契約する前に知っておきたいソフトバンクエアーのデメリット

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工事不要、コンセントを挿すだけでワイヤレスインターネットが使えるようになるソフトバンクエアー。
ソフトバンクスマホを契約している方はセット割を適用することができて、光回線などの固定回線を引くことができない方にオススメです。
しかし、いろいろなインターネットサービスがあるなか、本当にソフトバンクエアーを契約していいか迷ってしまいます。
今回はソフトバンクエアーを本当に契約するべきなのか、契約する際の確認しておきたい点やデメリットを中心にまとめていきます。

ソフトバンクエアーをオススメしたい人は?

ソフトバンクエアーがオススメの方は…

光回線などの固定回線が引けない

ソフトバンクスマホ・ワイモバイルを契約していてセット割を適用させたい人

PC・PS4などを使ってネットゲームを利用しない

この3点にあてはまっているという方は、ソフトバンクエアーの契約を検討してもいいかなと思います。
ソフトバンクエアーは他のポケットWi-Fiと異なり容量制限もないので、すぐにインターネットを使いたいという方にピッタリです。
しかし、メリットやデメリットをおさえていないと契約したあとで後悔することになるでしょう。

ソフトバンクエアーのメリットは?

まずはソフトバンクエアーのメリットをまとめていきます。

・工事不要
・データ容量制限なし
・ソフトバンクスマホ・ワイモバイルとのセット割あり
・下り最大速度350Mbps
・有線接続も可能(Airターミナル2、3にはLANポート2基搭載)

ひとまずあげられるメリットはこの5点です。
気になる速度に関しては、ベストエフォート型なので使用する場所や接続する機器台数によります。
同時に接続できる機器台数は64台で、家中のいろいろな機器をネット接続することができますが、実際に64台も接続するとネット速度が不安定になることは容易に予想できますね。

ソフトバンクエアーのデメリットは?

ソフトバンクエアーのデメリットをまとめていきます。
デメリットに関しては契約前によく把握しておいてほしいので、一つひとつ項目ごとに解説もしていきます。

・ネット速度が安定しない
・速度制限あり
・契約した住所でしか使えない
・2年縛りあり
・機器代(Airターミナル)が高い
・設定は結局必要

ネット速度が安定しない

下り最大速度350Mbpsをウリにしていますが、ベストエフォート型なので必ず最大速度が出るわけではありません。
さらに、エリアによっても速度が異なる為、契約する前にソフトバンクエアー対応エリアか確認しておくようにしましょう。
ソフトバンク公式:「SoftBank Air」住所別下り最大通信速度情報

ネット速度が安定しないという場合はAirターミナルを窓の近くに置いたり、同時接続している機器の台数を減らすなどして対応する必要があります。
結局のところ、無線接続するタイプなので対応エリアかどうか確認をして、実際に使ってみないとわかりません。

速度制限あり

ソフトバンクエアーは速度制限、いわゆる帯域制限を実施することがあります。
ソフトバンク公式:SoftBank Air の速度制限などについて

ソフトバンク公式が発表している速度制限について気になる点が、
「動画閲覧、高画質画像閲覧、P2P ファイル交換、ソフトウェアダウンロードなどを伴うサイト、アプリケーションなど」という記載です。
YouTubeやニコニコなどの動画サイトで動画を視聴するユーザーが多いなか、動画視聴を制限されてしまうと困りますよね。
この件についてソフトバンクに確認したところ、下記のような回答を得られました。
・夜間など利用が集中する時間帯に速度制限を実施
・全エリアで実施するわけではなく、負荷が大きくなった特定のエリアで実施
・アクセスするサイトごとに速度制限をかけるようなことはしない
・制限する速度に下限はなく、一概に何Mbpsとは言えない
・速度制限が実施された場合、YouTubeの最低画質に設定してギリギリ視聴できるくらいの速度になる(スマホをWi-Fi接続時)
・エリアにもよるが、月に3~5回速度制限を実施する可能性がある

契約した住所でしか使えない

ソフトバンクエアーはコンセントを挿すだけでインターネットに接続することができますが、自宅など契約した住所でしか利用することができません。つまり、旅行先にソフトバンクエアーのAirターミナルを持っていきインターネットに接続するといった使い方はできないということです。
たとえば、引っ越し先でもソフトバンクエアーを利用したいというケースの場合どうなるのでしょうか。
答えは、契約内容を変更して新しい住所にすると使用することができます。
契約内容の変更は早くて即日行えるので、引っ越しをしてから契約内容を変更しても使えなくなる期間は長くて1日程度といったところです。

2年縛り(実質4年縛り)あり

ソフトバンクエアーは2年間(24ヶ月)の縛りがあります。
更新月以外に解約をすると違約金として9,500円(税別)が請求されます。
「なら、更新月に解約をすれば0円じゃないか」と考えてしまいますが、実はここで注意したいポイントがあります。
それは、契約によっては「Airターミナル」の残債が請求されるという点です。
「Airターミナル」を割賦(分割)で契約して更新月である24ヶ月目に解約した場合、概算ですが残債19,440円(1620円×12ヶ月)を請求されます。
もしも、違約金など0円で解約したいということなら、4年間(48ヶ月)契約して36ヶ月の割賦金を払い終えている必要があります。
これがソフトバンクエアーの実質4年縛りと言われているからくりです。
2年縛りはいいとして、Airターミナルの残債を発生させない為にはAirターミナルをレンタルして契約する方法があります。Airターミナルのレンタル料は月々490円です。
Airターミナルを割賦払いする際の月額料金とレンタルした際の月額料金は下記の通りです。

Airターミナルを割賦(分割)契約


出典:ソフトバンク公式

Airターミナルをレンタルして契約


出典:ソフトバンク公式

機器代(Airターミナル)が高すぎる

ソフトバンクエアーを実質4年縛りにしてしまう犯人、「Airターミナル」の価格は58,320円(税込)です。
正直、高すぎると思いませんか?そこそこスペックの高いスマホ1台購入できるレベルの価格です。
ソフトバンクエアーのようなネットサービスを利用したいということなら、UQWiMAXのWiMAXルーターを検討してもいいかなと思います。

こちらはUQWiMAXで購入することができる「Speed Wi-Fi HOME L01」で、価格は2,800円です。
対応しているエリアなら下り最大速度は440Mbpsですが、対応エリアがまだ少ない点と通信量の制限がある点がネックです。
ソフトバンクエアーと同様にコンセントを挿すだけでインターネットに接続ができ、LANポートも2基搭載しています。
もちろん、UQWiMAXを利用する際も年契約縛りがありますが、更新月に解約すれば違約金なしで解約することが可能です。
ちなみに、電源を供給できるのであれば旅行先に持っていって利用するといった使い方もできます。(持ち運びに適しているサイズとは言えませんが)

UQWiMAX公式サイト:http://www.uqwimax.jp/

結局設定は必要

ソフトバンクエアーなら設定不要でインターネットに接続することができると思っている方が多いです。
工事が不要というだけで、インターネットに接続するスマホやPC側の設定は必要です。
とは言っても他のインターネットサービスでも設定は必要なので、大きなデメリットではないでしょう。
設定自体は簡単で、インターネットに接続したいスマホでネットワークを検索して暗号キーを入力するだけです。

まとめ

工事不要、簡単に自宅のインターネット環境を作ることができるソフトバンクエアーのデメリット中心にまとめてきました。
実際に注意したいポイントとしては対応エリアであるか確認すること、そして2年縛り(実質4年縛り)です。
「Airターミナル」の購入費をどう考えるかですが、ソフトバンク公式ショップで契約するのではなく、代理店のキャッシュバックキャンペーンを利用して残債にあてるようにすると損することはないでしょう。

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どうしても自宅に固定回線を引くことができないということであれば、ソフトバンクエアーの契約を検討してもいいでしょう。その代り、PCやPS4などでネットゲームをするのは難しいです。
著者も無線環境(WiMAXルーター)でネットゲームをしていた時期がありますが反応速度を示すPING値が悪く、ラグの発生も酷いのでゲームにならなかった記憶があります。
ソフトバンクエアーもWiMAXルーターもそうですが、どういう風に自宅のネット環境を整えたいのかをよく考えて契約するようにしましょう。

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