OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換え(MNP)するとどうなる?メリット・デメリット

2023年に新規受付を終了したOCNモバイルONEは、NTTグループの格安SIM(MVNO)サービスです。

既存の契約者であれば新規受付終了後もOCNモバイルONEのサービスを利用でき、使い続けたけどそろそろ乗り換え(MNP)ようかなと考える人もいるはず。OCNモバイルONEの乗り換え先として、楽天モバイルは候補のひとつとして挙がりやすいです。

本記事では、OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換えるとどうなるのか、メリットやデメリットについて解説。実際に、OCNモバイルONEから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点もまとめています。

目次

OCNモバイルONEから楽天モバイル乗り換えるメリット

OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換え(MNP)すれば、もちろんメリットも多いです。

楽天モバイルの特典なども含めて使いこなせば、OCNモバイルONEよりも最終的にお得感があります。

利用するエリアによっては通信速度が速くなる

楽天モバイル通信速度

OCNモバイルONEではドコモの通信設備を間借りして通信していましたが、楽天モバイルは自社回線での通信となります。そのため、OCNモバイルONEよりも通信速度が早くなる可能性があります。

たとえばOCNモバイルONEで昼間(12時~13時)にネットが遅いと感じていたことも、楽天モバイルであれば解決するかもしれません。

あくまで楽天モバイルの対応エリア内で通信をおこなった場合なので、誰でも通信速度が早くなる保証はないという点に注意してください。

アプリ「楽天リンク」の利用で国内通話が無料

OCNモバイルONEを使っていたけど通話料金が気になっていたという人は、国内通話が無料の楽天モバイルは乗り換える理由のひとつになるでしょう。

通話料が無料になる「楽天リンク」は、楽天モバイル契約者専用のアプリ。利用に際しての申し込みは必要なく、楽天モバイル開通後、楽天リンクアプリをインストールしてすぐに使うことができます。

なお、楽天モバイルでは有料オプションに「15分(標準)通話かけ放題」が提供されています。OS標準の電話アプリから国内通話をよくかけるという人は、かけ放題オプションの加入も検討してください。

「15分(標準)通話かけ放題」は、OS標準の電話アプリを使う人向けのオプションサービスです。15分以内の国内通話が無料になる内容で、さらに国内SMSの送受信が使い放題になります。

「15分(標準)通話かけ放題」の月額料金が1,100円(税込)なので、電話は楽天リンクで発信するのであれば、無理に申し込む必要のないオプションといえるでしょう。

クラウドストレージやエンタメコンテンツが追加料金不要に

楽天ドライブ50GB無料は、楽天モバイル加入者向け特典のひとつ。楽天会員なら10GB無料で使えますが、楽天モバイル加入者なら自動で50GBへアップグレードされて使うことができます。

Android/iOS向けの楽天ドライブアプリを使い、スマホ内の動画や写真をバックアップすることが可能。50GBとはいえ、SDカードによる外部ストレージ非対応の機種などで、少しでも端末内の空き容量を増やすことに役立つでしょう。

バンドルプランは、バンドルプラン対象アーティストの楽曲フル再生に対応し、ダウンロード再生も可能なプラン。再生時間は30日5時間という制限があるものの、2025年4月よりバンドルプランの再生時間が10時間に拡大されます。

音楽配信サービスで10時間なら、おおよそアルバム10枚分となるため、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。

物足りない人はスタンダードプランにアップデートすることで、好きなアーティストの好きな楽曲を時間制限なく聞くことが可能です。

スタンダードプランは月額980円(税込)ですが、楽天モバイル契約者向けのスタンダードプランは月額780円(税込)で利用ができます。

OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換え(MNP)するデメリット

まず、OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換え(MNP)した際のデメリットを知っておきましょう。

楽天モバイルに乗り換えると月額料金が高くなるケースも

OCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換えると、月額料金が高くなるかもしれません。

楽天モバイルの月額料金は図の通り。使ったデータ量に応じて月額料金が段階的に高くなっていく仕組みで、月3GBまでに抑えることができれば1,078円(税込)です。

OCNモバイルONEの料金は3GBプランで990円(税込)なので、楽天モバイルのデータ量を3GBまでに抑えてもOCNモバイルONEよりも月額料金がわずかながら高くなってしまいます。

楽天モバイルで3GBを超えると20GBまで2,178円(税込)となり、使えるデータ量は一気に増えますが、月額料金も一気に上がります。

OCNモバイルONEが提供する最大データ量のプランは10GB1,760円(税込)で、1GBあたり換算すると176円です。一方、楽天モバイルは20GBまでであれば、1GBあたり108.9円となるため、OCNモバイルONEで10GBプランを使っていた人なら、使えるデータ量も増えて割安になるといえます。

使用するデータ量を自分で管理しないといけない

OCNモバイルONEでは、あらかじめ契約したデータ量の範囲で1ヶ月利用し、データ量を超えると速度制限といった措置がおこなわれます。

速度制限が実施された際は、翌月まで解除を待つか、追加データを購入することが基本的な対処法。翌月まで待つのであれば、月額料金はそのままなので料金の負担はありません。

OCNモバイルONEなら契約したデータ量がリミッターとして機能しますが、楽天モバイルだと使ったデータ量に応じて料金が上がっていくため、データ量を常にチェックしてユーザー自身でコントロールしないといけません。

ありがちなのが、3GBまでで抑えようとして、月末前に3GBを超えて次の段階の料金である2,178円になってしまったというケースです。

楽天モバイルにはデータ量の繰越機能がないため、たとえば月末時点で4GB使っていて、20GBまでの料金になったとしても16GBを繰り越すといったことができません。

機種変更が必要な場合も

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用しているため、楽天モバイルを利用するのであれば楽天回線対応のスマホが必要です。

今使っているスマホをそのまま使いたいという場合、楽天回線対応の機種か確認しておかないといけません。

とくにAndroidスマホを使っている人は、2019年以前の機種だと楽天回線に対応していないことが多く、楽天モバイルのSIMカードだけを申し込みしても使えない可能性があります。

あらかじめ楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページにて、利用予定の機種が楽天回線対応か確認しておきましょう。

楽天が提供する音楽配信サービス「楽天ミュージック」が、楽天モバイル契約者ならバンドルプランを無料で使うことができます。

楽天モバイル申し込み前の準備

楽天モバイルに申し込む前に以下の準備をしておきましょう。

楽天回線対応製品(楽天モバイル対応スマホ)の確保

前述のとおり、楽天回線対応製品が必要なので、今のスマホをそのまま使うのであれば手持ちの機種が楽天モバイルに対応しているか確認してください。

もしも楽天回線に対応しない機種であった場合、楽天モバイル対応製品の購入をしましょう。

楽天回線対応製品は、楽天モバイルで購入するか、家電量販店で購入、中古スマホを購入といった方法があります。

楽天モバイルで機種を購入する

楽天モバイルで販売している機種

手っ取り早いのは、楽天モバイルで販売している楽天対応製品の購入です。

iPhone以外にAndroidスマホの購入もでき、楽天モバイルでの動作確認済み機種なので、安心して購入することができるでしょう。

楽天モバイルでスマホを購入する際は、OCNモバイルONEでMNP予約番号を取得してから、楽天モバイルのSIMカードと端末を同時に申し込む流れとなります。

家電量販店での購入

家電量販店で購入する場合、あらかじめ欲しい機種が楽天モバイルに対応しているか確認しておきましょう。

在庫切れといったことも考えられるので、1機種だけでなく、複数機種を購入候補に入れておくことを推奨します。

中古スマホの購入

機種代を安く済ませるというのであれば、中古スマホというのも選択に入ります。

楽天回線対応のスマホであることが前提となりますが、中古スマホであれば選べる機種の幅も増えるので、とくにAndroidスマホは購入しやすい印象です。

ただし、中古スマホは赤ロム(ネットワーク利用制限)であったり、本体やディスプレイにキズがあるといったリスクのほかに、端末によってはSIMロック解除が必要です。

ちなみに赤ロムとは、前の所有者が端末代金が未払いによって、販売したキャリアが端末に対してかけるロックで、赤ロムになった機種でインターネットの利用はできません(Wi-Fi接続ならインターネットに接続が可能な場合がある)。

MNP予約番号は不要(MNPワンストップ対応)

OCNモバイルONEもMNPワンストップに対応

OCNモバイルONEはMNPワンストップに対応したことにより、MNP予約番号の発行不要で楽天モバイルへ乗り換えることが可能です。

これまではOCNモバイルONEでのMNP予約番号の発行まで数日を要していましたが、MNPワンストップ対応により乗り換えのタイミングも柔軟になります。

OCNモバイルONEから楽天モバイルへ乗り換え(MNP)する手順

OCNモバイルONEから楽天モバイルへMNPする手順をまとめました。

STEP

楽天モバイルの公式サイトから申し込みする

楽天モバイルの公式サイトからSIMカードの申し込みをしましょう。楽天モバイルでSIMカード以外に、必要であればiPhoneやAndroidスマホもあわせてカートに入れてください。

申し込む際は、オプションサービスに不要なものがないか確認すること。たとえば通話サービスの「15分(標準)通話かけ放題」は、何も触らなければ自動的に申し込みとなっているため注意が必要です。不要であれば申し込み画面の「加入しない」を選択しておきましょう。

STEP

MNPをおこなうOCNモバイルONEの電話番号を登録

楽天モバイルの申し込み完了後に、発行したMNP予約番号を「my 楽天モバイル(アプリ/Web)」に登録をします。

この時点ではまだ申請の段階なので、OCNモバイルONEのSIMカードは今までどおり使うことができます。

STEP

申し込み後の審査完了とSIMカードの到着を待つ

申し込みが完了したら審査の完了とSIMカードの到着を待ちます。

申し込み時の審査に不備があれば楽天モバイルから連絡が来るため、対応してください。不備の対応に遅れると、開通遅れの原因にもなります。

STEP

SIMカード到着後MNP転入手続きをして利用開始

SIMカードが到着すると、my 楽天モバイル(アプリ/Web)にMNP転入手続きボタンが表示されるので、注意事項などを確認のうえ、問題がなければ転入を開始する押下してください。

転入を開始するを押下してからしばらくすると、OCNモバイルONEから楽天モバイルにMNP転入され、楽天モバイルの回線が開通します。

なお、MNP転入手続きは毎日9時~21時までに手続きすると当日中に開通が完了します。21時1分~翌8時59分の時間で手続きをすると、翌9時以降の開通となるため注意が必要です。

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