「SIMロック」10月から原則禁止へ、改めて知っておきたいSIMロックと注意点

SIMロックが10月から原則禁止に。SIMロックとは何か、改めて知っておきたいポイントと注意点を解説。

携帯電話端末を自社の回線でしか利用できなくする「SIMロック」について、2021年10月1日(金)から、原則禁止する方針を総務省が明らかにしました。
「SIMロック」については、2015年にSIMロック原則義務化がはじまっており、今回の原則禁止は新ガイドラインに基づく内容となっています。
もともと、端末にSIMロックの制限をかけることで、端末代金の踏み倒しといった不正行為を防ぐことが、SIMロックの目的。一方で、他社へ乗り換えづらくする、囲い込みでもあると指摘されていました。
現在は、キャリアで販売する端末のほとんどにSIMロックがかけられており、一定の条件を満たすことで、購入者が手続きするとSIMロックの解除が可能です。

SIMロックの基本

出典:SIMrise

SIMロックのかかっている端末は、他社のSIMカードを挿しても通信することができません。
たとえばauで購入した端末は、auのSIMカードだけで通信をすることができます。
SIMロックを解除することで、ドコモやソフトバンク、格安SIM(MVNO)のSIMカードで通信ができるというわけです。
SIMロック解除の条件はキャリアによって異なり、端末の発売時期などによっても変わってきます。
ソフトバンクなら2021年5月12日(水)以降にSIMロック解除対応製品を購入した場合、申出不要でSIMロック解除をした状態の端末が渡されます。
auは、2015年4月23日(木)以降に販売された端末で、購入から101日目以降であることが条件。他にも、ネットワーク利用制限中ではないといった条件があり、少し複雑な仕組みとなっています。
自身の所有している端末がSIMロック解除の対象であるかは、各キャリアのマイページなどで確認することが可能です。
SIMロック解除自体も、マイページにて対象端末か確認ができたらその場で解除することができます。

ドコモ:SIMロック解除 お客様サポート
au:SIMロック解除のお手続き
ソフトバンク:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

SIMロックをする時の注意点

SIMロックを解除すれば、他のキャリアや格安SIM(MVNO)で同じ端末が使えるとは限りません。
キャリアで販売している端末は、一部の周波数(バンド)に対応していないことがあります。
たとえるなら、ソフトバンクで購入した端末をSIMロック解除し、auやドコモのSIMカードでは使えないといった感じです。
なので、SIMロック解除前にキャリアが公表している端末ごとの対応周波数をチェックしておかないといけません。

出典:総務省

まずは自身が使っているキャリアと乗り換え先の周波数(バンド)を確認しておきましょう。
次に、端末の対応する周波数(バンド)が乗り換え先でも使えるか、端末を購入したキャリアのホームページで確認する必要があります。

ドコモ:SIMロック解除対応機種および対応周波数帯(PDF)
au:SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧
ソフトバンク:SIMロック解除が可能な機種の周波数帯一覧(PDF)

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