教育現場にVOCALOID導入か

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多くの小中学校の教育現場にVOCALOID(ボーカロイド)を用いた授業が導入される日が近いかもしれません。
YAMAHAが開発した歌声合成技術VOCALOIDは、打ち込んだメロディに歌詞をつけると、収録された『人の声』を合成して歌ってくれるソフトウェアです。
ニコニコ動画で爆発的に人気を博し、今も人気のVOCALOIDが『ボーカロイド教育版』として2017年2月7日に発売されます。

今発売されているVOCALOIDとの違いは?

現在発売されているVOCALOIDとの違いは教育現場向けに改良されている点です。
例えばピアノロールは、カラフルで大きく見やすいものになっていたり、タッチパネルに対応して直感的な操作ができるようになっています。
サンプル伴奏やピアノやリコーダーなど楽器の音色も搭載されており、これまでのVOCALOIDのように音源制作用のソフトが別途用意する必要がなく、素早く成果を発表することができるようになっています。

VOCALOID3 Editor
v2

ボーカロイド教育版
v1

参考:http://ses.yamaha.com/products/vocaloid_edu/

これから期待されること

現在、『ボーカロイド教育版』を用いて複数の小中学校がトライアルを実施しています。
これまでは教科書に載っている曲を合唱したりリコーダーで演奏したりと受け身だった授業が、『ボーカロイド教育版』が広まることで『創作する』授業に変わっていくのではないかと期待しています。
ピアノロールに適当に並べたメロディでも、その場で歌になったものを聞くと、子供達は感動するのではないでしょうか。
創造力をふくらませて、自分で試行錯誤しながら作った曲には愛着が湧き音楽そのものに興味が持てる授業がこれから行われるようになるかもしれません。

『ボーカロイド教育版』は2017年2月7日発売予定で、シングルライセンス20000円(税別)は個人でも購入することができます。
校内で使用する際の無制限ライセンスに関しては問い合わせが必要になります。
詳しくはhttp://ses.yamaha.com/products/vocaloid_edu/までお問い合わせください。

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