Androidスマホの動作が重い時はどうすればいい?いろいろな角度から原因を見つけ、動作を軽くするための対策について解説。
最初はサクサクと動作していたAndroidスマホも、使っていくうちに動作が重くなったり、遅いと感じる時があります。
もっさりとした動作、タップしても反応しない状態だとストレスもたまってしまいます。
Androidスマホの動作が重くなったり、遅くなる原因はいろいろあり、確実にこれが原因と特定がしづらいです。
今回は、Androidスマホの動作が重くなる原因について解説。知っておきたい解決方法についても紹介していきます。
目次
Androidスマホがの動作重くなる主な原因と理由
まず、Androidスマホの動作が重くなる原因を紹介します。
普段の何気ない使い方が、スマホの動作を重くする原因になっていることもあるので、自身の使い方と当てはめながら確認してみてください。
ストレージの容量が残り少ない
いろいろなアプリをインストールしたり、写真や動画をたくさん保存してストレージの容量が少なくなると、スマホの動作が重くなってしまいます。
たとえるなら、本棚に隙間がないくらい本をしまうと、読みたい本がスムーズに見つけられなかったり、取り出すのに時間がかかるようなものです。
AndroidスマホでMicroSDカードスロットがあるのなら、移動できるファイルは移動させて、使っていないアプリはアンインストールしましょう。
長時間スマホを使っている
長時間のスマホ操作は、動作を遅くしてしまう原因のひとつです。
使い方にもよりますが、ブラウザアプリでウェブを見ているくらいなら、そこまで重くなることはありません。
ゲームアプリといった高負荷がかかるアプリを長時間利用していると、重いと感じてしまうことがあります。
長時間スマホを操作することで、スマホ内部の温度を上昇させ、本来の処理能力を発揮できていないことが理由です。
スマホを使用していて本体が熱いと感じたら、しばらく操作をやめてみましょう。
充電しながら操作をしている
充電しながらの操作は、動作が重くなってしまう原因のひとつです。
長時間スマホを使っている時と同じ理由で、充電しながらの操作はスマホが必要以上に熱をもってしまうからです。
とくに充電をしながらのゲームアプリの操作は、アプリにもよりますがかなり熱をもってしまいます。
なるべく充電しながらの操作を控え、充電が完了してからスマホを操作するようにしてみましょう。
メモリ不足
たくさんのアプリを起動していると、メモリ不足により動作を遅くしてしまうことがあります。
メモリはストレージとは異なり、作業机としての役割を担っています。
物があちこちに散らばっている作業机だと、作業が捗らないのと同じで、メモリが不足していると動作が安定しません。
不要なアプリを完全に終了させたり、メモリ解放をおこなうことで動作を安定させることができます。
経年劣化による動作の低下
使用頻度にもよりますが、各パーツの経年劣化によることも原因です。
最近のスマホだと、5年使っても快適に使えることもあります。
スペックが低めなスマホを長く使っていると、最新のOSアップデートで急に重くなったりすることもあります。
Androidスマホは価格もピンキリなので、買い替えを検討してもいいかもしれません。
Androidスマホの動作を軽くする方法
ここからは、実際にAndroidスマホの動作を軽くする方法を紹介していきます。
前述のように、動作を重くしてしまう原因が複数あるので、確実にこれと断言できません。
なので、ひとつひとつ対処方法を試していくようにしましょう。
スマホを再起動する
電源ボタンを長押しすることで、電源メニューが表示。端末を再起動させることができます。
ほとんどの端末が、電源ボタン長押しでの再起動に対応しているはずです。
再起動直後は、Micro SDカードの読み取り、デフォルトアプリの立ち上げなどに時間がかかるため、動作が安定するまで待つようにしましょう。
ストレージの空き容量を増やす
ストレージの空き容量を増やすことで、安定した動作になる可能性があります。
不要なアプリをアンインストールし、写真や動画、音楽などはMicro SDカードに移動。Micro SDカードスロットを搭載していないAndroidスマホの場合、オンラインストレージを活用して写真や動画をバックアップするといいでしょう。
Android OSのバージョンを確認し、アップデートする
ある程度ストレージの容量を確保したら、Android OSのバージョンを確認。アップデートが配信されているようなら、手順に従ってアップデートをしましょう。
多くのAndroidスマホは、設定メニューの「システム情報」や「端末情報」といった項目からアップデートの確認が可能です。
端末によっては、最新OSへのアップデートで逆に動作が重くなってしまうこともあります。
ですがセキュリティの観点から、配信されているアップデートを放置して、古いAndroidOSを使い続けることはおすすめしません。
アプリを完全に終了させる(メモリの空き容量を確保する)
Androidスマホの下部にある「□」ボタンをタップすると、アプリ一覧が表示されます。
アプリ一覧では、起動中のアプリが表示されるので、使い終わったアプリを上にスワイプして、使い終わったアプリを完全に終了させましょう。
バックグラウンドで起動し続けるアプリもあるので、完全に終了させることでメモリの空き容量を確保させることができます。
また、バックグラウンドで起動するアプリを終了させることで、バッテリーを長持ちさせる効果に期待がもてます。