「AQUOS sense 9」スタンダードモデルでも中級性能のAndroidスマホ

AQUOS sense9(アクオス センスナイン)は、2024年11月に販売を開始したシャープ製のAndroidスマホです。AQUOS senseシリーズは、AQUOSスマホの中でもスタンダードモデルとして位置づけられている機種です。

本記事では、AQUOS sense9がどんな機種なのか、どういう人に最適なのかについて解説します。またSIMフリーモデルを販売している店舗も合わせて紹介しています。

目次

AQUOS sense9はどんな機種?

2024年11月に発売したAQUOS sense9は、AQUOSスマホのスタンダードモデル。LINEやメール、ブラウザでのネット検索といった軽い使い方なら申し分のない、中級性能のAndroidスマホです。名前の通っているシャープ製で、初めて使うAndroidスマホを探している人に、AQUOS senseシリーズは支持されています。

また、AQUOS sense9には防水・防塵、おサイフケータイを備えています。外への持ち運びやスマホで決済するといった普段使いのシーンでも重宝することでしょう。

AQUOS sense9のスペック

OSAndroid 14
(出荷時OS)
ディスプレイ・6.1インチ Pro IGZO OLED(有機EL)
・解像度2,340×1,080(FHD+)
・最大240Hz駆動
CPU(SoC)Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform
メモリ/ストレージ・メモリ:6GB/ストレージ128GB※
・メモリ:8GB/ストレージ256GB※
※1TBまでのmicroSDXCカードで増設可能
バッテリー容量5,000mAh
コネクタ・USB Type-C
・USB Power delivery Revision3.0対応
通信・Bluetooth:Ver.5.1
・Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)
対応周波数・5G:n1/3/28/38/40/41/77/78/79
・4G:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42
・3G:B1/2/5/8
・GSM:850/900/1800/1900MHz
SIMnanoSIM/eSIM
(DSDV対応)
生体認証顔認証(マスク対応)/指紋認証
防水・防滴・防塵IPX8/IP6X
耐衝撃MIL-STD-810G準拠・ 耐衝撃(落下)
MIL-STD-810H準拠15項目
全16項目
おサイフケータイ対応
カメラ・メイン:標準5,030万画素/広角5,030万画素
・サブ:3,200万画素
サウンド・ステレオスピーカー内蔵
・ハイレゾ対応
GPSGPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS(みちびき)

AQUOS sense9に搭載しているSnapdragon 7s Gen 2 Mobile Platformは、ミドルクラスのCPUです。3Dのゲームアプリを快適に動作できるほどの性能ではありませんが、ツムツムやLINE POPといった軽めのゲームなら十分動作できる性能を持っています。

中級クラスのスマホながらディスプレイは有機ELを採用しており、ピーク輝度も2,000nitと明るく、屋外や屋内などのシーンを選ばず画面が見やすくなっています。

AQUOS sense9の特徴は、メモリ6GB・ストレージ128GB搭載モデルと、メモリ8GB・ストレージ256GB搭載モデルから選べることです。1TBまでのmicroSDカードでストレージを増設できますが、Androidの仕様上microSDカードにはアプリを保存できません。アプリをたくさんインストールするのであれば、メモリ8GB・ストレージ256GB搭載モデルを選ぶとよいでしょう。

AQUOS sense9の端末価格

シャープ公式ストア

シャープ公式ストアでAQUOS sense9の端末価格を確認すると、メモリ6GB・ストレージ128GBモデルが60,940円、メモリ8GB・ストレージ256GB搭載モデルが67,980円での取り扱いです(2025年7月)。

メモリ6GB・ストレージ128GB搭載モデルよりも、メモリ8GB・ストレージ256GB搭載モデルのほうが、必然的に端末価格は高くなります。

メモリは動作の快適さに関わる部分で、メモリが多いと動作が快適になります。これまでの経験上、メモリ6GBと8GBであれば、使用した体感として大きな差を感じないというのが正直なところです。ストレージについては多くて困ることはないので、AQUOS sense9を購入する際は、メモリよりも内蔵ストレージを重視して選ぶほうが最終的に後悔しないと思います。

防水・防塵に対応、おサイフケータイも使える

防水と防塵に対応しているため安心して外へ持ち運ぶことができます。おサイフケータイは交通系ICやポイント、楽天EdyやIDといった電子マネーに対応、スマートに外出時の支払いをおこなうことが可能です。

また、耐衝撃性能も備えているため、万が一の落下にも強く、1台のスマホを長く使っていくことができるでしょう。

ステレオスピーカー搭載

AQUOS sense9にはディスプレイの上下それぞれ1基ずつのステレオスピーカーが搭載されています。

これまでのAQUOS senseシリーズだとモノラルスピーカーを採用していましたが、AQUOS sense9で音質面の不満を解消したといえるでしょう。

また、ハイレゾ対応イヤホンとハイレゾ対応音源があれば、スマホで高音質なハイレゾを楽しむこともできます。

AQUOS sense9に向いている人

AQUOS sense9はミドルクラスの性能なので、スマホで処理の重い3Dゲームアプリで遊ばない人であれば最適な選択になるはずです。

前述のとおりゲームアプリでも、ツムツムやLINE POPといった軽いゲームなら十分楽しめる性能を持っています。ゲームアプリだけでなく、支払時にPayPayアプリを素早く起動したり、Googleマップが快適に動作したりと、普段使いにストレスを感じたくない人にも向いている機種です。

また、5G通信やeSIMにも対応しており、最近のスマホに必要な機能は網羅されています。

AQUOS senes9の弱点

AQUOS sense9の弱点は端末価格です。メモリ6GB・ストレージ128GBモデルが60,940円、メモリ8GB・ストレージ256GB搭載モデルが67,980円で、ミドルクラスのスマホでは端末価格が高い部類に入ります。

スマホ自体の価格が年々高騰しているため、AQUOS sense9が特別高いとはいえませんが、コスパの良いスマホを探している人には向いていないかもしれません。

端末価格については、SIMフリー版で格安SIM(MVNO)のキャンペーンを活用すれば安く購入することができるでしょう。

また、イヤホンジャックが廃止されたことで、有線イヤホンを使うならUSB Type-C変換アダプタやBluetoothイヤホンが必要なところも弱点です。

SIMフリー版AQUOS sense9はどこで買える?

SIMフリー版AQUOS sense9は、シャープ公式ストアで購入ができます。AmazonでもSIMフリー版の取り扱いはありますが、シャープの正規取扱店が見受けられませんでした。そのため、Amazonでの取扱店について、本記事では割愛しています。

万が一の故障などで、保証のことを考慮するとシャープ公式ストアを利用するほうが安心して購入することができるでしょう。

シャープ公式ストア:https://cocorostore.jp.sharp/

他にも、SIMフリー版であれば格安SIM(MVNO)事業者にて取り扱いをしています。MNPなどのキャンペーンを利用すれば、端末価格を抑えてAQUOS sense9の購入ができます。

AQUOS sense9取り扱い格安SIM(MVNO)事業者一覧

事業者端末価格
IIJmio通常価格
・6GB/128GB:64,980円
・8GB/256GB:72,000円
乗り換え(MNP)キャンペーン価格
・6GB/128GB:37,800円
・8GB/256GB:49,800円
mineo(マイネオ)・6GB/128GB:57,024円
・8GB/256GB:64,416円
BIGLOBEモバイル・6GB/128GB:24回払い2,420円
(支払総額58,080円)
イオンモバイル・6GB/128GB:59,180円
QTモバイル・6GB/128GB:65,230円
・8GB/256GB:72,600円
ピカラモバイル・6GB/128GB:59,400円
NUROモバイル・6GB/128GB:59,800円
LIBMO・6GB/128GB:61,200円
備考※価格は2025年7月6日時点
※キャンペーン価格など最新の価格は公式サイトを参照してください

SIMフリー版AQUOS sense9を取り扱う格安SIM(MVNO)事業者をまとめました。

SIMフリー版AQUOS sense9は、メモリ6GB・ストレージ128GBモデルがメインで取り扱いされており、メモリ8GB・ストレージ256GBモデルの取り扱いは一部の事業者のみとなっています。

AQUOS sense9を取り扱う格安SIM(MVNO)事業者のキャンペーン、どこが最安値なのかは以下の関連記事にて詳しくまとめています。

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