「Windows10 S」って?日本でも搭載モデルの予約スタート

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5月に発表されたMicrosoftの新OS「Windows10 S」を搭載した「Surface Laptop」の予約が開始されました。
日本での発売日は、7月20日を予定しています。
「Windows10 S」は、教育期間向けのOSとして発表されたものですが、「Surface Laptop」を購入すれば、一般のユーザーも利用することができます。
今回は、「Windows10 S」がどういうOSなのかについて触れていきます。

Windowsストア以外のアプリはインストール不可?

「Windows10 S」は、Windowsストアで配信されているアプリのみインストールすることができます。
サードパーティ製のアプリはインストール不可で、インストールをしようとすると、OS権限で停止され、Windowsストア内の類似アプリを紹介されるそうです。
なお、インストールするには「Windows10 Pro」へ切り替える必要があり、「Windwos10 S」搭載PCから「Windows10 Pro」への切り替えは、2017年12月31日までは無料で、以降は6,900円で切り替えることができます。
また、

Windows10 Proの機能も一部搭載

ストレージを暗号化して情報漏えいを防ぐことができるBitLockerやWindows Update for Businessが「Windows10 S」にも搭載されています。
どちらかと言うと、「Windows10 HOME」と「Windows10 Pro」の中間に位置するのが「Windows10 S」という印象です。

Windows10 Sのバンドルソフト

「Minecraft」を教育向けの仕様にした「Minecraft Education Edition」の利用権や、Office 365 Educationの1年間無料利用権がバンドルされます。
これらが日本国内向けに発売される「Windows10 S」にバンドルされのかは明らかになってはいませんが、エデュケーションとつくだけあって、やはり教育機関向けのOSであることがうかがえます。

一般ユーザーの利用価値はほぼナシ?

日本国内では、Microsoftの他に、AcerやDELL、HP、富士通から「Windows10 S」搭載モデルのPCを発売予定です。
教育機関に向けたOSとなる為、家電量販店などで「Windows10 S」搭載モデルのPCを見かけることは少ないのではないかと予想されます。
Windowsストア経由のアプリ以外インストールできない点などを見ると、一般ユーザーが利用する意味は特にないように見受けられます。
Microsoft:「Surface Laptop」(Windows S搭載モデル)

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