
IIJmioを使っていて乗り換え(MNP)を検討していて、楽天モバイルを乗り換え先の候補にしている人もいると思います。
楽天モバイルは、第4のキャリアとして楽天が提供する通信サービスです。使ったデータ量に応じて月額料金が決まる変動制の料金プランが特徴です。
本記事では、IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるとどうなるのか、メリットやデメリットについて解説。実際に、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点もまとめています。
IIJmioから楽天モバイル乗り換えるメリット
IIJmioから楽天モバイルに乗り換え(MNP)をすれば、もちろんメリットも多いです。
契約時のキャンペーンや契約後の特典なども含めて使いこなせば、コストを抑えて乗り換えすることができるでしょう。
楽天モバイルの利用エリアによっては通信速度が速くなる

IIJmioではドコモやauの通信設備を間借りしてデータ通信をしていましたが、楽天モバイルは自社回線でのデータ通信となります。そのため、楽天モバイルへ乗り換えしたことによってIIJmioよりも通信速度が早くなる可能性があります。
例えばIIJmioで昼間(12時~13時)にネットが遅いと感じていたことも、楽天モバイルであれば解決するかもしれません。
あくまで楽天モバイルの対応エリア内で通信をおこなった場合なので、誰でも通信速度が早くなる保証はないという点に注意してください。
アプリ「楽天リンク」の利用で国内通話が無料

IIJmioを使っていたけど通話料金が気になっていたという人は、国内通話が無料の楽天モバイルは乗り換える理由のひとつになるでしょう。
通話料が無料になる「楽天リンク」は、楽天モバイル契約者専用のアプリです。アプリの利用に際しての申し込みは必要なく、楽天モバイル開通後に楽天リンクアプリをインストールしてすぐに使うことができます。
なお、楽天モバイルでは有料オプションに「15分(標準)通話かけ放題」が提供されています。OS標準の電話アプリから国内通話をよくかけるという人は、かけ放題オプションの加入も検討してください。
「15分(標準)通話かけ放題」は、OS標準の電話アプリを使う人向けのオプションサービスです。15分以内の国内通話が無料になる内容で、さらに国内SMSの送受信が使い放題になります。
「15分(標準)通話かけ放題」の月額料金が1,100円(税込)なので、電話は楽天リンクで発信するのであれば、無理に申し込む必要のないオプションといえるでしょう。
クラウドストレージやエンタメコンテンツが追加料金不要で使える

楽天ドライブ50GB無料は、楽天モバイル加入者向け特典のひとつ。楽天会員なら10GB無料で使えますが、楽天モバイル加入者なら自動で50GBへアップグレードされて使うことができます。
Android/iOS向けの楽天ドライブアプリを使い、スマホ内の動画や写真をバックアップすることが可能。50GBとはいえ、SDカードによる外部ストレージ非対応の機種などで、少しでも端末内の空き容量を増やすことに役立つでしょう。

楽天ミュージックのバンドルプランは、バンドルプラン対象アーティストの楽曲フル再生に対応し、ダウンロード再生も可能なプランです。再生時間は30日5時間という制限があるものの、2025年4月よりバンドルプランの再生時間が楽天モバイル契約者など向けに10時間まで拡大されます。
音楽配信サービスで10時間なら、おおよそアルバム10枚分となるため、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
物足りない人はスタンダードプランにアップデートすることで、好きなアーティストの好きな楽曲を時間制限なく聞くことが可能です。
スタンダードプランは月額980円(税込)ですが、楽天モバイル契約者向けのスタンダードプランは月額780円(税込)で利用ができます。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換え(MNP)するデメリット
まず、IIJmioから楽天モバイルに乗り換え(MNP)した際のデメリットを知っておきましょう。
楽天モバイルに乗り換えると月額料金が高くなるケースも
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えると、使い方次第では月額料金が高くなるかもしれません。

楽天モバイルの月額料金は図の通り。使ったデータ量に応じて月額料金が段階的に高くなっていく仕組みで、月3GBまでに抑えることができれば1,078円(税込)です。
| IIJmio音声SIMプラン | 月額料金 |
|---|---|
| 2GB | 850円~ |
| 5GB | 950円~ |
| 10GB | 1,400円~ |
| 15GB | 1,800円~ |
| 25GB | 2,000円~ |
| 35GB | 2,400円~ |
| 45GB | 3,300円~ |
| 55GB | 3,900円~ |
| ※音声通話SIMの料金 ※ドコモ、au回線を提供 | |
IIJmioの料金プランをまとめました。自身が使っているプランと楽天モバイルの料金プランを比較してみてください。
たとえばIIJmioの2GBで十分だったという場合、楽天モバイルで3GBまでに抑えても毎月228円高くなってしまいます。5GBプランを使っている人も同様ですが、楽天モバイルで3GBを超えると次の段階の料金2,178円となるため、月額料金が一気に上がってしまいます。
IIJmioで45GBプランや55GBプランを使っているという人であれば、楽天モバイルへの乗り換えで月額料金が安くなるはずです。楽天モバイルなら20GBを超えるとその月はデータ無制限で月額3,278円となります。
使用するデータ量を自分で管理しないといけない
IIJmioでは、あらかじめ契約したデータ量の範囲で1ヶ月利用し、データ量を超えると速度制限といった措置がおこなわれます。
速度制限が実施された際は、翌月まで解除を待つか、追加データを購入することが基本的な対処法です。翌月まで待つのであれば、月額料金はそのままなので料金の負担はありません。
IIJmioなら契約したデータ量がリミッターとして機能しますが、楽天モバイルだと使ったデータ量に応じて料金が上がっていくため、データ量を常にチェックしてユーザー自身でコントロールしないといけません。
ありがちなのが、3GBまでで抑えようとして、月末前に3GBを超えて次の段階の料金である2,178円になってしまったというケースです。
楽天モバイルにはデータ量の繰越機能がないため、たとえば月末時点で4GB使っていて、20GBまでの料金になったとしても16GBを繰り越すといったことができません。
機種変更が必要な場合も
IIJmioはドコモ回線やauを利用しているため、楽天モバイルを利用するのであれば楽天回線対応のスマホが必要です。
今使っているスマホをそのまま使いたいという場合、楽天回線対応の機種か確認しておかないといけません。
とくにAndroidスマホを使っている人は、2019年以前の機種だと楽天回線に対応していないことが多く、楽天モバイルのSIMカードだけを申し込みしても使えない可能性があります。
あらかじめ楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページにて、利用予定の機種が楽天回線対応か確認しておきましょう。
楽天モバイル申し込み前の準備
IIJmioから楽天モバイルに乗り換え(MNP)する際は、申し込む前に以下の準備をしてください。
楽天回線対応製品(楽天モバイル対応スマホ)の確保
前述のとおり、楽天回線対応製品が必要なので、今のスマホをそのまま使うのであれば手持ちの機種が楽天モバイルに対応しているか確認してください。
もしも楽天回線に対応しない機種であった場合、楽天モバイル対応製品の購入をしましょう。
楽天回線対応製品は、楽天モバイルで購入するか、家電量販店で購入、中古スマホを購入といった方法があります。
楽天モバイルで機種を購入する

手っ取り早いのは、楽天モバイルで販売している楽天対応製品の購入です。
iPhone以外にAndroidスマホの購入もでき、楽天モバイルでの動作確認済み機種なので、安心して購入することができるでしょう。
家電量販店での購入
家電量販店で購入する場合、あらかじめ欲しい機種が楽天モバイルに対応しているか確認しておきましょう。
在庫切れといったことも考えられるので、1機種だけでなく、複数機種を購入候補に入れておくことを推奨します。
中古スマホの購入
機種代を安く済ませるというのであれば、中古スマホというのも選択に入ります。
楽天回線対応のスマホであることが前提となりますが、中古スマホであれば選べる機種の幅も増えるので、とくにAndroidスマホは購入しやすい印象です。
ただし、中古スマホは赤ロム(ネットワーク利用制限)であったり、本体やディスプレイにキズがあるといったリスクのほかに、端末によってはSIMロック解除が必要です。
ちなみに赤ロムとは、前の所有者が端末代金が未払いによって、販売したキャリアが端末に対してかけるロックで、赤ロムになった機種でインターネットの利用はできません(Wi-Fi接続ならインターネットに接続が可能な場合がある)。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換え(MNP)する手順
IIJmioから楽天モバイルへMNPする手順をまとめました。
楽天モバイルの公式サイトから申し込みする

楽天モバイルの公式サイトからSIMカードの申し込みをしましょう。楽天モバイルでSIMカード以外に、必要であればiPhoneやAndroidスマホもあわせてカートに入れてください。
申し込む際は、オプションサービスに不要なものがないか確認すること。たとえば通話サービスの「15分(標準)通話かけ放題」は、何も触らなければ自動的に申し込みとなっているため注意が必要です。不要であれば申し込み画面の「加入しない」を選択しておきましょう。
MNPワンストップ手続きをおこなう

IIJmioはMNPワンストップ対応事業者のため、MNP予約番号の発行は不要です。
「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択し、IIJmioで使っている電話番号を入力して手続きを進めてください。
なお、申し込み完了時点ではまだ乗り換えの手続き自体が完了していないので、楽天モバイルのSIMカードが届くまではIIJmioの回線を利用することができます。
申し込み後の審査完了とSIMカードの到着を待つ
申し込みが完了したら審査の完了とSIMカードの到着を待ちます。
申し込み時の審査に不備があれば楽天モバイルから連絡が来るため、対応してください。不備の対応に遅れると、開通遅れの原因にもなります。
SIMカード到着後MNP転入手続きをして利用開始

SIMカードが到着すると、my 楽天モバイル(アプリ/Web)にMNP転入手続きボタンが表示されるので、注意事項などを確認のうえ、問題がなければ転入を開始する押下してください。
転入を開始するを押下してからしばらくすると、IIJmioから楽天モバイルにMNP転入され、楽天モバイルの回線が開通します。楽天モバイルが開通した時点でIIJmioは自動で解約となります。
なお、MNP転入手続きは毎日9時~21時までに手続きすると当日中に開通が完了します。21時1分~翌8時59分の時間で手続きをすると、翌9時以降の開通となるため注意が必要です。

