アニメ「ささやくように恋を唄う」はどこで見れる?動画配信サービスまとめ

アニメ「ささやくように恋を唄う(略称:ささ恋)」は2024年春クールより全12話が放送。9話目以降は放送延期が続き、2024年12月に第11話と第12話が放送され、アニメの放送が終了しました。本作は「一目ボレ」をきっかけに、女の子同士の友情や恋心が揺れ動く青春ストーリーです。

竹島 えく氏によるマンガが原作で、2019年よりコミック百合姫にて連載しており、2025年5月時点で原作はまだ完結していません。

本記事では、アニメ「ささやくように恋を唄う」がどこの動画配信サービスで視聴できるのかを紹介。話題となってしまった作画崩壊について、さらにアニメ2期といった今後の展開についても解説しています。

目次

アニメ「ささやくように恋を唄う」配信中の動画配信サービス一覧

アニメ「ささやくように恋を唄う」見放題
動画配信サイト
配信サイト月額無料期間
ABEMA1,080円
備考※2025年5月時点での配信状況を掲載
※各動画配信サイトでの配信状況をご確認ください。

アニメ「ささやくように恋を唄う」が見放題対象となっているのは、ABEMAのみです。ABEMAであれば、月額料金内で全12話の視聴ができます。

「ささやくように恋を唄う」はABEMAが独占で見放題となっていますが、以下の配信サイトにてレンタル対象として配信中です。各サイトごとの月額料金に加え、1話ごとに料金が発生するので注意が必要です。

アニメ「ささやくように恋を唄う」レンタル配信中の動画配信サービス一覧
アニメ「ささやくように恋を唄う」レンタル
動画配信サイト
配信サイト月額レンタル料金
U-NEXT2,189円275円/話
dアニメストア550円275円/話
DMM TV550円275円/話
Lemino990円275円/話
備考※2025年5月時点での配信状況を掲載
※各動画配信サイトでの配信状況をご確認ください。

レンタル対象として配信している動画配信サービスでも、今後見放題対象として解禁する可能性があります。

最新の配信状況はアニメ公式サイト、または公式Xをご確認ください。

「ささやくように恋を唄うは」どんな作品?おすすめポイントや見どころは?

原作・竹島 えく氏による「ささやくように恋を唄う(ささ恋)」は、2019年よりコミック百合姫にて連載しているマンガ作品。2025年5月時点で、ささ恋の原作は完結していません。

2023年にアニメ化が発表され、2024年春クールより放送を開始。途中のエピソードから放送延期をしながら、2024年12月をもって全12話の放送が終了しました。

本作は「一目ボレ」をきっかけに、女の子同士の友情や恋心が揺れ動く青春ストーリー。高校1年生の”木野 ひまり”が、新入生歓迎のバンド演奏で見かけたボーカル、上級生の”朝凪 依(あさなぎ より)”に「一目ボレ」するところから物語がはじまります。

おすすめポイントと見どころ

ひまりと依、それぞれが抱いている「一目ボレ」について、異なった解釈をする二人のすれ違いを序盤は描いています。憧れという意味で依に一目ボレしたひまり、初恋という意味でひまりに一目ボレした依の関係性がどう進展していくのかが本作序盤の見どころです。

安達としまむら」や「あさがおと加瀬さん。」のような、女の子同士の恋愛模様を描いている作品を好む人におすすめ。三角関係といった人間模様はあるものの、そこまで人間関係に複雑さもないため比較的見やすい印象を受けます。

メインキャストは、本作で初主演となる嶋野 花(木野ひまり役)、瀬戸 麻沙美(朝凪 依役)、小松未可子(水口 亜季役)など、豪華声優陣を起用。それぞれの声優ファンにもおすすめの作品となっています。

原作が丁寧に描き込まれており、アニメ化については原作ファンも前向きでしたが、横浜アニメーションラボとクラウドハーツが制作ということで、アニメファンからは不安を抱く声もありました。

作画崩壊とソフト版(円盤)の発売中止

ささ恋の第1話については、原作の世界観がそのままアニメになっていると放送後の評判も上々。横浜アニメーションラボ単体だけで見れば「ラピスリライツ」が一定の評価を得ており、ささ恋のアニメも原作通り緻密に描かれている印象でした。しかし話数が進むごとに、ささ恋を悪い意味で有名にしてしまった作画崩壊が起こります。

作画崩壊は、あるカットにおいて著しくアニメの品質が落ちることを指し、ささ恋だとライブシーンでボーカルのマイクスタンドがカットが切り替わるごとに出現したり、消えたりすることが有名です。他にも、キャラが持っている手荷物が消えたり、屋外で会話しているシーンでは次のカットで室内にいたりと、ささ恋の作画崩壊は挙げるときりがありません。

制作の都合上という理由で放送延期が続いたアニメささ恋の第11話と第12話では、クレジットからクラウドハーツの表記が消え、横浜アニメーションラボ単体で制作となりました。延期中にクラウドハーツのWebサイトが閉鎖(ドメイン切れ)が起こるなど、アニメの打ち切りを予感させる出来事があったものの、最終話の第12話まで放送できたことに安堵するファンもいるほどです。

アニメ版はストーリーのひとつの区切りとなる学祭までが描かれており、原作が続いている作品のアニメとしてはうまく収めた印象を受けます。

出典:ささやくように恋を唄う公式サイト

2025年1月にアニメささ恋公式サイトにてBlu-rayの発売中止が発表されました。全巻発売中止ということで、すでに予約していた人はキャンセルされていくことになります。

作画崩壊と言われていたカットをソフト版で差し替えすることも予想され、ソフト版にてアニメささ恋の完全版を期待していたファンもいたことでしょう。

放送されたアニメをそのままソフト版に落とし込むことができず、差し替えるカットが多過ぎたり、共同制作のクラウドハーツが事実上の倒産扱いになっていることから、ソフト版の発売が中止になってしまったと予想できます。

そのため、現在アニメささ恋を視聴するのであれば、ABEMAなどの動画配信サービスを利用するしかありません。動画配信サービスで配信中のささ恋は、テレビ放送版と同じ内容なので作画崩壊しているという部分もそのままです。

しかし、ささ恋のストーリー進行はテンポも良く、毎話ごとに続きが気になるような構成となっており、原作ストーリーの完成度の高さを裏付けています。

アニメ版ささ恋の今後の展開

アニメ放送中に舞台化されたり、ボイスコミックがアニメ放送終了後も公開され、ささ恋自体の商業的な展開は今後も続いていくことでしょう。発売中止となったアニメ第1期のBlu-rayは中止のままになるのか、問題とされているシーンの差し替えをどうするのかなど、第1期での課題をクリアしない限り第2期には進めないと考えられます。

そのため、アニメささ恋第2期というのは望み薄だと言わざるえないのが現状です。前述のように、アニメ第1期については、動画配信サービスでテレビ放送版をそのまま配信しており、アニメ第1期もいつまで視聴することができるのかも現時点ではわかりません。

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