【2023年版】格安SIMを最短で開通させるために知っておきたいこと

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ネット申込みができる格安SIM。最短でSIMカードを届けてもらうために、申込時に知っておきたい注意点を紹介。

毎月の通信費を節約できる格安SIMの申込みが増えています。
需要期以外なら、ネット申込みでSIMカードが手元に届くまで約4日。遅くて1週間もあればほとんどの格安SIM(MVNO)事業者で開通させることが可能です。
しかし、なかには不備などで手続きが滞り、申込みからいつまで経ってもSIMカードを受取ることができない契約者もいます。
今回はこれから格安SIMを申込む人へむけて、なるべく早く、最短で開通させるために知っておきたいことを紹介します。

最短で開通させるためには不備のない申込みが必要

格安SIMのほとんどがネット申込みに対応。店頭に足を運ぶ必要もなく、いつでも気軽に申込むできるのは忙しい人には助かるはずです。
ネット申込みなので入力漏れがあれば先に進むことができず、しっかりと必要事項を入力すればスムーズに手続きができそうですが、それでも開通までに時間を要することがあります。
格安SIMを最短で開通させるために必要なことは、不備のない申込みをすることです。
過去に月額料金の未払いや、スマホ本体の分割代金の未払いなどで審査に時間がかかり開通が遅れることもありますが、不備ない申込みをすることでほとんどの人は最短でSIMカードを受取ることができます。

格安SIM申込時によくある不備とは?

ここからは、格安SIM申込時にどういう不備があるのかまとめていきます。
結論からいうと、ほとんどは本人確認書類に関する不備で、次いでMNPに関する不備です。また、それらの不備に対して契約者と連絡が取れない場合も開通が遅れる原因となります。
最短でSIMカードを手元に届けてもらうために重要なことばかりなので、実際に格安SIMを申込むときも照らし合わせながら参照してみてください。

1.連絡先電話番号の入力間違い

格安SIM事業者では、申込後に本人からの申込みであるか確認の電話連絡がきます。
申込時に入力した電話番号にかかってくるので、入力に誤りがあるといつまでも開通に関わる作業を進めることができません。

2.メールアドレスの入力間違い

電話番号のほかに連絡先のメールアドレスも重要です。
たとえば格安SIM(MVNO)のmineoでは、電話連絡のほかにMNPに関する不備など、メールで通知が届けられることがあります。
なので電話番号はもちろん、メールアドレスも受信できるものを正確に入力しないといけまません。
また、格安SIM事業者から届くメールが迷惑メールフォルダなどに振り分けられないよう、事前にフィルター設定の確認しておく必要があります。

3.本人確認書類に関する不備

運転免許証やパスポートといった本人確認書類に関する不備は、格安SIMをネット申込する際にかなり多い印象です。
格安SIMのネット申込では、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類の原本をデジカメやスマホで撮影してアップロードします。
撮影の際に途切れたりすることなく普通にアップロードすればよいのですが、受付できない本人確認書類のアップロードや、写真をデジタル加工してのアップロードなど、不備の内容は多岐にわたります。

受付できない本人確認書類をアップロードしている

受付できない本人確認書類の提出は、格安SIMだけでなく大手キャリアでもよくある不備です。
受付できない本人確認書類の例として、国際免許証が該当します。
できるかぎり、格安SIM(MVNO)事業者それぞれの申込みページに記載がある「受付可能な本人確認書類」の中から選んでアップロードするようにしましょう。
運転免許証(都道府県公安委員会発行のもの)かパスポートをアップロードすることがベストです。

補助書類のアップロード忘れ

運転免許証やパスポートは、単体で受付することができる本人確認書類ですが、単体では受付できない補助書類が必要な本人確認書類があります。
単体で受付ができない本人確認書類の代表が健康保険証です。
健康保険証を本人確認書類としてアップロードする場合、補助書類として現住所の記載がある電気料金などの領収証も必要です。
補助書類のアップロードを忘れると受付することができません。
補助書類のアップロード忘れ以外に注意したいポイントは、現住所の記載がない領収証やプロパンガスの領収証を補助書類としてアップロードしてしまうことです。
どうしても単体受付のできる本人確認書類を用意できない場合は、補助書類のアップロードも忘れないようにしましょう。

アップロードする本人確認書類のサイズや途切れや不鮮明

アップロードする本人確認書類に途切れがあると受付することができません。
途切れ以外にも、画像が荒かったりボヤけていたりと、不鮮明な画像のアップロードは開通を遅らせる原因となります。
格安SIM(MVNO)事業者それぞれで、ファイル形式や最大アップロードサイズなどが明確に記載しています。
アップロードする際は、本人確認書類の途切れやアップロードサイズに気をつけ、住所などがしっかりと読み取れる鮮明な画像になるよう心がけましょう。

原本以外の写真をアップロードしている

本人確認書類の写真は、原本をデジカメやスマホで撮影してアップロードする必要があります。
稀に、コピーしたと思われる本人確認書類をアップロードするかたがいるそうです。もちろん受付はできません。
もっと稀なパターンは、スキャナーで本人確認書類をスキャニングし、パソコンのモニターに映し出してスマホで撮影してアップロードをするみたいですが当然受付できません。

撮影した写真をデジタル加工している

本人確認書類をデジタル加工してアップロードし、受付できないことが多いです。
よくある例が、運転免許証やパスポート、住基カードといった本人確認書類の顔写真を黒く塗りつぶしてしまうことです。
デジタル加工とみなされる範囲はいろいろで、裏表アップロードする必要のある本人確認書類を1枚にまとめた場合も、加工した写真として扱われます。裏表アップロードする必要がある本人確認書類は、表と裏の1枚ずつアップロードするようにしましょう。
原本以外の写真をアップロードすることと同様に、撮影する本人確認書類にはデジタル加工など余計なことをしてはいけません。

マイナンバーカード裏面など、不要な書類をアップロードしている

マイナンバーカードの発行により、マイナンバーカードをアップロードしての申込みも増えています。
マイナンバーカードは、裏面にも個人情報が記載されているのでアップロードしてしまいがちですが、裏面を送ると不備扱いとなります。
もしも裏面をアップロードして申込みを進めた場合、格安SIM事業者によっては裏面のデータだけ破棄することもあれば、電話連絡などの確認後に破棄することもあるので申込み前によく確認しておきましましょう。
マイナンバーカードの扱いは少し特別で、デジタル加工こそ認められないものの、専用の保護ケースに収めている状態の写真ならアップロードが可能です。

MNP予約番号などの入力ミス

今使っている電話番号をそのまま使えるMNPで申込む場合、事前にMNP予約番号の取得が必要ですが、格安SIMの申込時にMNP予約番号の入力ミスが多発しています。
MNPに関する不備は、電話連絡かメールで通知が届く場合もあり、迅速に対応しないと予約番号の有効期限切れとなり、開通を大幅に遅らせてしまう原因となります。
電話番号を新しく発行したり、データ専用SIMを申込む場合は気にする必要はありません。
格安SIMでのMNP方法は、関連記事「即日MNPとは?格安SIMで失敗しないMNPの方法を紹介」でも詳しく紹介しているので、申込み前にぜひ読んでみてください。

まとめ

今回は、格安SIMの手続きをスムーズに進めるために知っておきたいことをまとめてきました。
SIMカードがなかなか届かないというかたのほとんどが申込時の不備によるものです。
正しく手続きを進められると、4日~7日ほどでSIMカードが届きます。
格安SIMは、ネットで手軽に申込みができる分、説明をよく読まずに手続きをしてしまいがちです。
本記事の不備になってしまうポイントをおさえて手続きをすると、スムーズにSIMカードを届けてもらうことができるでしょう。

格安SIMを最短で開通させたいならeSIMも

格安SIMを最短で開通させるのであれば、eSIMも検討したいところです。
eSIMは物理SIMとは異なり、スマホに内蔵されているSIMに情報を書き込むことで通信ができる仕組みです。
iPhoneの場合だと、iPhone XR以降の機種が対応しており、知らないうちにeSIM対応機種を使っていたという人もいるでしょう。

eSIMは基本的にネットから申し込むことができ、最短で5~15分程度で開通させることが可能です。
現在のトレンドとしては、eSIMはサブ回線として使っている人が多い印象。メイン回線は物理SIMで、サブ回線にデータ専用のeSIMといった使い分けです。

みんなが申し込んでいる人気の格安SIM(MVNO)事業者

最後に、多くのユーザーに支持されている人気の格安SIM事業者を紹介します。

根強いファンを育てる格安SIMの老舗サービス「IIJmio」

インターネットイニシアティブが提供するIIJmioは、ドコモ回線とau回線から選べるマルチキャリア対応の格安SIM(MVNO)サービスです。
eSIMの提供や5Gデータ通信にも対応。格安SIM(MVNO)事業者として取扱いするスマホの機種数は最多であることが特徴です。
キャンペーンなどを利用すれば端末価格も比較的安くなっており、はじめての格安SIMにも最適です。
また、IIJmioのエンジニアや広報を集めて一般ユーザーにも公開される「IIJmioミーティング」といったイベントが開催されることも特徴。技術的な話やIIJmioとMVNOのこれからの展望など、普段聞けない話で知識を深めることができ、根強いファンを多く育てています。

音声通話SIM月額料金
2GB税込850円~
4GB税込990円~
8GB税込1,500円~
15GB税込1,800円~
20GB税込2,000円~
*ドコモ・au回線で月額料金は共通

2GBと4GBプランが1,000円を切る料金で提供されており、お得感があります。
他の格安SIM(MVNO)事業者で良く提供されている3GBはありませんが、ほとんど同じ料金で4GBプランを提供されていることに注目です。
3GBじゃ足りるか不安、もう一段階上のプランだと今度はあまり過ぎてしまいそうという人にとって、月4GBというデータ容量はコスパも良く絶妙なプランだと思います。

IIJmio公式サイト:https://www.iijmio.jp/

安心のNTTグループ「OCNモバイルONE」

OCNモバイルONEは、NTTグループが提供する格安SIM(MVNO)サービスです。
NTTドコモのエコノミーMVNOとしても提案されており、500MB~10GBまでの5プランを提供しています。
光回線などの固定回線を自宅で使っていてスマホはWi-Fi接続がメインという人、そこまで毎月データ通信を使っていないライトユーザーには最適な格安SIM(MVNO)事業者となっています。
5Gオプションも無料で提供しており、5Gエリア内で5G通信も可能です(5G対応端末利用時)。
また、格安SIM(MVNO)事業者としては端末を最安値クラスで販売していることも特徴。音声通話SIMと同時申込みで、新しいSIMフリースマホを特別価格で購入することができます。

料金プラン月額料金
500MB税込550円~
1GB税込770円~
3GB税込990円~
6GB税込1,320円~
10GB税込1,760円~
*500MBプランには最大10分間の無料通話つき
*音声通話SIMの月額料金です
*ドコモ回線のみ提供

NTTグループMVNOサービスなので、当然ドコモ回線での通信となります。
ただし、あくまでもMVNOなので通信速度はメインブランドより下がります。
たとえば、職場で12時の昼休憩にHD画質の動画を見て過ごすといった使い方は難しいかもしれません。

OCNモバイルONE公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html

安定した速度のauサブブランド「UQモバイル」

auのサブブランドという位置づけなので、厳密には格安SIMではありませんが、月額料金の安さから格安SIMとして扱っています。
UQモバイルの魅力は、安定した通信速度を保ちながら月額料金を下げることができる点です。
2年目に料金が上がってしまうことがデメリットですが、今使っているスマホの月額料金が8千円以上なら5千円以下にすることも可能です。

UQモバイル公式サイト:https://www.uqwimax.jp/

結局どちらを選べばいいの?

人気のある格安SIM(MVNO)事業者を4社紹介しましたが、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回紹介した格安SIM(MVNO)事業者には明確な違いがあり、使い方やサービス内容によって選びやすくなっています。

・格安SIMでも通信速度(ネット速度)は速いほうがいい
UQモバイル

・新しいスマホも一緒に欲しい、名前が通っている格安SIMがいい
OCNモバイルONE
IIJmio(みおふぉん)

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