で買い物した際にもらえるポイントが増えます。

使ったデータ量に応じて月額が変わる、使わなかった月は1,078円

楽天モバイルの料金プランは2025年12月現在、「Rakuten最強プラン」と「Rakuten最強U-NEXT」を提供しています。

Rakuten最強プラン

Rakuten最強プラン月額料金

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、その月に使用したデータ量に応じて段階的に月額料金が変動する仕組みです。

たとえば4月にデータを2.5GB利用したら、3GB以内なのでその月の月額は1,078円。翌月は3GBを超えて20GB以内に抑えたのであれば2,178円といった具合いです。20GBを超えると、以降のデータ容量は無制限で、その月の料金は税込3,278円となります。

Rakuten最強U-NEXT

Rakuten最強U-NEXTは、動画配信サービスU-NEXTと楽天モバイルのデータ無制限がセットになった料金プランです。

注意点としては月額料金が固定で、Rakuten最強プランのように使った分に応じて料金が変わらないということです。2026年1月末まではスタート記念価格の月額2,880円(家族割適用時)で利用ができます。2026年2月以降は月額4,268円(家族割適用時)となりなす。別々に契約すると月額5,357円なので、U-NEXTで動画を楽しみたい人、毎月のデータ量を気にせず使いたい人はRakuten最強U-NEXTプランがお得です。

専用通話アプリ「楽天リンク」で国内通話が無料

楽天モバイル契約者専用アプリ「Rakuten Link」を利用することで、国内通話を無料でかけることができます。Rakuten Linkを利用しない場合30秒22円(税込)となり、通話料自体は大手3社や他の格安SIM(MVNO)と同じです。

後述しますが、Rakuten Linkアプリの使いづらさはデメリットであるといえます。

楽天モバイル利用でSPUが+4倍に

楽天モバイルに契約しているだけでSPUが+4倍に、楽天会員の1倍と合わせると5倍になる

楽天モバイルを契約し、SPUアップのエントリーをすればSPUが+4倍となります。楽天会員の1倍と合わせれば、楽天グループの他サービスを利用しなくともSPUが5倍になります。エントリーが必須であるという点には注意が必要です。

最新AndroidスマホやiPhoneもセットでお得に買える

楽天モバイルでは、最新AndroidスマホやiPhoneを回線とセットで購入できます。購入する端末によってポイント還元され、キャンペーンによっては端末代金が実質1円となることもあります。

iPhoneなら、2025年12月時点で最大36,000ポイント還元。iPhone 16シリーズをはじめ、iPhone 17、iPhone 15などから選ぶことができます。

Androidスマホは定番のAQUOSシリーズやGalaxyシリーズ、Google Pixelシリーズなど幅広いラインナップが魅力です。

MNPで楽天モバイルに乗り換えるとキャンペーンで1円の機種もあるため、新しいスマホと一緒に楽天モバイルの回線を契約できます。

楽天エリアの人口カバー率97%突破

楽天モバイルの電波は、楽天回線以外にauのパートナー回線を提供しています。au回線を提供する理由は、楽天エリアの電波が届かない部分をパートナー回線で補うためです。

ただ、楽天モバイルの弱点であった電波の弱さは、2022年春で人口カバー率96%を突破。現在では楽天回線エリアの人口カバー率97%を達成しています。楽天回線エリアの拡大にともない、パートナー回線の提供は順次終了しています。

楽天モバイルを利用する場所によっては電波をつかみにくい可能性があるため、契約前にサービスエリアマップをチェックしてください。

楽天モバイル:サービスエリアマップ

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイルのMNO(自社回線)が本格提供されてから、約5年ほど使い続けてみましたが、不便さを感じることもあります。デメリットにあたる部分なので、楽天モバイルの契約を考えている人はよくチェックしておきましょう。

料金プランの内容変更がいつ起こるかわからない

前述のように、楽天モバイルの料金プランは当初「Rakuten UN-LIMIT」だけを提供。2022年8月時点で「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を提供しています。2025年12月時点で「Rakuten最強プラン」と「Rakuten最強U-NEXT」の2プランを提供中です。

5年間でプラン名やサービス内容が変更されていることから、今後も料金プランが変更される可能性があると考えられます。

料金プランの変更でユーザーに対して大きな変更があったのは「Rakuten UN-LIMIT」から「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」への変更の時です。この時の変更は1GB以下で0円が撤廃され、プラン変更により0円維持していたユーザーにも月額料金が発生するという内容です。

現在提供されている「Rakuten最強プラン」移行時は、料金の変更もなくユーザーに大きな影響はありませんでした。ポイント還元の仕組みが変更されたり、パートナーエリアでデータ無制限になったりと、より使いやすい内容に刷新されています。

ただ、料金プランの変更は、楽天モバイルだけでなく他社でもおこなわれています。他社の場合は、新料金プランを提供という形でおこなわれており、ユーザーに変更を強制するケースは少ないです。楽天モバイルは新料金プランに刷新後、既存ユーザーも新料金プランに自動的に移行してしまうというのが、他社との大きな違いです。

iPhoneの利用を検討しているユーザーは注意

仕様変更前のRakuten Linkアプリで着信

iPhoneで楽天モバイルを利用する場合、2021年6月15日(火)以降にRakuten Linkの仕様が変更されました。これまではRakuten Linkアプリに不在着信の通知が届いていたところ、仕様変更後はiOS標準の電話アプリに不在着信の通知が届きます。

iOS標準の電話アプリに不在着信があった際のデメリットは、通知からコールバックする際にiOS標準の電話アプリからかけてしまうこと。Rakuten Linkを経由しない通話は、30秒22円(税込)の通話料が発生してしまいます。

不在着信があった場合は通知からコールバックせず、Rakuten Linkのアプリを起動して発信すればOKです。うっかり通知からコールバックをして、思わぬ通話料が発生してしまう可能性があることを、iPhoneユーザーは知っておかないといけません。
また、SMSに関しても仕様が変更されるので、iPhoneユーザーは注意する点が多いといえます。

常時データ通信をオンにしておかないと通話機能に影響が出る

左:楽天モバイルのモバイルデータをオフにして電話発信
右:着信すると非通知扱いとなる

楽天モバイルのSIMカードは、スマホに挿してデータ通信をオンにしておかないと通話機能に影響が出ます。たとえば、スマホ側でデータ通信をオフにしてWi-Fi接続していれば、楽天モバイルのデータ量を節約できます。

しかし、楽天モバイルのデータ通信オフにして電話を発信すると、着信した側には非通知で表示。誰から電話がかかってきたのかわかりません。楽天モバイル特有の仕様となっており、データ通信をオフにしてデータ利用量を3GB以下に節約したい人は注意が必要です。

手持ちのiPhoneやAndroidスマホを使う人は注意

手持ちのiPhoneやAndroidスマホを使いたい人は、楽天モバイルに対応しているのか、しっかりと確認しないといけません。
iPhoneの場合、iPhone6s以降ならiOS14.4以上にアップデートすることで利用が可能です。

Androidの場合も、購入元キャリアや機種名などから検索をして、楽天モバイルに対応しているか確認しておきましょう。
とくにキャリア購入のAndroid端末は、すべての機能に対応していないことがデメリットとなります。

サポート体制が不十分

楽天モバイルのサポートは原則チャットとなり、専用アプリから質問を送信して、返答を待つ仕組みです。返答されるまでの時間は長くて数日、早くて数時間といったところ。緊急性がある質問には向いていません。

一応、電話でのサポートはあるものの、音声ガイダンスに従って番号を入力してもオペレーターにつながることはなく、最終的にSMSで該当するWebページを案内されるだけです。お世辞にも充実しているとはいえないサポートが、楽天モバイルの大きなデメリットといえます。

筆者の場合、1年以上MNOの楽天モバイルを利用して、サポートに連絡したのはポイント還元に関する内容のみ。それでも返答まで数日待った記憶があります。

Rakuten Linkに余計な機能が多い

Rakuten Linkのニュース・ウォレット機能

Rakuten Linkには、ウォレット機能やニュース機能など、通話以外の機能が搭載されています。機能が充実しているととらえることもできますが、通話やSMSだけ欲しい人にとっては、余計な機能が多いといえるかもしれません。

ニュースを読むとポイントがもらえたりなど、メリットもありますが通話アプリに必要だったのかは微妙なところです。
機能が多いためにアプリ自体の容量が多く、エントリークラスのAndroid端末なら少し動作が重く感じるかもしれません。

自動解約の可能性がある

左:旧My Rakutenモバイルアプリ
右:新My Rakutenモバイルアプリ

楽天モバイルの1回線目は、180日間利用しないと自動解約する可能性があります。自動解約については事前に通知されるとのこと。180日間にデータや電話の利用がない回線を対象とします。

たとえばSPU目的で契約し、そのまま放置したい際などが該当します。最低でも180日間に1回は通話やデータを利用すればよいわけですが、念頭に置きたいポイントです。

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