格安のゲーミングPCはどういったものなのか?構成内容は?
「ゲーミングPCは高い」その要因としては高性能なCPUとグラッフィクボードを搭載しているからです。
中古だと格安で購入することができますが、すぐに壊れてしまうリスクもあります。
筆者も緊急時には中古のゲーミングPCを購入したこともありますが、その時は電源が壊れてしまいました。
なので、なるべく新品を購入して長く使い続けることがベストです。
そこで今回は、新品で格安のゲーミングPCとはどういうものかを紹介していきます。
「格安のゲーミングPC」の「格安」がどれくらいなのか、購入を検討しているかたによって違うと思いますが、なるべく10万円以下で実用性がそこそこあるものをチョイスしていきます。
10万円以下で購入できる格安のゲーミングPC
まずはBTOパソコンを販売するマウスコンピューターのブランド、G-TuneのゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO im610」です。
BTOなのでカスタマイズ可能。最安値の構成で79,800円(税別)です。
販売店 | G-Tune(マウスコンピューター) |
CPU | Intel Core i3-8100 |
チップセット | Intel B360チップセット |
メモリ | 4GB |
ストレージ | HDD500GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050(2GB) |
光学ドライブ | オプションにて追加要 |
電源 | 450W 80PLUS |
OS | Windows10 Home |
価格 | 79,800円(モニタ別売り) |
「NEXTGEAR-MICRO im610」の基本構成なら税込みでも8万円台で購入することができます。
CPUはCore i3ですが、4コアの第8世代Core i3を搭載しています。
正直この構成だと、ゲームを動かすことが精一杯といったところです。
HDや4Kといった画質にこだわらないライトゲーマーならコスパもよくて、検討してもよさそうなモデルといえます。
ただ、ゲーミングPCとしては電源が450Wなのは少し気がかりです。
ミドルタワーケースなので拡張することはできますが、電力不足になる可能性もあるので派手な換装はできないと思ったほうがいいでしょう。
G-Tune(マウスコンピューター)公式サイト:https://www.g-tune.jp/
格安のBTOパソコンを販売するFRONTIERは、価格だけでなく幅広いスペックのゲーミングPCを取り揃えています。
なかでも、GTシリーズはグラフィックボードを搭載した構成だと84,800(税別)で購入することができます。
GTシリーズの基本構成は65,800円(税別)ですが、グラフィックボードを搭載していないのでゲーム向きではありません。
販売店 | FRONTIER |
CPU | Intel Core i5-7400 |
チップセット | Intel Z170チップセット |
メモリ | 8GB |
ストレージ | HDD1TB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050(2GB) |
光学ドライブ | なし |
電源 | 600W SFX電源 |
OS | Windows10 Home |
価格 | 84,800円(モニタ別売り) |
グラフィックボードはGTX1050を搭載し、8GBのメインメモリを組み合わせています。
GTシリーズはケースの構造上、DVDやBlue-rayなどの光学ドライブを搭載することができないので注意が必要です。(外付けドライブで対応)
FRONTIERで購入することができる格安のゲーミングPCですが、FRONTIERでは定期的にセールを開催しているので、同価格帯でGTシリーズよりも高性能なゲーミングPCを購入できる可能性があります。
FRONTIER:http://www.frontier-direct.jp/
BTOパソコンでおなじみのドスパラでは、ガレリアDCシリーズが格安で販売しています。
DCシリーズのなかで最安値の構成でもPSO2推奨モデルとして販売しており、それなりのゲーミング性能があるモデルです。
販売店 | ドスパラ |
CPU | Intel Core i3-8100 |
チップセット | Intel H310チップセット |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD320GB(HDDなし) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050(2GB) |
光学ドライブ | オプションにて追加要 |
電源 | 450W 80PLUS BRONZE認証 |
OS | Windows10 Home |
価格 | 79,800円(モニタ別売り) |
構成内容は、最初に紹介したG-Tuneのモデルと近いです。メモリ容量やSSDといった違いがあり、2つのモデルから選ぶならドスパラのDCシリーズかなと思います。
8GBのメモリや高速で読み込みと書き込みが可能なSSDを搭載していることで、G-Tuneのモデルよりも高いパフォーマンスに期待が持てます。
余談ですが、ドスパラでは中古のゲーミングPCもネットで購入することが可能で、新品はどうしても手が届かないというかたは、オークションなどで購入するよりも安心して購入することができそうです。
ドスパラ公式サイト:https://www.dospara.co.jp/
ツクモは、ハイスペックなゲーミングPCが低価格で販売しているBTOショップです。
省スペースモデルの「G-GEAR mini」はとくに格安で、79,800円(税別)で購入することができます。
販売店 | ツクモ |
CPU | Intel Core i3-8100 |
チップセット | Intel H310チップセット |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD240GB(HDDなし) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050(2GB) |
光学ドライブ | なし |
電源 | 500W 80PLUS SILVER認証 |
OS | Windows10 Home |
価格 | 79,800円(モニタ別売り) |
本記事で紹介している7万円台のモデルとほぼ構成内容は同じです。
電源効率のよい80PLUS SILVERに唯一対応している点も特徴で、ネットワークは有線LANだけでなく無線LANにも対応しています。
省スペースモデルで置き場所にも困らず、自宅にWi-Fi環境しかないというかたは検討してもよさそうなモデルです。
ツクモ:G-GEAR mini詳細
パソコン工房の7万円台で購入できるオススメのゲーミングPCは、ミニタワーの「M-Class」です。
価格は76,980円(税別)と、本記事で紹介しているゲーミングPCでは最安値となります。
その分、グラフィックボードはGTX 1030であったりと値段相応の構成です。
販売店 | パソコン工房 |
CPU | Intel Core i3-8100 |
チップセット | Intel Z370チップセット |
メモリ | 8GB |
ストレージ | HDD1TB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1030(2GB) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 500W 80PLUS SILVER対応 |
OS | Windows10 Home |
価格 | 76,980円(モニタ別売り) |
本記事で紹介しているゲーミングPCのなかでは、唯一の光学ドライブを搭載しているモデルとなります。
将来的にカスタマイズが可能なミニタワー、500W電源でひとまずベースとして購入するのもアリかなと思います。
第8世代Core i3-8100とGTX1030、8GBメモリの組み合わせだと、画質にこだわらなければPUBGなどもそこそこ動作できそうです。
パソコン工房:https://www.pc-koubou.jp/
まとめ:新品で格安のゲーミングPCは7万円台から
今回は格安のゲーミングPCを紹介してきました。
実用性で考えるとどうしても7万円台から選ぶ必要があり、構成内容もかなり限られてきます。
CPUとグラフィックボードで価格が左右され、7万円台だと良くて第8世代Intel Core i3とGTX1050の組み合わせがほとんどです。
本記事では常時販売しているモデルのみ紹介してきましたが、BTOショップのセールを活用することで、7万円台でGTX1060搭載モデルも狙えそうです。
筆者の場合、グラフィックボード非搭載のベースとなるPCを3万円ほどのアウトレット価格で購入し、オークションで落札したグラフィックボードを組み合わせて5万円台のゲーミングPCにしたこともありますが、手間も時間もかかるのであまりオススメはできません。
ゲーミングPCで「Steamで配信されている3Dゲームで遊びたい」というだけなら、本記事で紹介しているモデルでも十分ですが、録画や配信も同時にする場合はもう少しスペックの高いゲーミングPCが必要になってきます。
予算をもう少しがんばって10万円台にできれば、かなり幅広い構成内容からゲーミングPCを選ぶことが可能です。