【2023年版】Povo・ahamo・LINEMOとその他の格安SIM(MVNO)選ぶならどっち?

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MNO4社の新料金と格安SIM(MVNO)の新料金プラン、選ぶならどっちがいいか解説。

ドコモ・ソフトバンク・auの大手3キャリアは、オンライン専用の新ブランド(新料金プラン)の提供を開始。2021年4月1日(木)からは、楽天モバイルも新料金プランをスタートしています。

追従するように格安SIM(MVNO)でも新料金プランの提供を続々と開始し、2021年以降は今までより安くスマホを持てるようになりました。
ユーザー側は、何もしないと料金はそのままで、どこに乗り換えるのか検討して行動をしないと安くはなりません。
今回は、MNO3社のオンライン専用プランと格安SIM(MVNO)で、選ぶポイントについて解説。あわせて、楽天モバイルの料金プランについても紹介しています。

MNOのオンライン専用プランと格安SIM(MVNO)の決め方

MNOはオンライン専用プランとして、ドコモはahamo(アハモ)、ソフトバンクはLINEMO(ラインモ)、auはpovo(ポヴォ)を提供。楽天モバイルに関してはオンラインだけでなく、実店舗での申込みも可能です。
基本的な決め方としては、毎月20GB前後のデータ利用量で、安定したネット速度を維持しつつ月額料金を抑えたいのなら、MNO4社の新プランを選ぶといいでしょう。
逆に、20GBは多すぎると思うのなら、格安SIM(MVNO)を選ぶといった感じです。
格安SIM(MVNO)の場合、通信速度に不安があるため、速度を重視したいという人は注意しましょう。
格安SIM(MVNO)も、基本的にオンラインで申込むという点は同じです。
格安SIM(MVNO)は、事業者ごとにいろいろな料金プランが用意されているので、自分の使い方に合わせたデータ量と料金プランを選べることが強みといえます。

MNO4社の新料金とサービスを比較

ドコモ
(ahamo)
ソフトバンク
(LINEMO)
au
(povo2.0)
月額料金税込2,970円税込990円~基本料0円~
データ量20GB20GB1GB~150GB
通話1回5分間
かけ放題
税込22円/30秒税込22円/30秒
5G対応対応対応
申込み/
サポート
オンライン/店頭オンラインオンライン
キャリア
メール
×××
備考・通話5分超過後
税込22円30秒
・LINEアプリは
データ量ノーカウント
・通話オプション別途提供
・5分間かけ放題
税込550円で追加可能
・24時間データ使い放題
税込330円で追加可能
楽天モバイル
月額料金0円~税込3,278円
データ量・0GB~20GB
20GB以降は無制限
通話専用アプリ利用でかけ放題
5G一部エリアにて対応
申込/サポートオンラインと実店舗
キャリアメール提供
備考1ヶ月のデータ利用量で料金が変動

月額料金は、LINEMOとpovoがもっとも安い代わりに、通話定額がついてきません。
電話をあまり利用しないという人は、LINEMOかpovoを検討するとよさそうです。
ドコモのahamoは、月額料金に5分間の通話定額がついてきて税込2,970円からとなっており、短い通話をよくする人に最適といえます。
ライトユーザーからヘビーユーザー、幅広い層が使える楽天モバイルは、20GBを超えると以降は税込3,278円で以降はデータ無制限の使い放題となります。
ただし、楽天モバイルで無制限となるのは楽天エリア限定。パートナーエリアは月5GBまでとなるので注意が必要です。

格安SIM(MVNO)の料金は?

格安SIM(MVNO)の新料金プランは、ほとんどの事業者が1GBプランで約1,000円、20GBでも2,000円前後といったところです。
格安SIM(MVNO)事業者によって、選べるプランや料金はバラバラ。1GBといった低容量のデータ量が提供されているので、ライトユーザーは格安SIM(MVNO)を検討するといいでしょう。

事業者名料金提供開始日
mineo1GB1,180円(税込1,360円)~提供中
BIGLOBEモバイル1GB980円(税込1,078円)~提供中
IIJmio2GB780円(税込858円)~2021/4/1~
J:COMモバイル1GB980円(税込1,078円)~提供中
リンクスメイト1GB670円(税込737円)~提供中
OCNモバイルONE1GB700円(税込770円)2021/4/1~
LIBMO(リブモ)1GB980円(税込1,078)円~提供中
nuroモバイル3GB720円(税込792円)~2021/4/1~
イオンモバイル0.5GB930円(税込1,023円)~2021/4/1~

料金は音声通話SIMで、よく選ばれている低容量プランを掲載しています。
なおリンクスメイトは、100MBプランなど、1GB以下のプランも用意されています。
格安SIM(MVNO)の新料金プランは、20GBでも大手の新料金より安く設定されていることが多いです。

Povo・ahamo・LINEMOのメリット・デメリット

MNO新料金のメリットとデメリットについて触れていきます。
Povo・ahamo・LINEMO、各プランに共通する内容をまとめたので、申込み前にメリット・デメリットを把握しておきましょう。

MNO新料金のメリット

・料金プランがわかりやすい
・オンラインで手軽に申込める
・複雑な割引サービスなし、どのユーザーにも一定の料金で提供
・安定した通信品質に期待ができる

オンライン専用プランという特性上、わかりやすい料金プランが特徴的です。
MNOの通常プランでよくある、複雑な割引きサービスもないので、誰でも一定の料金でスマホを使うことができます。

MNO新料金のデメリット

・スマホとセットで購入できない
・料金プランがひとつだけ
・乗り換えによって既存サービスを解約する必要がある
・キャリアメールが使えない(持ち越しサービスの申込みが必要)
・余ったデータ量を繰り越しできない
・サポートはオンラインのみ

スマホとのセットは、ドコモと楽天モバイルならSIMカードと一緒に購入が可能です。
サポートがオンラインのみという点は、格安SIM(MVNO)でも同じデメリットといえます。
データ量の繰り越しができないことは、毎月使うデータ量にばらつきがある人にとって大きなデメリットです。
毎月使うデータ利用量にばらつきがある人は、段階制の楽天モバイルを検討してもいいでしょう。
「楽天モバイルは不安がある」という人は、UQモバイルやY!mobileといったサブブランドも一考です。

格安SIM(MVNO)のメリット・デメリット

格安SIMのメリットとデメリットについてまとめていきます。
MNOの新ブランドとも似ているので、あらかじめ確認しておきたいところです。

格安SIM(MVNO)のメリット

・使い方に合わせて選べる料金プラン
・スマホとセットで購入できる
・オンラインで手軽に申込める
・大手の新料金プランより全体的に安い
・データ利用量の繰り越しが可能

格安SIMというだけあって、料金はMNOの従来プランよりも安く、20GBプランでも新ブランドより安く提供されています。
料金だけでなく、スマホとセットで購入できることが大きなメリット。格安SIM(MVNO)事業者で販売しているスマホは、比較的安く端末を提供しています。
なので、SIMカードと一緒に新しいスマホも購入するという人が多いです。

格安SIM(MVNO)のデメリット

・通信速度が安定しない
・通話する際に専用アプリが必要
・LINEの年齢認証ができない
・キャリアメールが使えない
・サポートはオンラインのみ
・キャリアメールが使えない

格安SIM(MVNO)も、デメリットはかなり多いです。
ですが、すべての格安SIM(MVNO)事業者が同じデメリットがあるというわけではありません。
格安SIMは事業者ごとに専用の通話アプリを提供しており、アプリ経由で通話すると通話料が半額になる仕組みです。
通常の通話アプリでも通話はできますが、半額にならないことがデメリット。折返し電話する際に、うっかり通常の電話アプリを使ってしまって損することもあります。
しかし、OCNモバイルONEが専用アプリ不要でも半額になる仕組みを2021年4月からします。
専用アプリが不要になることで、通常の電話アプリでも半額で通話することが可能です。

LINEの年齢認証は、格安SIM(MVNO)でも対応する事業者が増えています。
現在(2023年2月時点)は、IIJmioとmineoがLINEの年齢認証に対応。デメリットである部分がどんどん排除され、格安SIMでも利便性が向上しています。

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