【2023年版】SIMフリーiPhoneを格安SIM(MVNO)で使う方法

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SIMフリーiPhoneと格安SIMでお得にiPhoneが運用できる。iPhoneの調達方法から格安SIMで使う方法まで解説。

iPhoneユーザーにとって、毎月のスマホ代節約に格安SIMを使うという方法があります。
格安SIMとは、MVNOとも呼ばれており、大手キャリアの回線を間借りして運用する事業者のことです。
今回は、SIMフリーiPhoneを格安SIMで使う方法について解説していきます。

SIMフリーiPhoneを格安SIMで使う手順

  1. SIMフリーiPhoneの調達
  2. 格安SIM(MVNO)事業者の選定
  3. MNP移転手続き(電話番号をそのまま使う場合)
  4. 格安SIMの申込み
  5. 自身で開通作業(APN設定)

iPhoneの調達から使えるようになるまでのざっくりとした流れです。
一見すると面倒に思えますが、オンラインでの申込みとなるので、ほぼ自宅で完結してしまいます。

SIMフリーiPhoneの調達

出典:Appleストア

SIMフリーiPhoneは、Appleストアにて新品を購入することができます。
Apple Care+にもしっかり加入したいという人は、Appleストアで購入するといいでしょう。

Apple Store オンライン:https://www.apple.com/jp/store

格安SIM(MVNO)事業者でも、iPhoneを購入することができます。
iPhoneの購入と同時に格安SIMも同時契約できることがメリット。手元に届いてAPN設定をするだけですぐにiPhoneが使えるようになります。

また、なるべく本体代を抑えたいという人は中古iPhoneの購入も検討してみましょう。
iPhone XRといった型落ちモデルで十分なら、かなり安く購入することができます。

中古iPhoneについては、関連記事にて購入場所や使用感のレビューをしています。
気になる人は関連記事もご参照ください。

格安SIM(MVNO)事業者の選定

格安SIM(MVNO)事業者の選定はもっとも重要です。
前述のように、格安SIM(MVNO)事業者でiPhoneを同時に購入することができたり、オプションが充実していたりと、事業者によっていろいろな特徴があります。
数百社ある格安SIM(MVNO)事業者から、今回は特徴がわかりやすい3社に絞って紹介。どの格安SIM(MVNO)事業者でも、iPhoneをセットで購入することが可能です。

iPhoneも買えるNTTグループの「OCNモバイルONE」

NTTグループのOCNモバイルONEでは、第2世代iPhone SEやiPhone11 Pro/Pro Maxまで、幅広いラインナップのiPhoneを購入することができます。
メーカー認定整備済みと中古iPhoneを取扱い。メーカー認定整備済みなら、Apple Careへ加入することも可能です。(Apple Careは別途自身でAppleに加入申込要)
iPhoneならほとんどのモデルが対応しており、安心して使うことができるでしょう。
選べる料金プランは以下の5プラン。10GBまでのライトユーザー向けの容量を提供しており、格安SIM初心者のユーザーに選ばれている格安SIM(MVNO)事業者です。

料金プラン月額料金
500MB500円(税込550円)~
1GB700円(税込770円)~
3GB900円(税込990円)~
6GB1,200円(税込1,320円)~
10GB1,600円(税込1,760円)~
*音声通話SIMの月額料金です
*ドコモ回線のみ提供
*500MBプランは最大10分相当の無料通話つき

OCNモバイルONE公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html

eSIMにも対応、選びやすい料金プランが魅力「IIJmio」

IIJmioは「格安SIMの老舗」と呼ばれ、フルMVNOを提供する技術力の高さが特徴的。ユーザーからすると、技術力の高さは特徴的と感じないかもしれませんが、フルMVNOならではのeSIMを提供しています。
iPhoneも同時に購入することができ、音声通話SIMの料金プランがシンプルで選びやすいところも魅力的です。

音声通話SIM月額料金
2GB税込850円~
4GB税込990円~
8GB税込1,500円~
15GB税込1,800円~
20GB税込2,000円~
*ドコモ・au回線で月額料金は共通

人気の料金プランは3GBプランで、Wi-Fiメインという人は1GBの従量制プランも選ばれています。
従量制プランについては、au回線(タイプA)のみの提供となるので注意が必要です。

データ容量のプレゼント機能(イメージ)

ひとりだけでも安くなることはもちろん、夫婦や家族でデータ量を分け合って、みんなでお得にすることもできます。
IIJmioではドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)を提供しており、タイプ違いでデータを分け合えることも特徴的です。

IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/

ユーザー同士の繋がりに強い独自サービスを提供「mineo」

mineoは1GB~20GBまでの4プランを用意。人気は5GBプランで、ライトユーザーなら容量不足の心配はなさそうです。
1GBプランは、他の格安SIM(MVNO)事業者と比較しても少し割高な印象があります。
1GBと5GBの中間容量を提供していないことが残念なポイントです。
mineoには、フリータンクと呼ばれるユーザー同士で通信量をシェアする機能があり、うまく利用すれば1GBプランでも十分使えるかもしれません。

mineo料金プラン月額料金
1GB1,298円~
5GB1,518円~
10GB1,958円~
20GB2,178円~
*音声通話SIMの月額料金です
*ドコモ、au、ソフトバンクの3回線を提供
*表の価格は税込です

mineo公式サイト:https://mineo.jp/

【公式】mineoサービス・キャンペーンをチェック

MNP移転手続きをする

電話番号をそのまま乗り換えるという人は、MNP移転の手続きが必要です。
実際のところ、MNP移転手続きがもっとも厄介だと思います。
その理由は、今使っているキャリアのサポートセンターに電話をかける必要があるからです。
電話をかけてMNP予約番号を発行してもらう必要があるのですが、サポートセンターから引き止めの提案をされます。
引き止め自体、サポートセンターの仕事なので仕方ありませんが、「MVNOに乗り換える、すぐに申込みが必要だから急いで予約番号を発行してほしい」と言えば、面倒な引き止めを最小限に抑えることが可能です。
MNP予約番号には14日間の有効期限があり、格安SIM(MVNO)事業者によって残り有効期限が○日以上必要という場合もあります。
なので、電話での余計なやり取りを省いて、急ぎでMNP予約番号を発行してもらうということはアリです。
MNPの手続きについては、関連記事で詳しく解説しているので、MNPを予定している方は一緒にご確認ください。

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格安SIMの申込み

混雑する携帯ショップイメージ

格安SIMの申込みは基本的にオンラインで、格安SIM(MVNO)事業者の公式ページにて申込みを行います。
混雑するショップへの来店も不要。待ち時間もなしで好きな時に申込みが可能です。
必要な書類は、運転免許証といった身分証、月額料金の支払いに必要なクレジットカードです。
申込みする格安SIM(MVNO)事業者を決めて、MNP予約番号を発行したらすみやかに申込みするようにしましょう。

格安SIMが到着したら開通作業をする

SIMカードは、申込みから不備がなければ約1週間後に到着。MNPの場合、到着したらすみやかにMNP移転手続きを行う必要があります。
iPhoneを使う場合、初期設定時にWi-Fiを利用する必要があるので注意が必要です。
すでにiPhoneが手元にあって、初期設定を済ませている場合、SIMカードを挿してAPN設定とMNP移転手続きを行えばOKです。
格安SIMにおけるMNP移転方法とAPN設定については、関連記事にて解説。申込み前にあわせてご確認ください。

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