「タイミー」はワーカー数が700万人を突破し、現在では900万人を突破したとされている日本最大級のスキマバイトアプリ(ワークシェアアプリ)です。
2024年になり、タイミーに闇バイトが掲載されたり、タイミーの闇バイトに応募するワーカーがいるといったことがニュースなどで報じられるようになりました。
本記事では、タイミーで100回以上、累計400時間以上勤務した筆者が、タイミーで案件を選ぶうえで考えていたことについて解説。実際に避けていたタイミーの案件や、タイミーの闇バイトにはどんなものがあるのかも紹介しています。
目次
タイミーの闇バイトにはどんなものがある?
かなり言葉を濁していますが、主に取り上げられているタイミーの闇バイトは上記のようなものがあります。
タイミーで掲載する求人の内容が、一見すると闇バイトっぽくないような巧妙な記載になっていることもあり、タイミーを使い慣れていないと誰しもうっかり応募してしまうかもしれません。
タイミーでの案件の選び方
筆者が100回働いた内訳は、新規で働いたところは36か所、64回分は36か所の中からリピートです。
36か所については、ほとんどが登記されている法人で、おそらく誰でも一度は耳にしたことがある企業ばかりです。
ある程度有名な企業での案件を選ぶ
場所にもよりますが、タイミーには豊富な求人が掲載されています。
その中から闇バイトを引かずに応募するために、まずはある程度名前が通っている企業の案件を選ぶといいでしょう。
実際、筆者も一番最初に応募した案件は、誰でも聞いたことがある運送会社の倉庫での仕分け業務でした。
資格や経験がないとかであれば、スーパーの品出しや運送会社での仕分け業務など、自分にできそうな業務内容で、自分が一度は聞いたことのある企業の求人に応募するといいでしょう。
1時間だけの短時間・高時給求人は避ける
業務内容が不明で1時間だけの短時間・高時給の求人をタイミーで最近見かけることがありますが、個人的にはおすすめしません。
業務内容が不明という時点で闇バイトである確率が高くなり、1時間のためだけに準備する時間などを考えると稼ぐ上でも効率が悪いです。
もちろんそういった短時間バイトの中には、純粋に時給を払ってもいいから面接をして良い人を採用したいといった企業もあると思うので、1時間だけの求人が危ないというのは一概にいえません。
中には有名な飲食店の体験バイト1時間半のような求人もあるため、そういった求人なら試しに応募してもいいでしょう。
内容物不明な物品を配送する1時間だけの求人
自家用車必須、1時間だけの配送、勤務地が不明瞭といった、何を配送するのかわからない配送業務は避けたほうが無難です。
筆者の場合、自宅の近くでよく自身も足を運ぶ弁当屋で1時間程度の配送業務には応募したことがあります。
ただ、自身が知っているところ、店主とも顔なじみといった、ある程度の安全が担保されていたから応募できた背景があります。
タイミーの求人は誰でも掲載ができるのか
闇バイトの掲載が問題となっているタイミーですが、そもそもタイミーの求人は誰でも掲載ができるのか気になる人もいることでしょう。
タイミーに掲載できるのは、登記している法人だけでなく、個人事業主でも掲載が可能です。
個人事業主の場合、開業届を税務署などに提出していることが条件となりますが、開業届自体は用意する書類も多くないため、実際のところ誰でも提出ができます。
つまり、募集する側がその気になればタイミーに登録していつでも闇バイトをタイミーに掲載できてしまうというわけです。
タイミーは求人の掲載内容も審査しているとされていますが、現時点では案件の多さから審査を後回しにしているともいわれています。
働き手としては一瞬でも闇バイトがアプリ上に掲載されてしまうのは問題であり、事前にタイミー側が審査し、必要であれば掲載しないという対応が望まれます。
しかし、すぐに人が見つけたいと考える真っ当な企業からすれば、審査にかかる時間すら惜しい場合も。こういった摩擦が、募集する側と応募する側のジレンマを生み出しているというわけです。
闇バイトに応募しないために、ワーカー側ができる防御策
タイミーというプラットフォームが大きくなりすぎたこともあり、その中に悪質な企業が紛れ込むというのはある意味仕方のないことかもしれません。
働き手であるワーカー側は、応募する前に求人内容や勤務場所などから身長な判断が求められます。
不審な案件には応募しない
防御策のひとつとして、少しでも不審に思った案件には応募しないことです。
前述のように、1時間だけで高時給、内容物が不明な配送業務がその例です。
タイミーでは応募が完了した段階で、連絡先や氏名といった個人情報が相手に渡ってしまうため、安易な応募も避けたほうがいいでしょう。
不審な案件を掲載するところはブロック(ミュート)する
怪しいと思った案件については、ブロック(ミュート)を推奨します。
ブロック(ミュート)しておくことで、ブロックした企業の求人は非表示となります。
怪しい求人応募しない、見かけたら通報、ブロックしておくことが、今のところワーカーができる防御策といえるでしょう。
タイミーでのブロック(ミュート)方法については、関連記事にて詳しく解説しています。
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