格安SIMを利用すれば毎月のスマホ代が安くなるのは魅力的ですよね。
手持ちのスマホがSIMフリースマホなら毎月のスマホ代を1000円以下に抑えることも可能になります。
しかし、格安SIMを契約する前にいくつかのデメリットを確認しておかないと、契約後に後悔してしまうことになります。
特にDoCoMo、au、SoftBankの大手3社から格安SIMに乗り換えるを検討している方は、これまでと勝手が変わってしまうので、格安SIMに関するデメリットをよく理解しておく必要があります。
この記事では安心して格安SIMに乗り換える準備が出来るよう、格安SIMに関するデメリットをまとめていきます。
目次
格安SIMのデメリット1 通信速度が安定しない
格安SIMのデメリットとしてよくあげられるのが通信速度についてです。
これまで快適に動画やネットを楽しんでいたのに、格安SIMに乗り換えた途端に読込みが遅くなったということはよくあります。
この原因としては、格安SIM業者はDoCoMoやauの回線の一部を利用しているからです。
しかし、どの業者も回線速度の問題については無視せずに基地局を増やしたりなどの対策をしているようですが、時間帯や利用する場所によってはどうしても速度は安定しないことが多いです。
出典:UQモバイル
通信速度を重視する方は、格安SIMアワードの通信速度部門から実速を比較したものを参考にしてみるといいでしょう。
UQモバイルは速度部門で最優秀賞を3年連続受賞しています。
UQモバイルの平均34.4Mbpsは、動画やオンラインスマホゲームも快適に楽しむことができる速度になっています。
UQモバイルの回線はauの一次業者である為、他社と比較しても速度面では頭一つ抜きん出る結果となっています。
UQモバイル公式サイト:http://www.uqwimax.jp/
格安SIMのデメリット2 支払い方法がほとんどクレジットカード
格安SIM業者のほとんどがクレジットカードでの支払いにのみ対応しています。
なので、クレジットカードを持っていない学生にとっては契約するハードルが高くなってしまいます。
もちろん、口座振替に対応している格安SIM業者もありますが、格安SIM業者の選択肢がかなり狭くなってしまいます。
支払い方法だけで選ぶよりは、クレジットカードを1枚作っておくようにすることがオススメです。
格安SIMのデメリット3 キャリアメールが使えない
キャリアメールとは「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」といったメールアドレスです。
格安SIMではこれらのメールアドレスが使用できなくなります。
今ではメールよりもLINEを連絡手段として利用している方が多くなっているのでキャリアメールの利用頻度は低くなっているように感じます。
キャリアメールにメルマガを登録しているという方は、Gmailなどのフリーメールへ登録をし直す必要があります。
キャリアメールを使用しているという方は格安SIM契約前にGmailなどのフリーメールをメインのメールアドレスに変更しておくようにしましょう。
Gmail:アカウント作成
格安SIMのデメリット4 LINEのID検索が出来ない
友だちや仕事での主要な連絡手段となっているLINEで、格安SIMではLINEのID検索を行うことができないことがあります。
理由は、格安SIM業者によってLINEでの年齢認証ができないからです。
LINE直系のLINEモバイルでは、年齢認証を行うことが可能なのでID検索をよく使うという方にはオススメです。
しかし、ID検索自体はPCアプリのLINEで使用することが可能で、LINE交換もふるふるやQRコードを送るといった方法もあるのであまり重要なデメリットとは言えないでしょう。
LINEモバイル公式サイト:https://mobile.line.me/
格安SIMのデメリット5 テザリング機能が使えない可能性がある
テザリング機能とは、スマホのネットワークを利用して他のWi-Fi対応機器をネット接続させる機能です。
主に、キャリア契約している方で大容量のデータ通信プランを申し込んでいる方がよく使っている機能です。
使用する回線、使用する端末、契約するSIM業者によってテザリング機能が使えない可能性があります。
参考までにテザリング機能が使える例と使えない例を記載しますが、この限りではないのでご注意ください。
iPhone+DoCoMo回線→使用可
SIMフリーAndroid+DoCoMo・au回線→使用可
SIMロック解除済みauスマホ+DoCoMo回線→使用可
iPhone+au回線→使用不可
SIMロック解除済みDoCoMoスマホ+DoCoMo回線→使用不可
auやDoCoMoで購入したスマホをSIMロック解除してテザリングしようとすると利用できないケースが多いです。
特にSIMロック解除したAndroidスマホで今まで通りにテザリングをしたいという方は注意した方がいいでしょう。
SIMロックはなんだかややこしい、テザリングも使いたいという場合、SIMフリースマホとSIMをセットで購入するのがオススメです。
格安SIMのデメリット6 MNP移転などでスマホが利用できない期間が発生する
格安SIMでも、これまで使っていた電話番号を使用できるMNP移転ができます。
今使っている携帯会社にMNP移転の申込みをした後は、格安SIMが開通するまでの間に通話などを利用することができません。
使えない期間といっても、回線を新しく契約した格安SIMに切り替える間だけなので、数十分から長くても1時間程度です。
実店舗があり、窓口で即日開通可能な格安SIM業者なら期間をあけることなく利用することが可能です。
実店舗で即日MNP移転が可能な格安SIM業者
・UQモバイル
・OCNモバイル
・IIJmio(みおふぉん)
・BIGLOBEモバイル
・mineo(マイネオ)
格安SIMのデメリット7 初期設定(APN設定)を自分で行う必要がある
DoCoMoやau、SoftBankでスマホを契約した際、自宅に帰ったらすぐにスマホを使えますよね。
ショップ店員さんが通話テストや回線切替といった初期設定を渡す前に行ってくれているからユーザーは特別な設定を行うことなくスマホを使うことができるようになります。
しかし、格安SIMではAPN設定という初期設定を自分で行う必要があります。
SIMカードをスマホに挿入して、スマホ側でネットワークへの接続先を選択するだけなので、一度設定してみれば対して難しいものではありません。
例えば、自宅のパソコンでインターネットの設定をしたり、Wi-Fiルーターの設定をしたりしている方なら簡単に行うことができるでしょう。
格安SIMのデメリットまとめ
格安SIMのデメリットをまとめてきましたが、これだけデメリットがあると格安SIMを契約するのが面倒になってくると思います。
実際に大きな障害となるのが、APN設定とMNP移転時に発生する利用できない期間くらいではないでしょうか。
よく言われている通信速度については時間帯によってつながりづらいことがありますので、こればかりは使用する地域によるという印象です。
これらのデメリットを把握したうえで、格安SIMを契約すると毎月の通信料が抑えることができます。
最後に、格安SIMのデメリットとして格安SIM業者が多過ぎてどこで契約をすればいいかわからないということがあるので、オススメの格安SIM業者を厳選して紹介します。
オススメの格安SIM業者
大手キャリアのように特定の店舗を持たず、参入障壁も低いことからインターネットプロバイダや通販サイトなど、多くの企業がMVNO事業に参入しているのが現状です。
数えきれないほどの格安SIM業者があり、特徴も三者三様といったとこでどの格安SIM業者と契約をすればいいか迷ってしまいます。
主流となっている格安SIM業者と穴場ともいえる格安SIM業者を紹介するので、格安SIMを契約する際の参考にしてみてください。
UQモバイル 通信速度No.1!始めての格安SIMに最適!
格安SIMアワードの通信速度部門3年連続No.1を獲得しているUQモバイルは、家族割もある数少ない格安SIM業者です。
au回線を利用した唯一の一次業者で、iPhone6/6sとのセット契約も可能になっています。
プランS | プランM | プランL | |
月額料金 | 1年目1,980円/月 14ヶ月目以降2,980円/月 | 1年目2,980円/月 14ヶ月目以降3,980円/月 | 1年目4,980円/月 14ヶ月目以降5,980円/月 |
家族割適用時 (2台目以降) | 1年目1,480円/月 14ヶ月目以降2,480円/月 | 1年目2,480円/月 14ヶ月目以降3,480円/月 | 1年目4,480円/月 14ヶ月目以降5,480円/月 |
データ容量 (翌月繰越可) | 2年間最大2GB/月 26ヶ月目以降1GB/月 | 2年間最大6GB/月 26ヶ月目以降3GB/月 | 2年間最大14GB/月 26ヶ月目以降7GB/月 |
通話:おしゃべりプラン | 1回5分以内の国内通話が何度でもかけ放題 | ||
通話:ぴったりプラン | 2年間無料通話最大60分/月 26ヶ月目以降30分/月 | 2年間無料通話最大120分/月 26ヶ月目以降60分/月 | 2年間無料通話180分/月 26ヶ月目以降90分/月 |
UQモバイル公式サイト:http://www.uqwimax.jp/
LINEモバイル LINEはもちろん、主要SNSが使い放題!
LINEモバイルは、通信量を気にせずにLINEを使用することができるのはもちろん、Twitterやインスタ、Facebookも通信量を気にせずに楽しめるフリープランが特徴です。
月額880円で申込みができる10分電話かけ放題オプションで、電話をよく利用するという方にもピッタリの格安SIMとなります。
LINEフリープラン | コミュニケーションフリープラン | |
月額 | データ 500円/月 データ+SMS 620円/月 データ+SNS+通話 1,200円/月 | データSIM (SMS付)1110円~音声通話SIM (データ+SMS+通話) 1,690円~ |
容量 | 1GB (データ容量の追加購入可能) | 3GB 5GB 7GB 10GB |
補足 | LINEのみ使い放題 | LINE、Instagram、Twitter、Facebookが使い放題 |
LINEモバイル公式サイト:https://mobile.line.me/
TONEモバイル 家族みんなでおトクに使いたい!サポートも抜群!TSUTAYAの格安スマホ
TSUTAYAといえばCD、DVD、ブルーレイのレンタルですが、MVNO事業にも参入しています。
意外と知られていないみたいですが、スマホデビューや家族みんなでスマホを使いたいという方に好評です。
TONEモバイルオリジナルAndroid端末と同時に契約をする為、Webからの申込で手元に届いてすぐにスマホを使うことができます。
料金プランはシンプルな1000円の1プランだけで、必要に応じてオプションを選びます。
料金プランは2年目以降も変わらないのもオススメのポイントで、オペレーターによる電話サポートや遠隔リポートサポートを無料で利用できるので、格安SIM、格安スマホを初めて契約するという方でも安心ができます。
TONEモバイルの取扱いをしているTSUTAYAでは対面サポートも無料で利用することができます。
TONEモバイル公式サイト:2018年5月31日まで6ヶ月基本料無料!春の親子割実施中!