AndroidスマホとWindows PCを連携して作業が快適になる「マイクロソフトランチャー」の使い方解説
「Microsoft Launcher(マイクロソフトランチャー)」は、マイクロソフトが提供するAndroid向けランチャーアプリ(ホームアプリ)です。
Androidスマホのホーム画面をカスタマイズすることができ、Windows PCと連携できることが特徴のアプリとなっています。
簡単な設定で導入がしやすく、PCと連携しなくても自分が使いやすいと思えるホーム画面にカスタマイズ可能です。
また、すべての機能を無料で利用可能なことも嬉しいポイントです。
本記事ではマイクロソフトランチャーの設定方法、カスタマイズ方法などを解説します。
目次
マイクロソフトランチャーの初期設定方法
前述のように、マイクロソフトランチャーの初期設定は簡単なので、誰でもすぐに導入ができます。
1.マイクロソフトランチャーに各種権限を許可する
マイクロソフトランチャーを起動したら、「はじめに」をタップした後に「位置情報」や「メディアへのアクセス」などの権限を許可してください。
2.壁紙を選択する
次の画面で壁紙を選択します。
「現在の壁紙」か「Bingの今日の壁紙」どちらかを選択して「続行」をタップしましょう。
3.マイクロソフトアカウントでサインイン(スキップ可能)
Windows PCを利用しているのなら、マイクロソフトアカウントを使ってログインしているユーザーが多いと思います。
マイクロソフトアカウントとマイクロソフトランチャーを連携しておくと、OneDriveやOutlook(旧:Hotmail)などのアプリと同期ができて便利です。
マイクロソフトランチャーの力を発揮するのなら、マイクロソフトアカウントとの連携を推奨します。
なお、左下の「スキップ」をタップして次の設定に進めることも可能。後からでもマイクロソフトアカウントでログインができます。
4.よく使うアプリを選択する
普段よく使っているアプリを選択します。
ここで選択したアプリのショートカットがホーム画面に配置されます。
選びすぎてもホーム画面がごちゃごちゃしてしまうので、最初はメールやLINEなど、使用頻度が高いアプリを選択するといいでしょう。
5.マイクロソフトランチャーを既定のアプリに設定する
すべての設定が完了すると、マイクロソフトランチャーのホーム画面が表示されます。
デフォルトのホームアプリと混在している状態なので、マイクロソフトランチャーを既定のアプリに設定しましょう。
「既定として設定」をタップし、「ホームとしてMicrosoft Launcherを使用」と表示されたら「常時」をタップしてください。
これでマイクロソフトランチャーの初期設定は完了です。
補足:他のホームアプリに変更する場合
他のホームアプリに変更したい時、マイクロソフトランチャーを既定のアプリに設定し忘れた時は、設定画面からホームアプリを指定してください。
歯車アイコンの「設定」を開いたら「ホーム切り替え」をタップ。任意のホームアプリを選択すると、ホームアプリが切り替わります。
マイクロソフトランチャーの基本的な使い方
画面下部のナビゲーションバー付近を下から上にスワイプするとドックが展開されます。
展開したドックの2段目に電話アプリを配置しておくことで、電話アプリの誤動作・誤発信を防ぐことにも役立ちそうです。
ドックより上の場所を下から上にスワイプすると、アプリドロワー(アプリ一覧)が表示。名前の順番でソートされています。
アプリドロワーでは、検索窓からWeb検索やインストール済みのアプリを検索できます。
ホーム画面左端の画面は、カレンダーやMicrosoft To Doなどが表示。マイクロソフトアカウントでログインしていると、PCで作成したTo-Doの内容が同期して表示されます。
また、カレンダーはGoogleカレンダーなども指定が可能です。
マイクロソフトランチャーによるホーム画面のカスタマイズ方法
初期のホーム画面もシンプルで使いやすくなっていますが、ホーム画面を増やしたり、アイコンのサイズを変更したりと、自分好みにカスタマイズができます。
ここからは、マイクロソフトランチャーの主なカスタマイズ項目について紹介します。
ホーム画面を追加
ホーム画面を追加するには、まずホーム画面の何もない場所をロングタップ。カスタマイズメニューの右側に何もないホーム画面が表示されるので、「+」をタップします。
これで新しいホーム画面が追加されました。
後は、アプリのショートカットを配置したり、ウィジェットを追加したりしましょう。
なおウィジェットの配置も、ホーム画面の何もない部分をロングタップし、「ウィジェットを追加」をタップして追加が可能です。
アプリアイコンのレイアウトとサイズを変更
ホーム画面またはアプリドロワーからマイクロソフトランチャーの「起動ツール」を起動します。
続いて「ホーム画面」→「アイコンのレイアウトとサイズ」の順に進みます。
あとは、ホーム画面の列と行、アイコンサイズやフォントサイズといったレイアウトを変更しましょう。
各項目を変更すると、プレビュー画面でどういう風に変更されるか確認ができます。
ドックのカスタマイズ
起動ツールから「ドック」を選択すると、ホーム画面下部にあるドックのカスタマイズができます。
ドックは3列まで追加が可能。ドックの追加・拡張が不要な場合、「上方向にスワイプしてドックを拡張する」をオフにします。
ドックの拡張をオフにすると、一般的なホームアプリのように1列だけの表示となります。
高品質なBing提供の壁紙も無料で利用できる
マイクロソフトランチャーは、壁紙に好きな写真や画像を設定できることはもちろん、Bingが提供する壁紙も設定ができます。
横のサイズが大きい壁紙は背景のスクロールに合わせて移動するような設定も可能です。
機種によりますが、設定した壁紙が突然拡大表示されてしまい元に戻らない不具合が見受けられます。
壁紙のサイズがおかしくなった場合、ホーム画面の空いてるスペースをロングタップして壁紙メニューを開き設定しなおすと元に戻ります。
「Microsoft Launcher(マイクロソフトランチャー)」アプリダウンロード