大手キャリアから格安SIMに乗り換えるタイミングはいつ?

記事内にはPR(プロモーション)広告が含まれています。

格安SIMへの乗り換えを妨げる大手キャリアの厄介な2年縛り。更新月以外に乗り換えた方がいい場合もあります。

ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアから格安SIMに乗り換えを考える時、迷ってしまうのが乗り換えるタイミングです。
とくに乗り換えるべきかどうかを迷わせてしまう原因といえば、2年縛りなどの年契約ではないでしょうか。
更新月以外に解約をして乗り換えると、違約金やMNP転出手数料など15,000円近く払わないといけないことがあります。
ベストは更新月に解約をして乗り換えることです。
年契約の終わりまで、半年以上の期間があるのならすぐ格安SIMに乗り換えた方が最終的におトクかもしれません。
今回は、大手キャリアからの格安SIMに乗り換えるタイミングや乗り換え費用を紹介します。
*本記事に記載の料金は、特別な記載がない限り税抜きです。

格安SIMへの乗り換え費用

今使っている電話番号をそのまま使うMNP転出、更新月外の解約を想定して、乗り換え費用がいくらになるかシミュレーションします。

移転元(ドコモ・au・ソフトバンク)に支払う料金
・契約解除料(違約金):9,500円
・MNP転出手数料:3,000円

移転先(格安SIM業者)に支払う料金
・契約事務手数料:3,000円
・SIM発行手数料:500円
合計16,000円

更新月に解約をして、MNPをしなければ格安SIMを契約する際の契約事務手数料とSIM発行手数料のみで格安SIMに移行することができます。
乗り換え費用については、格安SIM各社のキャッシュバックキャンペーンを利用するとおトクに乗り換えることが可能です。
ただし、キャッシュバックに関してはすぐに振り込まれるものではないので注意しましょう。

キャッシュバック可能な格安SIM

楽天モバイル 10,000~20,000円キャッシュバック

UQモバイル 13,000円キャッシュバック(UQ正規代理店)

BIGLOBEモバイル 最大15,600円キャッシュバック(2018年6月3日まで)

NifMo 最大16,400円キャッシュバック(キャッシュバック対象SIM完売)

更新月まで5ヶ月以上あるならすぐ乗り換えるべき

今契約しているキャリアの更新月まで5ヶ月以上あるのなら、すぐ乗り換えをした方が最終的にもとが取れる可能性があります。
ただし、使っているスマホが分割払いで毎月の利用料金と合算されている場合は注意が必要です。
解約することで、ドコモの月々サポートなどの端末購入をサポートするサービスが解約することでなくなり、端末代金の残債が請求されるからです。

大手3社の更新月以外での解約違約金は下記の通りです。

ドコモ
違約金9,500円
MNP転出手数料2,000円

au
違約金9,500円
MNP転出手数料3,000円

ソフトバンク
違約金9,500円
MNP転出手数料3,000円もしくは5,000円

先程の乗り換えシミュレーションでは、乗り換え費用は16,000円となりました。
今支払っているスマホの料金が格安SIMに乗り換えることで3,000円以上安くなるのなら、5ヶ月か半年で乗り換え費用のもとが取れる計算です。
更新月が半年以上残っているのならすぐに乗り換えしてもいいでしょう。

まとめ

大手キャリアから格安SIMに乗り換えるタイミングは結局人それぞれですが、初期費用と乗り換えた後どれくらいおトクになるかをよく考えた方が良さそうです。
更新月まで残り4ヶ月なら、無理して違約金を払わずにゆっくり格安SIMを探すことをオススメします。
逆に5ヶ月以上残っているのなら、2年縛りの解約金を払ってでも格安SIMに乗り換えることでもとが取れる可能性はあります。
ただ、格安SIMは大手キャリアと比べると通信速度が安定しなかったり、キャリアメールが使えなかったりと不便な面もあるので、慌てず慎重に乗り換えを検討した方がいいでしょう。
関連記事:格安SIMを契約する前に確認しておきたいデメリットとは?

タイトルとURLをコピーしました