
アニメ「フリクリ」は、GAINAXとProduction I.Gが制作し、2000年~2001年にかけて発売されたOVA(オリジナルビデオアニメ)です。
OVAは1巻1話収録で全6話の構成となっており、2018年に劇場版「フリクリ オルタナ」、「フリクリ プログレ」が公開されました。
なおフリクリの新作である「FLCL:Grunge(フリクリ グランジ)」と「FLCL:Shoegazer(フリクリ シュゲイザー)」は、海外のみで公開されており、日本では公開されていません。
本記事では、OVA版「フリクリ」と劇場版「フリクリ オルタナ」、「フリクリ プログレ」のレビューを掲載しています。また、本作(OVA版・劇場版)を視聴できる動画配信サイト・配信サービスについてもまとめました。
レビュアーによる「フリクリ」の感想
ここでは当サイトAppirseの管理者と編集者、それぞれがフリクリのOVA版と劇場版すべて視聴したうえでの感想を記載しています。
Apprise管理者の感想
| 作画 | |
|---|---|
| ストーリー | |
| おすすめな人 | 10代の若い人やガイナックスの過去作に触れたい人 |
ジャンルとしてはSF・ロボット・青春・恋愛など、いろいろな要素がごちゃまぜになっており、「エヴァンゲリオンのGAINAXが制作した新作」としてリアルタイムで見た人は、少なからず落胆した人もいたとされています。
平凡な日常を過ごす主人公が、あることをきっかけに目まぐるしく日常が変化する様子、粗っぽく大人に近づく過程は、10代の若い世代の人に刺さるかもしれません。
実際、筆者はフリクリをリアルタイムで10代の頃にチェックしています。当時はまだ学生で深夜アニメも熱心に視聴していましたが、今になってさかのぼるとフリクリは別格の作品であるといえます。その理由のひとつは、音楽的な部分での衝撃です。劇中の挿入歌のほとんどは、日本のロックバンド「the pillows」の楽曲が用いられており、バトルシーンなどで効果的に使われています。
音楽とアニメの融合という点においては唯一無二ともいえるほどマッチしています。既存曲に映像を合わせているからこそ、PVのような仕上がりになっているわけです。
元々、本作の監督である鶴巻 和哉がthe pillowsのファンだったことをきっかけに、ロックバラード曲である「ONE LIFE」のような楽曲をフリクリ用に提供してもらうようオファー。提供された楽曲はテンポの良いロックナンバーの「Ride on Shooting Star」で、エンディングとして起用されることになります。
以下の関連記事にてフリクリに使用されている挿入歌を詳しくまとめています。アニメ本編を視聴して楽曲が気になった人はチェックしてみてください。

Apprise編集者の感想
| 作画 | |
|---|---|
| ストーリー | |
| おすすめな人 | カルト的な人気のある作品を求める人におすすめ |
ストーリーや作中の用語など、最後まで見ても意味がわからない作品というのがOVA全6話の率直な感想。劇場版は大衆向けの構成にしたと考えられますが、その点がさらにストーリーを把握しづらくしています。つまり見る人を選びます。
今回はストーリーやキャラ設定の解説をしてもらいながら視聴しましたが、ひとりだと視聴するのを辞めていたかもしれないほどの苦行感がありました。
ストーリー重視の作品というより、ひとつの「映像作品」としてとらえて見るのがおすすめです。全エピソードの中で印象に残り続けたOVA版の第4話は、バトル中の挿入歌とカットの使い方がMVのように思えました。「おもしろくないかもしれないけど4話までとりあえず我慢したほうがいい」と前述のApprise管理者に諭され理由も、第4話を視聴すれば納得できます。
海外では高い人気を誇る作品とされていますが、海外でのアニメ文化が今ほど熟していない2000年代の作品であるからこそ、映像や音楽の使われ方が海外のアニメファンに強いインパクトを残したと推測できます。
OVA版と劇場版で一応ストーリーの繋がりがあるようなので、視聴する際はOVA版からで良いそうです。OVA版で使われていた用語が劇場版でも使われているため、世界観だけでも把握しておくと劇場版が見やすくなります。
OVA版「フリクリ」劇場版「フリクリ オルタナ」「フリクリ プログレ」が見れる動画配信サイト一覧
| アニメ「フリクリ」シリーズ 動画配信サイト | |||
|---|---|---|---|
| 配信サイト | 月額 | 無料期間 | 配信作品 |
| U-NEXT | 2,189円 | 初回31日間無料 | ・OVA版 ・劇場版(オルタナ/プログレ) |
| dアニメストア | 660円 | 初回31日間無料 | ・OVA版 ・劇場版(オルタナ/プログレ) |
| DMM TV | 550円 | 初回30日間無料 | ・OVA版 ・劇場版(オルタナ/プログレ) |
| 備考 | ※2026年3月時点での配信状況を掲載 ※各動画配信サイトでの配信状況をご確認ください。 | ||
OVAフリクリ、劇場版フリクリ オルタナ/プログレを見ることができる動画配信サイト・配信サービスをまとめました。
Amazonプライムビデオでは配信こそされていますが、別途料金が必要なレンタル対象作品であったため表からは除外としています。
「フリクリ」を見る順番
劇場版「フリクリ オルタナ/プログレ」は、2018年に連結公開。OVA版の監督である鶴巻 和哉はスーパーバイザーを務めています。
OVA版よりもストーリー性を重視している印象で、挿入歌はOVA版に続いてthe pillowsの楽曲を起用し、BGMはR・O・Nが手がけています。the pillowsの既存曲は劇場版向けに再録されており、エンディング用の新曲も追加されています。
劇場版から見てもとくに問題はないと考えていますが、OVA版でのキャラとの繋がりが劇場版にもあります。そのため、フリクリの世界観をある程度知っておくのであれば、OVA版を視聴してから劇場版の視聴がおすすめです。
フリクリOVA版
全6話(全6巻)
劇場版フリクリ オルタナ
連結公開第1弾:動画配信サイトでは分割して配信
劇場版フリクリ プログレ
連結公開第2弾:動画配信サイトでは分割して配信
「フリクリ」を見るならどこの配信サイトがいい?
アニメ「フリクリ」を視聴するなどこがいいのか、各動画配信サイトの料金やサービスといった特徴をまとめました。
ユーザーの満足度が高め「U-NEXT」

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「dアニメストア」は、ドコモが提供する動画配信サービスです。
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アニメを中心に、いろいろな動画をコスパ良く楽しみたいという人であれば、DMM TVは試す価値がありそうです。
フリクリはどんな作品?
GAINAX、Production I.G製作の「フリクリ」は、鶴巻 和哉が監督を務めたOVA作品。同氏にとって初のオリジナル監督作品となり、とくに海外での評価が高い作品です。
2000年にOVA(オリジナルビデオアニメ)として発売され、テレビ放送もなく、一般的なプロモーションといえば、テレビアニメでのCMやラジオのCM、アニメ情報誌などです。後にマンガ化や文庫版も発売されており、2005年にDVD-BOXが発売し、2010年にBlu-ray BOXが発売されました。
主人公である”ナンダバ・ナオ太”は、謎の女”ハルハラ・ハル子”が乗るベスパに轢かれ、さらにエレキベースでなぜか額を殴られたことがきっかけで、頭から角が生えてしまうことに。その日から、ナオ太や周囲の人たちの何気ない日常が変わってくるというのが本作のあらすじです。

