タイミーで100回勤務、400時間働いてみた感想

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「タイミー」は、株式会社タイミーが提供するスキマバイトアプリ。履歴書不要・面接不要で、働きたい時にすぐ働けることが特徴のアプリです。

働いた給与はその日のうちに銀行口座へ振り込むことが可能で、給与の即払いも特徴。タイミーを使って働くワーカーは2024年に700万人を突破しています。

本記事では、タイミーを使って実際に100回・400時間働いてわかったこと、メリットやデメリット、どういった人に向いているかなどを解説します。

タイミーとは?

「タイミー」は2018年にサービスを開始したスキマバイトアプリ。ワークシェアアプリとも呼ばれており、スキマ時間を有効に使いたい人と、人材を求める企業・店舗をマッチングさせるサービスです。

求人数やユーザー数は、トップクラスのスキマバイトアプリで、販売や飲食、オフィスワークなど、タイミーを通じて幅広い職種で働くことができます。

履歴書・面接不要の即決定で、出勤から退勤までの勤怠管理や給与の支払いまで、アプリひとつで完結することが特徴です。

タイミーはどういうアプリ?

タイミーは、アプリから求人を探して応募。原則としてエントリーが完了した時点で採用となります。

勤務当日は、就業先にあるQRコードを出勤時と退勤時に読み取ることで勤怠管理をおこない、滞りなく勤務が終わればその日のうちに給与を受け取れます。

給与はタイミーアプリのウォレット残高に蓄積され、任意のタイミングで指定の銀行口座へ振り込むことが可能です。

銀行口座への振り込み手数料は無料となり、引き出しの際の手数料のみユーザー負担となります。

働きたい時に数時間だけ働き、給与はその日のうちに振り込みが可能。急な出費やその日のディナーをちょっと豪華にしたい時など、タイミーを使えばスキマ時間を有効活用できるでしょう。

タイミーで100回働いてみてわかったこと

当サイトでは、タイミーの検証を2023年6月より開始し、何かあるたびに記事を執筆して公開してきました。

2024年7月に業務回数が100回となり、総勤務時間が407時間となりました。

ここからは、タイミーでどれくらい稼げるのか、どんな職場で働いてきたのかなどを紹介します。

13か月間で受け取った給与は48万6,601円

タイミーを使う前に、タイミーでどれくらい稼げるのか気になる人もいると思います。

画像は筆者がタイミーで100回目の勤務を終えた際のスクリーンショットで、2023年6月~2024年7月までの13か月間で486,601円の給与を受け取りました。

100回勤務、総勤務時間が407時間なので、時給にすると約1,200円となりますが、交通費も含まれているので、実際のところ地域最低時給くらいになりそうです(大阪で1,064円)。

筆者の場合だと大体1か月で稼げても3~5万円といったところ。2024年の7月は100回が見えてきたので、高時給でリピートしているところを狙って10回くらい勤務し、4万9,735円となっています。

いろいろな職種・職場で働ける

タイミーで最初に働いたのは、倉庫での仕分けのアルバイト。2時間だけの勤務で早く終わらせてタイミーのレビュー記事も書いて、一刻も早くこの企画を終わらせたいという理由で選びました。

実際のところ、はじめてタイミーを使うのであれば、2~3時間くらいで自分が働けそうなところを選ぶといいでしょう。

その理由として、いきなりフルタイムの求人に応募してその職場が劣悪な環境だったら、その後タイミーを使う気が失せると思います。

タイミーには豊富な職種・職場の求人が掲載されているため、いろいろな職種・職場で2~3時間くらい働いて、気に入ったところを複数見つけてリピートすれば長続きするはずです。

離職期間が長い人の復帰に最適

筆者は2017年に当時勤めていた会社を退職し、以降はフリーランスのWebライター・Webエンジニアとして働いています。

基本的に自宅で業務をおこなうため、外に出ることがほとんどない状況で、知らないところで働くというのは6年ぶりの経験でした。

離職期間が長くて、いきなり固定の職場でアルバイトをしたり、正社員として雇用されるのが不安という人は、タイミーを使って社会復帰の練習をしてみてもいいと思います。

どんな職場で働いてきたのか

タイミーには豊富な職種・職場の求人が掲載されているといっても、実務経験や資格がないと働けないところもあります。

美容師や保育、薬剤師などの資格を活かした求人も掲載されているため、有資格者の副業としてもタイミーを利用している人が多いようです。

筆者はとくに資格を持っているわけではないので、実務経験のあるコンビニ・スーパー・オフィスワーク・飲食を中心にタイミーを利用してきました。

未経験でも問題なくできそうなのはスーパーの品出し、倉庫でのピッキング、体力に自信があればデバンニングも選択肢に入ります。

やばい職場はあったのか

やばい職場の定義があいまいなのですが、だいたいは一緒に働く人に関することだと思います。

たとえば、偉そうな態度する人や意地悪な雰囲気を出す人がいるとか、指示やレクチャーが適当な人がいるとか、そういった人のいる職場がやばい職場に該当するのではないのでしょうか。

100回働いたうち新規で働いたところは36か所、64回分は36か所の中からリピートで勤務しており、ここはやばいなと思ったのは記憶にあるだけで1か所です。

タイミーのレビュー画面

タイミーにはその職場で働いたワーカーによるレビューが投稿でき、応募前に参照することができます。

筆者が勤務可能な職種の中で、当時限りなく悪いレビューを書かれているところを厳選して、画像のレビューの職場で働いてみました。

職種はスーパーの品出しで、2枚目のレビュー画像で黒塗りの部分に該当する人は実際にいて、確かにダンボールぶつけても謝らなさそうな人だし、こういう人がいるところがやばい職場なのかなと思った記憶があります。

その他の35か所に関しては、どれも普通の職場という印象を持つか、リピートしてもいいかなと思えるくらいだったので、先に働いたワーカーのレビューをしっかり参考にして応募すれば、やばい職場にあたることはほとんどないはずです。

ただ、どんな職場でもクセの強い人というのは1人や2人必ずいるものだと思っています。コールセンターなどの人数が多い職場であるほど、そういう人がいる可能性も高くなりがちなので、みんなが自分に優しく接してくれるような職場は基本的にないと考えたほうがいいでしょう。

筆者も転職回数は多い方(タイミーを除く)なのですが、みんながみんな良い人でこの人たちといつまでも働けたら良いなと思えた職場は最後に退職した1か所だけです(それでもやばいのはいた)。

タイミーはどんな人が使ってる?どんな人におすすめ?

タイミーを使っていく中で、働きに行ったら他にもタイミーから働きにきている人と会うことがありました。

なぜタイミーを使っているのか、タイミーを使っている人たちに話を聞いたことをまとめていきます。

固定の職場で働くのが難しい人

とあるコンビニで一緒に働いた人は、親の介護をしながらタイミーを使っているとのこと。元々は会社員だったようで、親を介護することをきっかけに退職し、空いた時間で収入を得ることができるので重宝しているそうです。

なにかしらの事情で固定の職場で働くのが難しいといった人は、タイミーで少しでも収入を得るといいでしょう。

前述のように、離職期間が長引き、いきなり働くことに不安を感じている人にも、面接や履歴書が不要なタイミーは最適といえます。

副業としてスキマ時間を活用したい人

圧倒的に多かったのが、副業としてスキマ時間にタイミーをしている人です。

早朝は本業で働いて、夜に数時間だけタイミーをしたり、土日の朝だけ数時間など、それぞれの人がスキマ時間をうまく活用してタイミーを利用している印象でした。

タイミーのメリットとデメリット

タイミーのメリットとデメリットをまとめます。

タイミーのメリット

  • 面接や履歴書不要
  • 求人に応募で即採用
  • 給与の即払い
  • 豊富な職種
  • レビューを参考にして応募できる

タイミーの利用登録をすれば、面接や履歴書不要で気になる求人に応募し、エントリー完了時点で採用となることがタイミーの大きなメリット。職種も豊富で、給与の即払いに対応するので、急な出費やおこづかいがもう少し欲しい時に役立ちます。

各求人にはそこで働いた人たちのレビューを参考にできるため、応募前にどんな職場かわからないという不安もある程度は拭えるはずです。

タイミーのデメリット

  • エリアによっては求人数が少ない
  • 交通費が支給されないことがある
  • 時給が安い(だいたいが地域最低時給)
  • ワーカー都合のキャンセルでのペナルティが重い
  • 企業側から一方的なキャンセルがある

タイミーはエリアによっては求人数が少なく、交通費の支給がないところも多く、時給も安いことがデメリットです。

もっとも大きなデメリットであるのは、ワーカー都合のキャンセルによるペナルティ。たとえば、体調不良などが原因でキャンセルすると場合によっては利用停止になり、無断欠勤をしてしまうとタイミーの永久利用停止にもなります。

採用されたが、企業・店舗側から一方的にキャンセルされることもあります。

ワーカーが気軽にキャンセルできる環境なら、企業側のタイミーへの信用にも繋がるので、ワーカーがキャンセルした際のペナルティが重いことは納得できますが、キャンセルをしてきた企業側には特筆するべきペナルティがないところは、タイミー自体の課題であるといえます。

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