Windows 10 Creators Updateが4月11日に控えています。
また、いち早くアップデートを行いたいユーザーにに向けて、4月5日に手動でアップデートファイルのダウンロードも可能になります。
今回のWindows 10 Creators Updateは、定期配信のアップデートではなく、大型アップデートという位置づけで、Windows10にいくつかの機能が追加されるといったものです。
目次
何ができるようになるの?
Paint 3D
WindowsPCを使用しているユーザーなら誰でも使ったことがあるであろうお馴染みの画像ソフト「ペイント」が3Dに対応し、「Paint 3D」として、Windows 10 Creators Updateにて配信されます。
「Paint 3D」は、3Dオブジェクトを作成することができるアプリで、2次元の画像を元に3D化したりすることもできる仕様になっています。
Beamにてゲーム配信を容易に
Creators Updateにて、ゲーム配信サイト「Beam」でライブ配信できる機能が実装されます。
既にWindows10には、XboxアプリでPCゲームやデスクトップを録画する機能がついていますが、ライブ配信機能を追加した強化版となります。
Edgeを強化
Windows10から実装されたインターネットブラウザーEdgeが強化されます。
Creators Updateでは、タブ管理機能が強化されており、その時に開いているページから離れることなく、残しておいたタブを検索したり、整理したりすることができようになるというものです。
ブルーライト軽減
Night Light機能で、ディスプレイから放出されるブルーライトを軽減することができます。
マイクロソフトでは、ブルーライトを軽減することで、夜遅くまでパソコンを使って仕事をしても質の良い睡眠ができるように追加した機能と述べています。
Mini View機能
小さなウィンドウを常に前面に表示させておくことができる機能です。
他の作業をしながらウィンドウに表示された動画を見ることができるので、アプリの切り替えをする手間が省けるというものです。
Xbox Oneのプレイ時間を管理
Creators Update後のWindows10では、Xbox Oneのプレイ時間を管理することができるようになります。
子供がプレイするゲームのプレイ時間を設定して、設定した時間を過ぎるとWindows10が自動的にXbox oneのアカウントをサインアウトさせるといったもので、どのゲームを何時間プレイしたか等のレポートも確認することが可能になります。
Windows Hello
Windows Helloは、ペアリングしたiPhone、Android、Windows Phoneから、WindowsPCを遠隔ロックすることができます。
その他
使用しているPCの状態がひと目でわかるWindows Defenderセキュリティセンターダッシュボードが追加されます。
また、Windows 10 Creators Updateを受けて、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)をサポートすることができるようになり、既に開発者向けのヘッドセットが出荷され、消費者向けには2017年内に299ドル~販売される予定とのことです。