
OPPOより、2025年7月17日(木)に「OPPO Reno14 5G(オッポ リノ フォーティーン ファイブジー)」が発売されました。「Reno」シリーズとしては、約2年ぶりミドルハイの性能であることを謳い、防水・防塵、AI機能を備えたAndroidスマホです。
本記事ではOPPO Reno14 5Gがどんな機種なのか、どういう人におすすめの機種なのかについて解説しています。またSIMフリーモデルを販売している店舗も合わせて紹介しています。
OPPO Reno14 5Gはどんな機種?
OPPO Reno14 5Gは、2025年7月17日(木)に発売されたAndroidスマホです。先日発売したOPPO Reno13 Aに続いて登場したRenoシリーズのミドルハイモデルとなっています。RenoシリーズでミドルハイモデルとなるのはOPPO Reno 10 Pro以来、約2年ぶりです。
防水・防塵、AI機能を備え、カメラも望遠レンズを搭載したトリプルです。また、3つの高輝度フラッシュライト搭載で、誰でも、暗い場所でも明るさに左右されずに、色、質感など、鮮明で美しく立体的な写真を撮影できます。
OPPO Reno14 5Gのスペックや特徴的な機能を以下にまとめました。
OPPO Reno14 5Gのスペック
| OS | ColorOS 15 (Android 15ベース) |
|---|---|
| ディスプレイ | ・6.6インチ AMOLED(有機EL) ・解像度2,760×1,256(FHD+) ・最大120Hz駆動 |
| CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 8350 |
| メモリ/ストレージ | ・メモリ:12GB/ストレージ256GB※ ※外部メモリ(SDカード)非対応 |
| バッテリー容量 | 6,000mAh |
| コネクタ | ・USB Type-C (充電器・ケーブルは別売り) |
| 通信 | ・Bluetooth:Ver.5.4 ・Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax |
| 対応周波数 | ・5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 ・4G:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66/38/39/40/41 ・3G:Band 1/2/4/5/6/8/19 ・GSM:850/900/1800/1900MHz |
| SIM | nanoSIM/nanoSIM/eSIM (DSDV対応) |
| 生体認証 | 顔認証/指紋認証 |
| 防水・防滴・防塵 | IPX8・X9/IP6X |
| 耐衝撃 | 米国防総省が制定したMIL-STD-810H:method 516.8の耐衝撃テストをクリア |
| おサイフケータイ | 非対応 |
| カメラ | ・メイン:広角5,000万画素/超広角800万画素/望遠5,000万画素 ・サブ:5,000万画素 |
| サウンド | ・ステレオスピーカー内蔵 |
| GPS | GPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS(みちびき) |
ディスプレイは最大120Hz駆動の有機ELを採用し、解像度も2,760×1,256(FHD+)と緻密です。CPUは中級クラスのMediaTek Dimensity 8350と12GBのメモリを搭載しています。3Dのゲームアプリの動作は過度に期待できませんが、画質設定次第で遊べるほどの性能です。
ミドルハイをアピールしているだけあって、日常使いには申し分のない機種となっています。ゲームアプリで遊ばなくとも、電話やLINEなどのアプリを素早く起動したり、ブラウザを使ってのネット検索をキビキビとした動作でおこないたい人に最適な機種です。
OPPO Reno14 5Gの端末価格

OPPO公式ストアにて端末価格を確認すると、OPPO Reno14 5Gの価格は79,800円でした。さらに、公式ストアでは端末保証サービスである「OCare保証サービス」が1年間無料でついてきます。
モバイル回線は契約済みで、端末だけが欲しいという人はOPPO公式ストアを利用するとよいでしょう。近年のスマホは端末価格が高騰しており、ミドルハイクラスのスマホであれば妥当な価格といえます。
クラウド型AIシステム「OPPO AI」で写真撮影やテキスト作成をサポート

OPPO Reno14 5Gでは、写真編集機能や文章作成サポート機能など、クラウド型AIシステム「OPPO AI」で体験することができます。AI写真編集機能は、従来よりも簡単にクリエイティブな画像編集ができるようにパワーアップ。たとえばAI消しゴム機能を使うと、写真の背景に入ってしまった複数の人を自動で認識して一度に消去することができるようになりました。
「AIスタイル転送」機能で、画像を生成する際の作風を、自分が好きな写真をアップロードして指定が可能です。また、ワンタップで写真が魅力的に見える構図を複数提案してくれるAI再構成のほか、目をつぶったり、髪の毛が乱れたりした写真も、端末に保存された写真を参照して修正する「AIパーフェクトショット」にも対応しています。
テキスト系のAI機能も充実しており、文章作成中やWebサイト閲覧中に、スマートサイドバーからAIツールボックスなどの便利機能を呼び出すことが可能です。たとえば文章の確認中には要約や翻訳、メッセージへの返信時には、文案の提案機能を利用できます。
6,000mAh大容量バッテリー搭載、防水・防塵、耐衝撃性能で長く使える

先日発売したOPPO Reno13 Aはシリーズ最大の5,800mAhのバッテリーが特徴としていましたが、OPPO Reno14 5Gはさらに多い6,000mAhのバッテリーを搭載しています。これにより、シリーズ最大のバッテリー容量はOPPO Reno14 5Gとなりました。
5Gスマホなので、5Gの電波を掴めるエリアで使用する場面が多い人は必然とバッテリーの消耗が早くなります。理由としては5G回線の電波は4G回線よりもバッテリーを消耗しやすいからです。そのため、5Gスマホを使うのであれば5,000mAh以上のバッテリーが搭載されていれば1日持ってもある程度は安心です。
また、防水・防塵に対応しており、耐衝撃性能を備えていることから、外に安心して持ち運ぶことができるでしょう。耐衝撃性能は米軍MIL規格の耐衝撃テストをクリアしており、ディスプレイにはCorning Gorilla Glass 7iを採用しています。さらに、フレームに航空機用アルミニウム合金を用いることで、万が一の落下による故障リスクが軽減されます。
カメラはトリプルで望遠レンズも搭載

メインカメラはトリプルで、望遠レンズと広角レンズがそれぞれ5,000万画素、800万画素の超広角カメラを搭載します。望遠レンズは3.5倍光学ズームで、遠くの被写体も画質の劣化を抑えて撮影することが可能です。
スナップ写真などに用いる広角レンズには、ソニーのモバイル用イメージセンサーブランド「LYTIA」のLYT-600を採用しています。全画素オートフォーカスを実現する普及帯のイメージセンサーです。
カメラはハイエンドクラスに近い構成となっており、前述のAI機能と組み合わせることで、クオリティの高い写真撮影をすることできるでしょう。
OPPO Reno14 5Gに向いている人
OPPO Reno14 5Gは、LINEやメール、ブラウザといった普段使いのアプリは余裕で使える性能なので、ゲームアプリでもほどほどに遊びたいという人に最適です。防水・防塵、耐衝撃性能で、故障リスクが抑えられているので、1台の端末を数年間安定して使い続けたいという人は選択肢に入るでしょう。
SIMフリー端末で5G通信に対応していることはもちろん、eSIMも備えているため、通信キャリアを柔軟に選択することができます。たとえば物理SIMをメイン回線で使い、eSIMはデータ用にサブ回線として用いるといった運用が可能です。
カメラがトリプルで、3倍光学ズームの望遠レンズを搭載していることが強みとなっています。ミドルからミドルハイクラスであれば、デジタルズームを採用している機種も少なくありません。光学ズームであれば、レンズを稼働させて焦点を合わせているため、デジタルズームよりも画質の劣化を抑えた写真撮影が可能です。
OPPO Reno14 5Gの弱点
全体的に高い評価のできる機種ですが、購入前にOPPO Reno14 5Gの弱点を知っておきましょう。
まず、弱点として目立つのはおサイフケータイ非対応、microSDカードによるストレージ増設に対応していないという点です。ストレージは256GBと比較的大容量ですが、写真や動画をたくさん保存していくと、すぐに容量が圧迫してしまうかもしれません。Google Playからダウンロードするアプリは本体ストレージに保存するしかないので、写真や動画はオンラインストレージなどを活用して、容量をうまくやりくりする必要があります。
持つ人の好みにもよる点ですが、筐体の見た目が若干iPhone寄りになっています。こちらは家電量販店などでデモ機を手にしてみての確認がおすすめ。あわせてデモ機のアプリを起動してみたり、動作面の確認もしておくとよいでしょう。
また、手持ちのケーブルとアダプタでも充電自体はできますが、急速充電には専用の充電アダプタと充電ケーブルが必要となります。急速充電用のアダプタとケーブルは別売りとなるため、こちらも注意が必要です。
OPPO Reno14 5Gはどこで買える?
OPPO Reno14 5GはSIMフリー製品なので販路が広く、AmazonなどのECサイト、家電量販店にて購入ができます。また、IIJmioやイオンモバイルといった格安SIM(MVNO)事業者でも購入が可能です。。
ECサイト
家電量販店
格安SIM(MVNO)事業者
| 事業者 | 端末価格 |
|---|---|
| IIJmio | 通常価格 ・79,800円 乗り換え(MNP)キャンペーン価格 ・49,800円 |
| イオンモバイル | ・78,980円 |
| 備考 | ※取り扱いMVNO事業者と価格は2025年7月19日時点 ※キャンペーン価格など最新の価格は公式サイトを参照してください |
格安SIM(MVNO)事業者については、現時点(2025年7月)で取り扱いが確認できた事業者のみ掲載しています。端末価格はキャンペーンなど、購入時期によって変動するため公式サイトにてご確認ください。
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