【BTO】そこそこのデスクトップパソコンとはどういうものか考えてみた

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「新しいデスクトップPCが欲しい」「でもどういうスペックを買えばいいかわからない」そんなことはありませんか?
予算が多ければ多いほどスペックの高いパソコンを購入できるのはもちろんですが、自分に合ったパソコンを選ぶことがポイントです。
自分合ったパソコンとは、パソコンを買って何をしたいかということです。
ひとことにゲームをしたいといっても4K画質で楽しみたいのか、”そこそこ”の画質である程度快適にプレイができればいいのかで必要なスペックが変わってきます。
今回は”そこそこ”をテーマに、”そこそこ”の値段で”そこそこ”のスペックをもったデスクトップPCについてまとめていきます。
*記事中の価格は特別に記載のない限り税別です。

そこそこのデスクトップPCとは

そこそこのデスクトップPCをどういうものか考えたとき、まずは予算を決めることからはじめてみました。
予算が10万円以上となると、ミドルハイクラスのゲーミングPCを購入することができます。
そこそこなので、予算は10万円以下に絞りたいとおもいます。
スペック面ですが、PCを買って何がしたいかにもよるのでひとまずはユーザーの要求にある程度応えることができるPCとしておきましょう。

10万円以下でそこそこのデスクトップPCを見てみる

ここからは実査に10万円以下でどういうデスクトップPCが購入できるのか、BTOパソコンを取り扱っているショップから厳選して紹介していきます。

FRONTIERダイレクト:GBシリーズ(第8世代Core i3-8100搭載モデル)

BTOパソコンを取り扱うFRONTIERダイレクトにて販売しているGBシリーズ。第8世代Intelプロセッサーを搭載しながら10万円を切るモデルです。(モニタ別売り)
第8世代Core i3-8100を搭載し、メモリが8GB、10万円以下のデスクトップPCだと電源は80 PLUS BRONZE対応が多いところを、このモデルは電源効率のよい80 PLUS GOLD対応です。
オーバークロックに対応したチップセットZ370-Aを採用し、第8世代Intel Coreプロセッサーを搭載していながら高いコスパを実現していますが、ビデオカードが搭載しておらずPUBGなどの3Dゲームには不向きで、ストレージもSSD320GBと物足りない印象はあります。
とくにゲームをする気がないというかたは、ネットサーフィンや動画を視聴するといった普段使いなら問題なく動作してくれるモデルといえます。
気が変わってSteamでゲームをしたくなったとしても、CPU内蔵グラフィックのインテル UHD グラフィックス 630で、画質などを調整するとそこそこ動作してくれそうです。

FRONTIERダイレクト:http://www.frontier-direct.jp/

FRONTIERダイレクト:GAシリーズ(第2世代Ryzen搭載モデル)

2018年4月19日に発売された最新のCPU、第2世代Ryzenを搭載したモデルです。(モニタ別売り)
無償で最上位であるRyzen 7 2700Xにアップグレードしてくれる点はかなり魅力的。最新で最上位のCPUを搭載していながら10万円を切るコスパとなっています。
グラフィックはNVIDIA GeForce GT 730を搭載しており、「ないよりはマシ」といった性能のビデオカードですが、3Dをあまり使っていないゲームなら設定次第でそれなりに動作してくるでしょう。
チップセットはX370なのでオーバークロックには対応していませんが、価格を考えると妥当なところといえます。
8コア16スレッドのRyzen 7 2700/2700Xは、Ryzenシリーズの弱点ともいわれていたゲーミング性能も向上しており、簡単な動画編集もこなしたりとマルチに活躍できる性能をもっています。
FRONTIERダイレクトでは本モデル以外にも第2世代Ryzen搭載モデルが掲載されているので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

FRONTIERダイレクト:http://www.frontier-direct.jp/

ツクモ:G-GEAR mini(第8世代Core i3-8100搭載モデル)

BTOパソコンを取り扱うツクモネットショップで販売しているG-GEAR miniは、第8世代Core i3-8100と8GBのRAMを組み合わせながら7万円台で販売しているモデルです。さらにGeForce GTX 1050(2GB)を搭載しているので、設定次第ではゲームも十分楽しむことができます。
ネットワーク面は、イーサネット(有線LAN)だけでなく11acの高速無線LANに対応している点もうれしいです。
電源は500W 80PLUS SILVER対応で、”そこそこ”にふさわしいコスパと性能を実現しています。ただし、ストレージがSSD240GBなのが致命傷といえます。
デスクトップPCの買い替えを考えている方は、今使っているPCと性能面を比較してみるといいかもしれません。
また、はじめてデスクトップPCを購入するといったかたもエントリーモデルとしても十分。モニタとあわせても総額10万円以下で購入することができそうです。

ツクモネットショップ:G-GEAR mini GI3J-A180/T詳細

ツクモ:G-GEAR(第2世代Ryzen搭載モデル)

ツクモネットショップで取り扱う第2世代Ryzen搭載モデルです。(モニタ別売り)
CPUはRyzen 5 2600を標準搭載。キャンペーン中につき、Ryzen 5 2600Xと2TBのHDDへ無償アップグレードすることが可能です。
チップセットは拡張性が高くトリプルモニターにも対応するASRock AB350 Pro4 (ATX)。ビデオカードはGeForce GTX 1050Ti(4GB)を搭載。さきほどのG-GEAR miniに搭載されている、GeForce GTX 1050よりビデオメモリが2GB多くなっています。
Ryzen 5 2600/2600Xは、Ryzen 7 2700/2700XよりワンランクダウンのCPUですが、6コア12スレッドで、コア数とスレッド数だけでいえばCore i7 8700Kと同等です。

ツクモネットショップ:G-GEAR GA5A-A180/T詳細

PCゲームはしない、ネットや動画だけで十分

PCゲームをする予定はなくネットや動画だけで十分という場合は、選択の幅が広がります。
PCゲームをする予定がないのであれば、グラッフィクボードを搭載していないモデルでそこそこいいデスクトップPCを購入することが可能です。
極論、ネットや動画だけで十分ということなら何でもよくなるわけですが、価格や全体的なスペックのバランスが難しいといえます。

ドスパラ:Slim Magnate IM

PCのゲームはしない、ネット検索やネットショッピング、動画を見るだけで十分という場合に選んだそこそこいいデスクトップPC1台目は、ドスパラのSlim Magnate IMです。
OSはWindows10 Homeをプリインストール、ゲーミングPCではないので本体は置き場所に困らないスリムタイプをチョイス。CPUは第8世代Intel Core i5-8400と8GBのメモリを組み合わせたモデルです。
2017年に発売されたばかりの6コア6スレッドのCPUを搭載しており、普段使いならメモリも8GBでかなり余裕があると思います。
DVDスーパーマルチドライブを標準装備しており、DVDの書込や再生にも対応しています。
価格は65,980円。購入時に19,000円プラスでMicrosoft Office Personal 2016を選択することが可能です。

ドスパラ公式サイト:https://www.dospara.co.jp/

FRONTIERダイレクト:FRBSH310/A BSHシリーズ

手を出しやすいという意味で、5万円台のそこそこいいデスクトップPCがFRONTIERで販売しています。
こちらもWindows 10 Homeをプリインストールしていて、本体はスリムタイプ。第8世代Core i3-8100と8GBメモリを組み合わせています。
Officeソフトは付属していないので、購入時にプラス18,000円でMicrosoft Office Personalを選択することが可能です。
ドスパラのモデルもそうですが、BTOパソコンは低価格でそこそこいい性能を持っている反面、Officeソフトはほとんど付属していません。
もしも手元にOfficeとライセンスがあるのなら、そちらを使った方が費用を抑えることが可能です。
ネットや動画程度でしかPCは使わないといっても、1台を長く使い続けることを考えると第8世代Intelプロセッサと8GB以上のメモリを搭載していることが、そこそこいいデスクトップPCの条件かなと思います。
FRONTIERダイレクトでは今回例にあげたPCのほかに、いろいろなPCがお買得になるセールも定期的に実施しています。

FRONTIERダイレクト:http://www.frontier-direct.jp/

Intelプロセッサーか第2世代Ryzenどちらを選べばいい?

ゲーミングPCでは、第8世代Intelプロセッサー搭載PCと第2世代Ryzen搭載PCを交互に紹介していきました。
第8世代IntelプロセッサーだとCore i7 8700Kが人気ですが、どうしても10万円を超えてしまいハイエンドモデルとなってしまいます。
”そこそこ”いいというのであればCore i3-8100となり、Core i3だと少し物足りない気もしますが、4コア4スレッドでそこそこ負荷をかけても問題のないCPUとなります。どちらかというとIntelプロセッサーはPCゲームをしたいユーザーに人気です。

一方、第2世代Ryzenは動画編集といったクリエイティブ系に強く、弱いとされていたゲーミング性能も向上しており、第2世代Ryzenが発売されてからユーザーの評価が変わりつつあるCPUです。
とりあえずデスクトップPCは欲しいけどまだ何に使うか決めかねているのなら、万能ともいえる第2世代Ryzen搭載PCを選ぶといいでしょう。

まとめ

今回は”そこそこ”いい値段で”そこそこ”よいデスクトップPCを4モデル紹介してきました。
とくにツクモのG-GEAR miniは、ストレージの少なさを妥協すれば”そこそこ”にふさわしいコスパと性能なので、ぜひチェックしておきたいモデルとなっています。
第2世代Ryzenもまだ発売されたばかりなので、1台持っていれば数年問題なく使い続けることができるでしょう。
もちろん、今回紹介したデスクトップPCよりも安いモデルはありますし、中古も視野に入れると購入する幅が広がりますが、やっぱり”そこそこ”いいものを長く使い続けたいものです。

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