2019年夏向け、格安SIMとセットでおトクになるSIMフリーAndroidスマホを紹介。
格安SIMは、SIMカードだけを申込みもできますが、iPhoneやSIMフリーAndroidスマホをセットで購入することもできます。
格安SIMを申込む多くの方は、SIMフリースマホと一緒に格安SIMを購入する傾向にあります。
理由としては、新しいスマホで心機一転だったり、端末代金がECサイトよりも安いことが多いからです。
しかし、SIMフリーAndroidスマホは性能や機能もバラバラで、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
今回は、2019年夏版として、格安SIM(MVNO)事業者にてセット購入できるSIMフリースマホからオススメを紹介していきます。
*記事中の価格は特別記載がない限り税抜き価格です。
目次
Amazonでは販売再開後ベストセラーを獲得「HUAWEI P30 lite」
「HUAWEI P30 lite」は、Amazonにて販売再開後、ベストセラーを獲得するほど人気のあるSIMフリースマホです。
禁輸措置などの影響を受け、販売延期をしていた機種ですが、販売再開を待ち望んでいたユーザーが多くいることがうかがえます。
人気の理由として、コスパやカメラ性能はもちろんですが、2018年に売れに売れたHUAWEI P20 liteの弱点を補った正統後継機だからです。
格安SIM(MVNO)事業者でも続々と販売再開されているので、HUAWEI P20 liteを見送っていた方にとって、まず選択肢に入れたいSIMフリースマホといえるでしょう。
HUAWEI P30 liteの特徴は、3つのレンズを背面のメインカメラに搭載していることです。
メインカメラのレンズは、カラー、広角、被写界深度という使い分けで、HUAWEI P20 liteに搭載していたモノクロセンサーが廃止されていることが違いとなります。
充電に使う外部端子はUSB Type-Cとなっており、付属の電源アダプタとUSBケーブルで急速充電も可能です。
CPU性能やストレージ容量、RAM容量など、全体的にHUAWEI P20 liteよりもパワーアップしています。
今、HUAWEI P20 liteが格安SIM(MVNO)事業者によっては1,000円を切ったりと投げ売り状態ですが、長く使うことを考えるとHUAWEI P30 liteを購入したほうがいいでしょう。
HUAWEI P30 lite スペック
HUAWEI P30 lite | |
OS | Android 9 |
CPU | Kirin 710 |
ストレージ | 64GB (512GBまでのmicroSDカードサポート) |
メモリ | 4GB |
カメラ | メイン:約2,400万画素+約800万画素+約200万画素 サブ:約2,400万画素 |
ディスプレイ | 6.15インチTFT |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー容量 | 3,340mAh |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
防水・防塵 | × |
おサイフケータイ | × |
HUAWEI P30 liteセット販売中の格安SIM(MVNO)事業者
格安SIM(MVNO)事業者 | HUAWEI P30 lite 価格 |
NifMo | 一括:31,112円 分割:1,297円(24回) |
エキサイトモバイル | 一括:29,800円 分割:初回1,257円 2回目以降1,241円(23回) |
IIJmio(みおふぉん) | 一括:29,800円 分割:1,250円(24回) |
イオンモバイル | 一括:32,800円 分割:1,476円(24回) |
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載「ZenFone MAX Pro(M2)」
「ZenFone Max Pro(M2)」は、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載したミドルレンジスマホです。
ミドルレンジといっても、ゲームもそれなり遊べるスペックとなっており、ポケモンGOやハリポタGOなど、外で遊べるアプリを楽しむ方にも最適な1台となっています。
バッテリー消費の激しいナビアプリも、大容量バッテリーを活かして長距離ドライブにも活かせそうです。
カメラは約1,200万画素と約500万画素のダブルレンズを背面のメインカメラに搭載。標準、深度測定の使い分けとなります。
ZenFone Max Pro(M2)も、HUAWEI P30 liteと同様に一時期発売中止されていましたが、理由がまったく異なります。
ZenFone Max Pro(M2)の場合、日本国内向けの部品が取り付けられていなかったことで、発売中止となりました。
現在では対応が完了しており、販売を再開している格安SIM(MVNO)事業者は、本来取り付けるべきだった部品が取り付けられたものを販売しています。
ZenFone Max Pro(M2)スペック
ZenFone Max Pro(M2) | |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon660 |
ストレージ | 64GB (2TBまでのmicroSDカードサポート) |
メモリ | 4GB |
カメラ | メイン:約1,200万画素+約500万画素 サブ:約500万画素 |
ディスプレイ | 6.3インチ IPS液晶 |
インターフェース | micro USB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 b/g/n |
防水・防塵 | × |
おサイフケータイ | × |
ZenFone Max Pro(M2)セット販売中の格安SIM(MVNO)事業者
格安SIM事業者 | Zen Fone MAX Pro(M2) |
IIJmio | 一括:32,800円 分割:1,380円 |
OCNモバイルONE | 一括:24,800円 |
DMMモバイル | 一括:35,500円 分割:1,887円(24回) |
エキサイトモバイル | 一括:33,900円 分割:初回1,424円 2回目以降1,412円(計24回) *分割は別途手数料要 |
リンクスメイト | 一括:35,500円 分割:1,775円(24回) |
LINEモバイル | 一括:35,500円 分割:1,580円(24回) |
価格とスペックともにバランスの良いHUAWEIの隠れた名機種「HUAWEI nova 3」
HUAWEI nova 3は、メインとサブカメラそれぞれにダブルレンズを搭載していることが特徴のミドルハイスマホです。
搭載しているCPUがKirin970なのでミドルハイという表現をしていますが、ハイレンジと変わらないパフォーマンスで、『黒い砂漠 モバイル』といったゲームアプリも十分に楽しむことができます。
カメラは、ダブルレンズをメインとサブに搭載。セルフィーもキレイに撮影することができます。
ストレージが128GBと大容量ながら、256GBのmicroSDカードをサポートしています。
2018年の秋冬モデルとして発売した準新機種なので、格安SIM(MVNO)事業者での価格も落ち着いておりセール対象となりやすい機種です。
充電に使用する端子はUSB Type-Cなので、付属の電源アダプタとUSBケーブルで急速充電にも対応しています。
バッテリー容量は3,340mAhで、比較的大容量となっており、性能の良いCPUを搭載していながらバッテリー持ちも案外良い印象です。
カメラ性能もゲームアプリもバッチリ楽しみたい、コスパの良さも譲れないという方にはバランスのよい機種といえるでしょう。
HUAWEI nova 3スペック
HUAWEI nova 3 | |
OS | Android 8.1 |
CPU | Kirin970 |
ストレージ | 128GB (256GBまでのmicroSDカードサポート) |
メモリ | 4GB |
カメラ | メイン:約1,600万画素+約2,400万画素 サブ:約2,400万画素+約200万画素 |
ディスプレイ | 6.3インチ TFT液晶 |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー容量 | 3,750mAh |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
防水・防塵 | × |
おサイフケータイ | × |
HUAWEI nova 3セット販売中の格安SIM(MVNO)事業者
格安SIM事業者 | HUAWEI nova 3価格 |
楽天モバイル | 一括:42,880円 分割:1929円(税込)(24回) (初回のみ1,943円(税込)) |
IIJmio(みおふぉん) | 一括:49,800円 分割:2,080円(24回) |
OCNモバイルONE (限定カラーレッドあり) | 一括:34,800円 |
NifMo | 一括:48,889円 分割:2,038円(24回) 機種変更:45,300円 |
BIGLOBEモバイル | 分割:2,280円(24回) (総額54,720円) |
mineo | 一括:49,800円 |
イオンモバイル | 一括49,800円 |
DMMモバイル | 一括:54,800円 分割:2,912円(24回) |
エキサイトモバイル | 一括:47,800円 分割:初回2,007円 2回目以降1,991円(計24回) |
防水・防塵、おサイフケータイ全部入り「AQUOS sense plus SH-07」
シャープの「AQUOS sense plus SH-07」は、2018年夏モデルとして発売したミドルレンジスマホです。
発売時期がHUAWEI P20 liteと同時期だったこともあり注目度は控えめでしたが、防水・防塵、おサイフケータイ全部入りのSIMフリースマホとしては貴重な機種となっています。
全部入りといってもワンセグは非搭載なので、いろいろな理由でワンセグつきスマホを持ちたくない方にも最適です。
AQUOS sense plusの特徴はなんといってもIGZO液晶です。
IGZO液晶はAQUOSスマホのほとんどに搭載しており、省エネ設計ながら、鮮やかでくっきりとした描写を実現してくれます。
カメラはシングルレンズをメインとサブに搭載。正直なところ、性能面も特筆すべき点がなく潔い機種といえるでしょう。
ただ、これまでミドルレンジのAQUOSスマホを使っていた方にとっては、かゆいところに手が届く機能が揃っています。
たとえば、USB Type-Cで急速充電に対応や、11acの高速無線LANに対応したことです。
AQUOS sense plusも2018年に発売した準新機種としての扱いなので、格安SIMとセットでセール対象になりやすくなっています。
販売を終了する格安SIM(MVNO)事業者も多くなってきいるので、手頃な価格のSIMフリースマホで防水・防塵、おサイフケータイまで対応したAQUOS sense plusは本当に貴重な機種となってしまっています。
AQUOS sense plus SH-M07スペック
HUAWEI nova 3 | |
OS | Android 8.0 |
CPU | SnapDragon630 |
ストレージ | 32GB (400GBまでのmicroSDカードサポート) |
メモリ | 3GB |
カメラ | メイン:約1,640万画素 サブ:約800万画素 |
ディスプレイ | 5.5インチ IGZO液晶 |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー容量 | 3,100mAh |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
防水・防塵 | IPX5/8 IP6X |
おサイフケータイ | ◎ |
AQUOS sense plus SH-M07セット販売中の格安SIM(MVNO)事業者
格安SIM(MVNO)事業者 | 価格 |
イオンモバイル | 一括:42,800円 分割:1,926円~(24回) |
エキサイトモバイル | 一括:41,900円 分割:1,745円(24回) |
DMMモバイル | 一括:40,800円 分割:2,169円(24回) |
楽天モバイル | 一括:32,800円 分割:1,476円(24回) |
OCNモバイルONE | 一括:29,800円 |
有機ELディスプレイを搭載、セールで狙い目になりつつある「OPPO R17 Pro」
「OPPO R17 Pro」は、2018年から日本市場へ本格参入をはじめたアジアのスマホブランドOPPOの上位モデルです。
有機ELディスプレイを搭載し、メインカメラにダブルレンズ、サブカメラはシングルながら2,500万画素のレンズを搭載しています。
カメラに特徴があり、夜景をキレイに撮影できる「ウルトラナイトモード」と、セルフィーもAI機能で美しさを引き出してくれます。
贅沢を詰め込んだ機種で、発売時は7万円近い価格でしたが準新機種ということもあり、セールをうまく利用すると3万円台で購入することも可能です。
Super VOOCフラッシュチャージにより、10分で40%の充電が可能。バッテリーも3,700mAhと大容量です。
付属品のスマホケースや貼付け済みの保護フィルムで、後から対応するアクセサリーの購入も必要ありません。
OPPO R17 Proスペック
OPPO R17 Pro | |
OS | ColorOS 5.2(Android 8.1ベース) |
CPU | SnapDragon710 |
ストレージ | 128GB *SDカードスロット非搭載 |
メモリ | 6GB |
カメラ | メイン:約1,200万画素+約2,000万画素 サブ:約2,500万画素 |
ディスプレイ | 6.4インチ有機EL(AMOLED) |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー容量 | 3,700mAh |
無線LAN(Wi-Fi) | 802.11 a/b/g/n/ac |
防水・防塵 | × |
おサイフケータイ | × |
OPPO R17 Proセット販売中の格安SIM(MVNO)事業者
OPPO AX7 格安SIM販売価格 | |
DMMモバイル | 一括:49,800円 分割:2,651円(24回) |
IIJmio(みおふぉん) | 一括:39,800円(2019年7月31日まで29,800円) 分割:1,680円(24回)(2019年7月31日まで1,250円(24回)) |
楽天モバイル | 一括:49,800円 分割:3,144円(24回) |
まとめ
今回は、2019年夏に格安SIMとSIMフリースマホをセットで購入しようと検討している方へ向けて、オススメのAndroidスマホを紹介してきました。
オススメの基準としては、端末価格がどれだけ高くても5万円台までということを条件としました。
Androidスマホは、新品iPhoneの半額で購入可能な機種が多く、買い替え時期になってもユーザーへの負担が少なくて済むのもうれしいポイントです。
もちろん、価格も性能もバラバラなので、安過ぎる機種を買ってみたら動きがもっさりして使い物にならないということもありえます。
逆に、安くても十分使える機種があるのもAndroidスマホの特徴です。
今回紹介した機種は、LINEやネット検索、動画の視聴といった普段使いについては快適に行うことができます。
トリプルレンズが気になるならHUAWEI P30 lite、カメラやゲームを万能に楽しみたいならHUAWEI nova 3やOPPO R17 Proといったように、自分がどういうふうにスマホを使うかによって、購入する機種を決めるといいでしょう。