Netflixはプレミアムプランに加入するべき?プラン選びのポイント解説

Netflixでは、4K画質の動画が楽しめる月額2,290円のプレミアムプランを選べます。視聴環境や世帯の人数によっては、プレミアムプランに加入しても特典を享受できないことは珍しくありません。

たとえば視聴環境が4K解像度や空間オーディオに対応していなければ、出力される映像と音声はスタンダードプランと同じです。また、アカウントを共有しない単身世帯において「4台同時視聴」の枠を利用する機会もありません。

本記事では、Netflixのプレミアムプランに加入するべきかの判断基準をまとめました。

目次

視聴環境によってはプレミアムプランの恩恵を一切受けられない

プレミアムプランで最大のメリットは、4K画質と空間オーディオによる臨場感ある映像・音楽の体験です。しかし、4K画質と空間オーディオに対応している機器を利用しないと、スタンダードプランと変わらない視聴体験となります。

4K画質での視聴要件を満たしていないと画質は最高でHDに

4K対応作品でも視聴環境によってはHDまで下げられる(空間オーディオは利用可能)

テレビやモニターが4Kに対応していること、通信回線が4Kでのストリーミングに対応しているなど、4Kでの視聴要件を満たしている必要があります。

4Kでの視聴要件を満たしていない場合、4K対応作品でも自動判定で最高HD画質までとなり、4K画質での視聴はできません。4K画質に対応した視聴環境があること、4K対応作品で見たい作品があることが、プレミアムプランに加入する決め手といえるでしょう。

実際、筆者のようにテレビを設置してなく、動画はPC中心で視聴するという人であればスタンダードのHD画質でも十分です。

4台同時視聴が必要な世帯であるか

プレミアムであれば最大4台までのデバイスで同時視聴なことも特徴です。たとえば同居する家族がそれぞれの部屋で、同時刻に別々の作品を再生することを想定した機能となっています。

アカウントを共有しない単身世帯の場合、同時視聴機能を使う機会は少ないといえます。スマホやタブレット、PCと複数のデバイスを所有していても、ひとりで同時に複数の画面で別々の映像を再生するケースは稀です。視聴するデバイスを使い分けるだけであれば、スタンダードプランの「2台同時視聴」の枠で十分に対応可能といえます。

PCでの映像視聴と一般的なイヤホンで音声を聴く場合

プレミアムプランには「Netflix空間オーディオ」が含まれています。公式サイトによれば、専用のサラウンドスピーカーがなくても、標準的なステレオスピーカーやイヤホンで臨場感のある音声を楽しめるとされています。

しかし、PCのイヤホンジャックに一般的なイヤホンを接続しただけなら、空間オーディオの効果は限定的です。明確な立体音響を体験するには、AirPods Proといった推奨機器が必要です。推奨されるオーディオ機器を持たない環境では、プレミアムへの加入は割高といえます。

Netflixのプランを選ぶ際の判断基準

広告つきスタンダードスタンダードプレミアム
月額890円/月1,590円/月2,290円/月
画質1080p(フルHD)1080p(フルHD)4K+HDR
同時視聴2台まで2台まで4台まで
ダウンロード2台まで2台まで6台まで
空間オーディオ非対応非対応対応

もっともコスパの良い広告つきスタンダードは月額890円。動画の再生中に広告が流れるという点を許容できるなら、広告つきスタンダードも選択肢に入ります。

プラン判断基準
広告つきスタンダード・コスパ良くNetflixを楽しみたい
・広告は許容できる
・視聴環境はスマホやPCが中心
・単身もしくは2人世帯
スタンダード・快適にNetflixを楽しみたい
・視聴環境はスマホやPCが中心
・単身もしくは2人世帯
プレミアム・機器が4Kや空間オーディオに対応している
・4K再生に必要な15Mbps以上の通信回線がある
・オフライン再生したい端末が3台以上ある
・同居する家族と同じ時間に別々の作品を視聴したい
・スタンダードとの差額はプラス700円(年間8,400の差額)

プレミアムについては視聴環境に重きが置かれます。4K対応機器、空間オーディオ対応のオーディオ機器が揃っているなら、プレミアムは十分な選択肢に入るでしょう。ただ、空間オーディオ対応の作品は多数ラインナップされていますが、Netflixで4K対応作品はまだ限定的です。4K以外の判断基準としては、家族それぞれが同じ時間にNetflixの別々の作品を視聴するかなど、その世帯のライフスタイルによるといえます。

はじめてNetflixを利用する人は、スタンダードがやはりおすすめ。ライト層でもHD画質なら満足できるはずです。注意点としては、広告が入らないとされているスタンダード以上でも広告が入る可能性があります。たとえばWBCなどの生配信が、スタンダード以上でも広告が入るコンテンツです。

Netflixのプランをプレミアムからスタンダードへダウングレード(変更)する手順

Netflixのプレミアムプランを契約したものの、プレミアムの恩恵を享受できなかったという人はスタンダードにダウングレードも可能です。プランの変更手続きは、ブラウザ上のアカウント設定から数分で完了します。

なおダウングレードしたプランは次回の請求日から適用されるので、すぐにプレミアムプランが無効になるというわけではありません。

STEP
ブラウザでアカウント画面へアクセスする

Netflixのプレミアムプランに加入中のアカウントでログイン。アカウントアイコンをタップし、アカウントを選択します。なお、本記事ではPC版ブラウザでプラン変更の手続きをおこないますが、スマホブラウザ(SafariやGoogle Chrome)でも手順はほぼ同様です。

STEP
アカウントメニューからプラン変更画面に遷移する

アカウントメニューからメンバーシップの設定をクリックします。

メンバーシップが「プレミアムプラン」になっていることを確認し、プランの変更をクリックしましょう。

STEP
プレミアムからスタンダードを選択し、変更を完了させる
「スタンダード」もしくは「広告つきスタンダード」を選択する

今回は「スタンダード」を選択。画面を少し下へスクロールし、続けて次へをクリックします。

新しいプランを確認し、間違いがなければ確定をクリックします。これでプラン変更は完了です。

プランの変更が反映されるのは次回の更新日です。画像の場合、3月9日にプラン変更をおこない、4月3日までは引き続きプレミアムプランを使えます。更新日(請求日)については、各ユーザーの登録日ごとに異なるため、プラン変更画面にて確認してください。

同価格帯の動画配信サービスへの移行も要検討

Netflixのプレミアムプランは、4K画質の視聴環境や複数人の同時視聴が揃えば価値が生まれるプランです。フルHDモニターや単身、PCとイヤホンで視聴といったライトな環境の人にはプレミアムプランだとオーバースペックである気がします。

Netflixはオリジナル作品に強い反面、配信作品の総数や特定ジャンルには偏りがあります。予算よりも、幅広いエンタメを楽しむのであれば、同価格帯のU-NEXTへの移行もおすすめです。

U-NEXTは月額2,189円で、豊富なジャンルの動画が見放題になるほか、雑誌の読み放題も特徴のサービスです。2,189円には1,200ポイントが毎月付与され、ポイントをうまく利用すれば実質989円で動画配信サービスを楽しめます。

2026年のNetflixにおいては、アニメ「超かぐや姫!」やドラマ「地面師たち」など、引き続きNetflixオリジナル作品が強いため、なかなかNetflixから離れられない仕掛けが多いです。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」もNetflix独占配信なので、Netflixオリジナル・独占配信を中心に視聴している人は現状のままで問題ありません。

  • URLをコピーしました!
目次